台湾最南端「墾丁森林遊楽区」海、山、森と大自然に恵まれた国家公園を散策!

IMG_8685

自然との共存」をテーマに掲げ、「JAHAA(頡合設計)」がデザイン設計を手掛け、
大自然に馴染みやすいデザインを生み出している
墾丁のリゾートホテル「Gloria Manor(グロリアマナー)華泰瑞苑」は、
全域が熱帯気候に属す広大な敷地を誇る「墾丁国家森林遊楽区」内にあります。
ホテルのオプショナルツアーのアクティビティには、季節毎に様々なコースが用意されているため、
春うららかな3月下旬に楽しめる「墾丁国家公園(Kenting National Park)」の散策コースを楽しみたいと思います。
ホテルから公園の入口までは、シャトルバスの送迎付きとなり、
入口のチケットセンターへ到着しました♪

IMG_8688

国立公園の入場料は平日の一般料金で100TWD(日本円:約360円)となりますが、
グロリアマナーの優待券を利用すると割引があり、75TWD(日本円:約270円)になるため大変お得です♪

入場料(一般料金とグロリアマナー優待)
平日:一般100TWD(日本円:約360円)→グロリアマナー75TWD(日本円:約270円)

週末:一般150TWD(日本円:約540円)→グロリアマナー100TWD(日本円:約360円)

IMG_8689

墾丁森林遊楽区」の入口はこちらです!
園内のマップを頼りに、各ポイントを回り、およそ2時間程度の散策となります♪

IMG_8691

「墾丁森林遊楽区」園内マップ

墾丁国家森林遊楽区は、台湾最南隅である恒春半島の中央に位置しており、
海抜は海水面から300mとなり、面積は150ヘクタールを誇ります。
熱帯気候に属しており、年間平均温度はあまり変化が見られません。
園内は森林浴ができる歩道が続き、9ヶ所の見所ポイントがあり、
サクサクとコースを周れば所要時間は80分程度、ゆったりと周っても2時間程度となるでしょう♪

IMG_8696

この日はグロリアマナーのDirectorである鍾君采(James Chung)が、
休日を利用して案内してくださいました!(謝謝!James!)
墾丁は熱帯季風林に属するので、熱帯雨林植物の特徴が観られます♪

IMG_8698

代表的な植物は高位珊瑚礁をはじめとし、
黄心柿( リュウキュウガキ)、ケガキ、カジュマル、アカギ等があり、
他にも、テリハボク、タイワンフクギ、アイボリーウッド、
蓮葉桐(ハスノハギリ)、欖仁(モモタマナ)等も存在しています♪

IMG_8701

熱帯性常緑高木である「大王椰子樹(ダイオウヤシ)」は、
幹は太くどっしり直立して伸びるため、「ヤシの王様」という意味合いでその名を持ち、
英名でも同義で「Royal palm(ロイヤルパーム)」と呼ばれています。
幹は樹高の中央部が最も太くなり、先端部に大きな羽状複葉の葉を茂らせ、
建築材として用いられたり、公園樹や街路樹として利用されています♪

IMG_8704

ポイント①のエリアは、全長250mも続く「福木大道(Common Garcinia)」です。
福木とは、オトギリソウ科の常緑高木で、
葉は楕円形で厚く、艶があり、白い花を付け、実は黄色に熟します♪

IMG_8714

ポイント②のエリアは、「白榕区(Weeping Fig)」です。
このエリアは、台湾で2012年に放映された
少年PI的奇幻漂流(Life of Pi)ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」という
映画のロケーション場所と同じ木であるため、場所こそ違えど、話題性があり人気です♪

IMG_8719

白榕(Weeping Fig)」は、学名を「Ficus benjamina(フィカスベンジャミナ)」といい、
ベンジャミン」、「ベンジャミンゴムの木」などとも呼ばれ、
定番の観葉植物として広く知られています♪

IMG_8732

ポイント③のエリアは、「銀葉板根(Heritiera littoralis Dryand)サキシマスオウノキの板根」です。
樹齢およそ400年を誇る巨大な「銀葉板根(Heritiera littoralis Dryand)サキシマスオウノキの板根」は、
まるでタコの足のように伸びており、とても美しい姿で迫力があります!
立入禁止の札が立つようになったのは、落書きをする観光客を防ぐためと聞きました。
くれぐれもそのような行為は止めていただきたいものです!
サキシマスオウノキの板根は、アオイ科の常緑高木で、熱帯樹特有の現象として、
底部から放射状に板根を張り、幹を有効に支え、高温多湿の気候に適応しています。
樹齢がかさむほど板根現象が顕著になり、
サキシマスオウノキの葉は表が緑色をし、裏側が銀色をしているため、
陽光を浴びると銀色に輝いて、美しさを放ちます♪

IMG_8756

ポイント④のエリアは、「失落的行館(Lost Summer House)」です。
こちらは、元中華民国総統である「蒋介石」の別荘であった場所となります。
寂れたその建物内には、鳥や虫たちの隠れ家となっておりました♪

IMG_8766

ポイント④を過ぎると石階段が続きます!

