フィレンツェの中央市場「メルカートチェントラーレ」で地元食材を仕入れよう!

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フィレンツェの食を支えるフィレンツェ最大の市場「メルカート チェントラーレ(伊:Mercato Centrale)」。1870年代にミラノのギャレリアを手掛けた建築家によって作られたこの赤と緑の建物。今ではフィレンツェッ子の胃袋とまでいわれる市場になり、連日多くの人で賑わっています。午後14時の閉館となり、13時半を過ぎた頃には少し早めの店仕舞いをするショップも少なくはないので、午前に足を運べれば確実です。フィレンツェ中央駅、サンタマリアノヴェッラ駅からすぐの好立地条件なので、お土産物を買うもよし、場内での試食を楽しむもよし、ホテルでの晩酌用食材を買うもよし、と三拍子揃いでわたし達夫婦が大興奮する超お勧め観光スポットです♪

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市場内を見渡すと、目に飛び込むのは肉、肉、肉!そうです、フィレンツェと言えば肉!それを物語るかのごとく多くの肉屋があり、様々な種類の動物の色々な部位の肉が並んでいます。そして加工肉食品の豊富さにも驚きます。他にも、野菜や果物、魚、などの生鮮食品をはじめ、乾物、チーズ、ハム、ワイン、オリーブオイル、バルサミコ酢などが豊富に揃います。こちらの新鮮な食材は、地元の人々にも多く利用されています。そんなメルカートでの1番の楽しみ方は、試食にあります!チーズや生ハム、ドライフルーツや年代物のバルサミコ酢、さらには出来たてのオリーブオイルまでほとんどの物が試食可能です!旬の食材を大切にするイタリアの味を感じることができますので、是非いろいろな食材の試食を楽しんでみてください。中には、その場で好きな食材を選び食事として楽しめるお店もありますので、レストランでのランチ時間がもったい無いという方には、時間短縮でサラッといただける軽食を摂るのも良いでしょう♪

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パッケージされているもの以外は、ほとんどの食品が量り売り的な感じなので、好きな物を好きな分だけ買うことができます。そして試食して味わってみてから購入することのできる商品も多く失敗がないです。熟成期間の違いなどを感じられる食材に関しては、試食をすることで深みの違いなどもとても勉強になりますね。野菜コーナーには、色とりどりの野菜が棚から零れ落ちそうなほどに並び、さすがイタリアというだけあってトマトの種類は豊富にあり、色艶共にどれも美味しそう。さらに日本のスーパーではあまりお目にかかることのないカルチョッフィ(アーティチョーク)なども山積みされていてワクワクします。こちらでは、料理好きな人には堪らなく魅力的なパスタやオリーブオイル、チーズに乾燥ポルチーニやドライトマトなどなど、イタリア食品が何でも揃います!自分用、友達用に選ぶ時間がとても楽しいです!特にオリーブオイルと混ぜればパスタソースが出来上がるという乾燥ミックススパイスなどがカラフルでイタリアらしく、コンパクトで軽いためお土産物としてオススメです♪

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様々なショップを楽しみましたが、その中でも日本人にお勧めのお店がこちら「エノテカ・サルメリア・ロンバルディ Enoteca Salumeria Lombardi」さん。チーズ、ワイン、サラミ、生ハム、バルサミコ酢、ポルチーニ茸、ドライトマトなど様々なイタリアの食材が揃い、ワインはトスカーナをはじめ各地のイタリアワイン、チーズはトスカーナのピエンツァ産のペコリーノチーズやパルミジャーノレッジャーノチーズ、バルサミコ酢は保証付バルサミコ酢など良質のものが並びます。そして、トリュフ製品、パテ、オリーブオイル、お菓子などお土産にしたいものが店内に数多く並び魅力満載なのですが、何が一番良いかと言うと、スタッフさんに日本人が多いということ!イタリア語の挨拶程度はできたとしても、いざショッピングとなれば言葉の壁を感じることもしばしば。そんな時に、イタリアで日本語で会話ができるという有難さ、これ以上の喜びはありません♪

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この日も日本語が話せるスタッフさんが2人いました。そして、わたし達夫婦に付き添ってガイドしてくれたスタッフさんは、このお洒落な雰囲気の物腰の柔らかい男の子。何でも日本からイギリスへ留学し、オーダーメイドスーツの勉強をされた後にイタリアへ飛び、デザインの勉強を続けている留学生とのこと。そして学校の合間にこちらでバイトをしながら生計を立てているそうです。日本から羽ばたき、海外で努力している若者の姿に触れることができ、何だかとても勇気をもらえました。そして嬉しいことに、イタリアならではのこちらのショップのお勧めを日本語でくまなく紹介してくれたおかげで、お目当てのものをゲットすることができました♪

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こちらのショップでも試食が可能で、特にチーズでいうとパルミジャーノ・レッジャーノやペコリーノ・ロマーノをお勧めされました。チーズの日本への持ち帰りは、真空パックであれば超硬質~半硬質系のものまで大丈夫です。ちなみにモッツァレラなどのフレッシュチーズは、真空パックになって乳清に浸かって売られていますが、温度管理も大変ですし、出来立てが一番美味しく製造後出来るだけ早めに食べる方が良いので、あまり持ち帰りには向かないと思います。こちらで試食させてもらったのは、パルミジャーノ・レッジャーノの12ヶ月もの、36ヶ月もの、60ヶ月ものです。熟成期間の短い12ヶ月ものから試食するのですが、面白いことにその差は歴然。普通に美味しいには美味しいのですが、やはり熟成期間が長ければ長いほど色味も変わり、香り、コクと深みある味わいを引き出し旨味のレベルが全然違います。チーズは容量としては少々重くなりますが、お土産物として喜ばれること間違いなしです。大量買いの方は、日本への配送手続きも可能ですので相談してみましょう。さて、様々なお土産もののショッピングが出来たところで、ランチタイムの時間が迫ってきたので、次回はフィレンツェお勧めのトラットリアを紹介します♪

フィレンツェ中央市場 Mercato Centrale
住所:Piazza del Mercato Centrale, 50123 Firenze, イタリア TEL:+39 055 210214
営業時間:7:00~14:00 定休日:日曜日(※8月半ばは夏季休業あり)

Piazza del Mercato Centrale, 50123 Firenze, イタリア

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