謹賀新年2026「婦人画報のおせち 和三段重(華)」で迎える華やかな我が家の正月

【 謹賀新年 】

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
皆々様におかれましては、清々しいお気持ちで新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

旧年中は格別のお力添えを賜り、誠にありがとうございました。
躍動と前進を象徴する午年にふさわしく、力強く駆け抜ける実り多き一年となりますよう努めてまいる所存でございます。

本年も変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、
新年のご挨拶とさせていただきます。

正月はのんびりと過ごし、愛犬ショコラと我が家で迎える元旦。朝から夫婦二人でキッチンに立ち、あれやこれやと準備に精を出す時間も、すっかり毎年恒例の大切なひとときとなっています。

和室を彩る正月花は、いつもお世話になっている大平台のフラワーショップ「草々-sou sou-」の店主・竹村麻衣子(Maiko Takemura)さんに今年もお願いしました。五葉松を主役に、ピンポンマムやデコラマム、スプレーマムをはじめ、葉牡丹やスイートピー、雲龍柳、南天の葉、デプトスペルマム・カッパーグローなど、縁起の良い花々を贅沢にあしらって。

お正月ならではの力強さと、やさしく華やぐ彩りが美しく調和したアレンジに、思わず背筋が伸びる新年の始まりです。

「伊勢海老の刺し盛り」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga) gen 大皿」

今年は食材の高騰の影響もあり、伊勢海老を扱うお店が少なく心配しましたが、無事に仕入れることができ、晴れやかな席にふさわしい豪華な刺し盛りが完成しました。主役の伊勢海老をはじめ、伊勢の真鯛、大トロまぐろ、鮑、寒ブリ、サーモン、縞鯵、雲丹、いくら、赤海老と、まさに贅を尽くしたラインナップ。今年の伊勢海老は、ねっとりとした食感に旨みがぎゅっと凝縮され、一口目から思わずため息がこぼれる美味しさ。まぐろは、普段は赤身派ですが、最初に味わう大トロは別格で、思わず天にも昇るような至福のひとときに。

「婦人画報のおせち 和三段重(華)」

毎年、新年の楽しみのひとつとなっているお取り寄せ御節。年の始まりを華やかに彩ってくれる存在として、今年も心待ちにしていました。そして今年選んだのは、豪華絢爛と名高い「婦人画報のおせち 和三段重(華)」。三段重の品目は全73品となり、目にも美しく、素材や味わいへのこだわりが随所に感じられる一品揃い。一段ずつ開ける瞬間からお正月ならではの特別感が広がります。新しい年の幕開けにふさわしい、晴れやかな御節を囲みながら、ゆったりとした元旦を楽しみます。

《 壱の重 》

紅白蒲鉾、丸穴子南蛮漬・レモンシロップ漬、海老芋旨煮、伊達巻、きんとん・渋皮栗甘露煮、有頭海老・餅玉串、黒豆煮・百合、甘露煮・紅白かんざし、たこ煮付け、くるみ餅(紅)・くるみ餅(白)・いくら醬油漬・北海道産数の子・松前漬、焼き湯葉巻・金柑蜜煮、鰆菜種焼・きのこときくらげの佃煮、つぶ貝とびっこ和え、炙りのどぐろ松葉・刻み昆布柚子風味、若鶏三色巻の14品。

《 弍の重 》

スモーク帆立・若桃甘露煮、蒸し鶏バジル和え、たこ梅酢和え、牛蒡ごまチーズ風味、さつま芋レモン風味・クランベリーくるみ、チーズ入り焼蒲鉾・華細工薔薇(紅)、タンスモーク塩レモン・杏子甘露煮、クリームオーロラ包み、塩トマト甘納豆・トマトとほうれん草の袱紗焼、スモークサーモン・ケッパー・ローストビーフ、レーズンレパン、チキン市松ロール、さつま芋新丈瀬戸内レモン風味・華細工薔薇(白)・紫キャベツのラぺ、ピリ辛小胡瓜・合鴨スモークの14品。

《 参の重 》

たたき牛蒡・紫花豆旨煮、梅型こんにゃく・蓮根旨煮・おくら浅漬、栗絞り・笹団子、いかジュレ和え、海鮮甘酢和え、銀鮭塩麴焼・筍の甘煮・あさり照り焼き串、鮑旨煮・梅花れんこん・小松菜と揚げの煮物、からすみ、カマス梅肉南蛮、日の出砧巻・紅白なます・かに風味土佐酢漬、うぐいす福紗、金粉羊羹抹茶・三色串の12品。

