「パークビュー四ツ池」リノベーション後に北欧インテリアでコーディネート完了!

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四ツ池公園に隣接するタワー型賃貸マンション「パークビュー四ツ池」のリノベーションが完成したモデルルームを今回は北欧のビンテージ家具を中心にladeでコーディネートさせていただきました。広々と開放的なお部屋に家具が搬入されると、一層ライフスタイルをイメージしやすくなります。北欧ビンテージ家具には、愛着溢れる顔があり、飴色の温かさを感じさせる木目と風合い、存在感溢れる佇まいと美しいラインが見受けられます。曲線使いも素晴らしいものが多く、ディティールも納得の品々ばかりで、家具が1つのアートといっても過言ではないでしょう。使えば使うほどに味のある顔立ちになり、馴染むその姿にこそ良さを実感することができます。それでは、今回コーディネーートさせていただいた家具を一気に紹介させていただきます♪

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ホームパーティやイベント会場として活躍させるダイニングには、大きな丸いテーブルを用意しました。北欧デザインで販売されている大型のテーブルを探すも、なかなか理想に近いものが見付かりません。そこで、今回ダイニングテーブルは、設計を担当してくれた長谷守保氏の自宅に置かれたものを気に入っていたこともあり、その造り手さんを紹介してもらうことにしました。浜松の山奥でコツコツと家具造りに励まれる「ひかべ家具製作所」の日下部喜昭さんにお願いし、直径1m60cmナラ材のダイニングテーブルをオーダー。すべて手仕事で制作してくださるので、丸みや太さ、厚みなどの細かなディテールもお伝えし、シンプルだけれど素材の持つ味わいを活かしたデザインにこだわっています。完成したテーブルを目の当たりにすると想像以上に素晴らしい出来上がりに!悠々と4人で掛けるのも良いですが、テーブル足の間に椅子を2脚ずつ用意すれば最大で8名ほどが席に付いても、さほど窮屈感の出ない大きさとなります。他ではなかなか無いこの大きなダイニングテーブルを置いても、まだリビングスペースにはゆとりの空間が生まれます。このゆとりの空間こそが快適なライフスタイルに必要なのです♪

ダイニングテーブルに合わせて、1944年に設立されたデンマークのJ.L.Moller社製の「ダイニングチェアNo.75」をコーディネート。創業者のニールス・O・モラーによりデザインされた物です。ニールス・O・モラーとは、妥協を許さない職人として高い誇りを持ち続けたデザイナーで、素材の選定にもかなりのこだわりがあり、最善の素材以外は全て破棄していたそうです。工程の最後は機械に頼らず、職人の手により仕上げられている為、熟練の接合技術で継ぎ目がほとんど目立ちません。木を削り出して作った美しいラインは木の温かい質感と風合いを感じさせ、シンプルながらも実に上品です。木を削り出した丸みのあるデザインはまるで美術品。北欧家具の高品質で芸術性のあるデザインを是非ご自身で腰掛けご堪能いただければと思います♪

そしてダイニングセットに合わせたダイニングの照明は、デンマークの偉大な建築家であるArne Jacobsen アルネ・ヤコブセンが制作したデザイン史に残る名作louis poulsen ルイスポールセンの「AJ Royal ホワイト」を用意しました。大きな丸みを帯びた傘が優しさを演出し、下面への明るい光とスリットから上方に漏れる光のバランスが抜群です♪

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家電は今後、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器、洗濯機等が搬入される予定です。写真奥右手のキッチンボード上に設置しましたのは、プロダクトデザイナーである深澤直人氏がデザインディレクターを務める±0 プラスマイナスゼロの「オーブントースター」を用意しました。横イッパイに真っすぐに伸びた持ち手、角のない丸みを帯びたフォルム。ダイニングの収納棚や食卓に置いた時、サマになる佇まい。意外と見せっぱなしになるオーブントースターは、デザインと機能で選びたいもの。ダイニングでのちょっとしたおもてなしの際も、こんなルックスなら置いてあっても邪魔にはなりません。また、デイリーで使いやすい横型を、極力横幅を小さくし置きやすいサイズ感にしたすっきりデザインながら、庫内は広めなため、山形パン2枚、直径20cmのピザも焼ける機能派です♪