IMG_8767

毒蛇、毒蜂、蜈蚣(ムカデ)の看板があるため、注意して進みましょう!

IMG_8779

足元ばかりを気にして階段を上り続けていましたが、
ふと後ろを振り向くと、生い茂る木々に囲まれた森林のマイナスイオンに心癒されます♪

IMG_8794

石階段の足元には、時折、生息している鳥や動物のサインが観られます。
こちらは、「翠鳥(Alcedo atthis)カワセミ」。
鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴で、体長は雀ほどの大きさ。
翡翠、青い宝石、古くはソニドリ(翠鳥)と呼ばれています♪

IMG_8777

「樹蛙(Hyla chinensis)
アマガエル」

IMG_8780

「穿山甲(Manis pentadactyla
センザンコウ)」

IMG_8781

「灰面鵟鹰(Butastur indicus)
サシバ」

IMG_8771

階段を登ると、ポイント⑤となる「望海台(Sea-Viewing Platform)」に辿り着きます!
曇り空でなければ、壮大な海と山が一望できるスポットで、
椅子が設置されているため、小休憩に最適な場所となります♪

IMG_8798

緩やかな石階段が続き、良い運動です!

IMG_8808

入口と書かれた立て札のあるポイント⑥は、「仙洞(Fairy Cave)」です!

IMG_8813

狭く急な石階段となるため、手すりに掴まり、気を付けて先に進みましょう。
洞窟の中はライトアップされているため心配には及びません♪

IMG_8823

仙洞は全長127mとなり、台湾で最も長い隆起珊瑚礁岩が観られます。
侵食作用を受けた自然の造形。
壁面には「微笑老人」、「南極仙翁」、「鍾乳瀑布」と名付けられた形を楽しむことができます♪

IMG_8822

不思議な玉状のつららを成す鍾乳石は、その蓮の様な形から、
寶蓮燈(The Lotus lamp)」と名付けられています♪

IMG_8838

大きな耳の形をしているため「佛耳岩(Buddha’s Ear)」と名付けられています。
人間の耳と比べるとその大きさが一目瞭然ですね!
仙洞内は、少し涼しく、クールダウンに最適な場所となりました♪

IMG_8854

ポイント⑦の「觀海樓(Viewing Tower)観海楼」が見えて来ました!

IMG_8857

觀海樓(Viewing Tower)観海楼」とは、360℃の景色が楽しめる展望台であり、
毎年9月から10月にかけて、ハイタカやサシバの鑑賞スポットとして最高の場所になります♪

IMG_8865

高さ27m、直径18mで6階建ての「觀海樓(Viewing Tower)観海楼」からの景色は絶景です!

IMG_8867

この日は、雲で覆われてしまっていましたが、
晴天時には、台湾本島最南端の岬である鵝鑾鼻(ガランビ)や
太平洋やバシー海峡、台湾海峡など全体像を見渡すことができ爽快です♪

IMG_8859

展望台には売店があり、軽食やデザート、ドリンクなどが販売されています。
鍾君采(James Chung)から「ソフトクリーム」をお勧めされたため、こちらで休憩と参りましょう♪

IMG_8883

「霜淇淋(ソフトクリーム)」25TWD(日本円:約90円)

台湾ソフトクリームは、「バニラとチョコのミックス」をオーダーしました!
ソフトクリームが90円ってお安いですね♪

IMG_8885

散策で消費したカロリーをいとも簡単に摂取しておりますが、
やはり頑張ったご褒美は必要でしょう(笑)
台湾のソフトクリームはとても滑らかで、あっさりとした味わいのミルクチョコソフトクリーム。
墾丁は海が有名ですが、山や森林にも恵まれており、大自然に漲るパワーをたくさん頂くことができました♪

Gloria Manor(グロリアマナー)華泰瑞苑
屏東県恆春鎮公園路101号
TEL:+886 8 886 3666
https://www.gloriamanor.com/

墾丁国家公園(Kenting National Park
http://www.ktnp.gov.tw/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

先頭に戻る