日本統治時代の1899年に建てられ、117年もの間、淡水港と共に歴史を歩んできた赤煉瓦造りの「淡水紅樓」へ!
こちらは修復を経て、今では1階は創作中華料理店、2階は宴会場、
3階は淡水港を見渡せる美しい景色で淡水きっての人気を誇るカフェ&レストランとなります!
淡水遊歩道を散策したに後は、Vanessa Kaoと一緒にこちらの「紅樓」にて風情溢れる歴史的建築物を眺めながらのBranch!
Ownerの洪偉賓(Johnathan)とManagerの黄少威(Willy)にLade Gourmet & Hotel Web Magazine企画の
【器と旅するシリーズ第2弾】として、富山県にて活動されながら世界的に活躍される二組の作家
「Shimoo Design/下尾 和彦&下尾 さおり」の木製器と「Syouryu/島谷 好徳」の錫製器と共に旅しています!
「紅樓」にも作品を紹介し、美しい淡水八景を表現した創作中華料理とCollaborationしていただきました!
一皿目は巨大な舟盛りの「孤雨煙帆」。
冬の雨の日に船が淡水河をゆっくりと進む情景を表して名付けた刺身の盛り合わせで、
まぐろや貝類、数の子に蟹など、その日に淡水港で水揚げされた新鮮な魚が揃います!
二皿目は、甘辛くスパイシーで癖になる味わいの鶏の唐揚げ「観音吐霧」を
「Shimoo Design」の「fuyou(浮様シリーズ)に合わせてくださり、余白には朱赤のソースで仏陀を描いて台湾らしさが感じられます。
さらに、Oval型の浮様シリーズには、その時期の旬の魚介を用いた料理「鷺洲泛月」を合わせてくださいました!
今回はソフトシェルの唐揚げが盛られ、揚げた小海老やガーリック、
唐辛子を細かく刻んだふりかけソースを淡水から八里河岸の間の砂州に見立てたり、
卵の黄身で満月を表現したりと、ここから伺える淡水港の風景が料理に反映されています!
三皿目は、メニューにはまだない試作品の牛肉のピリ辛サラダ仕立てを「Syouryu」の「すずがみ」に合わせてくださり、
冷製故に涼し気に映ります。柔らかく仕上げた牛肉と程良い辛さと玉葱の食感が楽しめ、台湾ビールの当てに最適です!
中でも石斑魚を用いた「漁港堤影」はふわふわ食感であっさりとした煮魚でわたしの一押しです!
淡水ならではの情緒を組み入れた創作性溢れる中華料理はとても美味しかったです♪謝謝、大家♪
Managerの黄少威(Willy)が夜は徒歩圏内で行ける淡水の街をGuideしながらローカルフードを紹介してくれるとのこと!
風情に溢れており、何処か懐かしさを感じる店内。穏やかな淡水河の美景を楽しめる「紅樓」をお勧めします!