深澤直人
山梨県出身のプロダクトデザイナー。1956年生まれ。多摩美術大学プロダクトデザイン科を卒業後、セイコーエプソンを経て、米国デザインコンサルティング会社「IDEO」に所属。2003年に独立し「Naoto Fukasawa Designを設立。2002年度毎日デザイン賞ほか、国内外で数多くのデザイン賞を受賞しています。

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キッチンから見渡す広々としたダイニングスペース。自然に囲まれ、緑に恵まれたロケーション。こんな素敵なキッチンならば、大切なパートナーや家族が寛ぐ姿を眺めながら、ついつい美味しい料理をたくさん作ってあげたくなりますね♪

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ダイニングから一間続きのリビングスペースは、どのようにレイアウトしても良いように自由度の高い空間となります。今回は、読書を楽しんだり、お茶を嗜んだりとゆとりある空間として利用するのはもちろんのこと、来客時にも寛いでいただける空間を用意しました。壁面に忍ばせた間接照明の光を邪魔しないよう、コーナー部にイタリアを代表する照明メーカーであるアルテミデ社のフロアスタンドを用意しています。アルテミデ社は1959年の創業以来、斬新で大胆なデザイン開発力で世界的評価を受けており、社長のエルネスト・ジスモンディをはじめ、エットーレ・ソットサス、マリオ・ベリーニ、リチャード・サッパー、ミケーレ・デ・ルッキなど多くのデザイナーの作品を送り出し、そのままイタリアデザイン史の一翼を担っています。我が家にあるFLOS フロスの「JILL ジル」よりも線が強く存在感溢れるフロアスタンドです♪

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個性的でデザイン性に優れたデンマーク製のチェア2脚とコーヒーテーブルを組み合わせています。右手奥のハイバックチェアは、ゆったりと体を預け、秋の夜長に読書に更けるのも良いでしょう。手前のチェアは、繊細でとても美しいデザインを誇ります。美味しいコーヒーを片手に仲の良い友達とのティータイムを大切にされてみてはいかがでしょう♪

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リビングセンターの壁には、1950-60年代ビンテージライティングビューローを用意しました。スライド式の天板を引き出し、立ち上げますとビューロー(事務机または書きものテーブルのこと)としてお使いいただけます。これ1台でデスク、チェスト、ビューロー、飾り棚と多用途に使える大変便利な作品です。スペースを有効活用できる1台で、スッキリとした顔立ちと味わい深みを帯びた色合いがまた素敵です。ちょっとしたパソコン作業なども楽しめそうです。奥のコーナーには、床置きのyamagiwa ヤマギワの「MAYUHANA」を用意しました。グラスファイバーと樹脂の糸によって、繭のような繊細なフォルムを成型した「MAYUHANA」。デザインは、日本が誇る世界的建築家である伊東豊雄氏のもの。2007年にミラノで開催した「Yamagiwa Lighting Design 2007」で発表された作品の1つです。この「MAYUHANA」は5枚の花弁を持つ花をイメージ。下方に光を放射するシルバーボールランプを採用し、床面に印象的な光と影を広げ、柔らかく独創的な光の表情は、今までにない魅力ある空間を創造します♪

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ルイスポールセン
AJ Royal

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ひかべ家具製作所
ダイニングテーブル

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J.L.モラー
ダイニングチェアNo.75

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アルテミデ
フロアスタンド

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ヤマギワ
MAYUHANA

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1950-60年代ビンテージ
ライティングビューロー

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デンマークビンテージ
ハイバックチェア

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デンマークビンテージ
ラウンジチェア

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デンマークビンテージ
コーヒーテーブル

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今回、コーディネートさせていただいた家具の中で1番のお気に入りが、デンマークのH.P.Hansen Mobelindustri製作の60年代ビンテージ、チーク材サイドボードになります。程度良好で、内部もとても綺麗な状態を保っています。丸みを帯びたラインは、職人の手仕事の素晴らしさを感じる取ることができ、良い表情をしています。良い素材を使用した、良いデザインの家具は、普遍的な魅力を放ち続け受け継がれていくのでしょう♪

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自然に囲まれた好環境のパークビュー四ツ池のモデルルームは、今後ladeの活動拠点としながら内覧会や多くのパーティイベント、または友人たちの力を借りてワークショップ等を設けていく予定です!ご興味のある方は、ladeまでお問い合わせお待ちしております♪

パークビュー四ツ池
http://park-view.jp/

長谷守保建築計画
http://www.hase-a.com/

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