穴子、サーモン、バッテラ、梅大根、ズワイガニ、玉子、わさび高菜、連小鯛、海老、梅かつお礒巻、いくらと、10種以上の押し寿司をちりばめた、見た目も鮮やかな逸品。

彩り豊かな具材が織りなすモザイクのような佇まいが、食卓にひときわ華やぎを添える、贅沢なモザイク寿司です。

一口サイズで食べやすく、さまざまな味わいを少しずつ楽しめるのも嬉しい魅力です。

「握り寿司」

握り寿司は、大トロ、真鯛、サーモン、赤海老の四貫を用意。脂の甘みがとろける大トロ、上品な旨みの真鯛、ほどよいコクのサーモン、そしてぷりっとした食感が魅力の赤海老と、それぞれの個性が際立つ組み合わせ。厳選したネタを一貫ずつ丁寧に味わいながら、贅沢なひとときを楽しみました。

「澄まし汁仕立てのお雑煮」

あっさりといただく、澄まし汁仕立てのお雑煮。金時人参と大根で紅白を表し、祝いの席にふさわしい彩りに整えました。海老芋のほっこりとする旨み、椎茸の香り、ほろ苦さが心地よい菜花、爽やかな三つ葉を添え、仕上げにお餅をふたつ。素材それぞれの持ち味を引き立てる、滋味深くも晴れやかな一椀が、新年の食卓をやさしく締めくくります。

「蕪と金時人参の紅白なます」

箸休めには、蕪と金時人参で紅白に仕立て、柚子皮の香りをふんわりと添えたなますを用意しました。ほどよい酸味とやさしい甘みが口の中をすっと整え、合間にいただくたび、次の一品への期待を高めてくれます。さっぱりとしながらも、祝い膳にふさわしい上品な一皿です。

日本酒は、毎年恒例のお楽しみとなっている飲み比べ。今年は、新潟の銘酒2本と主人の実家でもある富山から選んだ1本を用意し、それぞれの味わいをじっくりと堪能。

[新潟]・八海醸造株式会社「八海山 純米大吟醸」
澄んだ口当たりと端正なキレが印象的で、雑味のない美しさが際立つ一本。
料理の味を引き立てる、安定感のある上品な味わいです。

[新潟]・加茂錦酒造「加茂錦 純米大吟醸」
華やかな香りと、やわらかな甘みが広がり、現代的で洗練された印象。
口に含むたび、ふくよかな余韻が楽しめます。

[富山]・株式会社高澤酒造場「有磯 曙 純米吟醸 別誂」
非常に柔らかな口当たりで、ミネラル感のある瑞々しい甘みと柑橘系の酸が心地よく調和。
後口はシャープでキレがよく、ほのかな熟成感が食欲をそそる、食中酒に最適な味わいです。

それぞれ異なる個性を持つ三種を飲み比べながら、料理との相性を楽しむ、贅沢なお正月のひとときとなりました。

テーブルの上に「アタシのもあるかな〜?」とひょっこりと顔を出しては、鼻をクンクンさせるショコラ。いつもの手作りご飯を少しだけ正月仕様の御馳走にしてあげたら、思いっきり完食してくれました。

朝早くから準備した御馳走を前に、慌ただしい日常から離れ、ゆっくりと時間をかけて味わうひととき。一品一品に向き合い、香りや食感、移ろう味わいを感じながら箸を進めることで、心まで自然と整っていきます。私たちにとって、「食べる」という行為は、ただ空腹を満たすためのものではなく、暮らしを豊かにし、人と時間をつなぐ大切な時間なのだと、あらためて実感するひとときです。

「婦人画報限定・井津美屋 冬の上生菓子 」6種6個
器:「Shimoo Design 浮様 丸盆」

冬の贈り物にもぴったりな、愛らしいモチーフの上生菓子。こちらもおせち同様に、今回は「婦人画報のお取り寄せ」にしました。伝統を大切にしながら現代の暮らしに寄り添う京都老舗和菓子店「京菓子司 井津美屋」より、「婦人画報のお取り寄せ」限定で、季節ごとに提供される冬のセット。職人が一つひとつ丁寧に仕上げた練り切り生地に、栗あんや焙じ茶あん、玄米茶あんなど多彩な餡を包み込み、寒牡丹や福梅、さざんかといった冬や新年を表す意匠で、目にも鮮やかな美しい佇まい。

フレーバーは、寒牡丹、水仙、福梅、姫椿、さざんか、手まりの全6種。季節の情景と職人の技を映し出した、上質な上生菓子の詰め合わせを緑茶とともに楽しみました。

元日の食卓をゆっくりと味わい尽くし、心も身体も満たされ、今年も新しい一年が静かに動き始めました。しなやかに前へ進む午年のように、これからも日々の暮らしや季節の美しさを丁寧にすくい取り、皆さまと歩幅を揃えながら、心に残るひとときをお届けしてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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