日本の鋳物技術が伝承される富山県高岡市にて、創業102年を迎える鋳物メーカー「能作_NOUSAKU」が、台湾の地、ここ「台北萬豪酒店 Taipei Marriott Hotel(台北パリオットホテル)」にて、2017年10月7日に「能作台北萬豪店|Nousaku Taipei Marriott Hotel」をグランドオープンし、海外進出を果たしております!
大正5年(1916年)創業の「能作」は、高岡の地に400年伝承され続けた鋳物技術を用いて仏具製造を開始され、茶道具や花器なども製造されていましたが、ここ近年は、テーブルウェアやインテリア雑貨、照明器具や建築金物などを手掛けられ、身近なインテリアや日本独自のデザイン性にも力を注ぎ、日本のみならず、海外でも爆発的な人気を博しています!
わたしの主人が富山出身であることから、わたし達Lade Gourmet & Hotel Web Magazineも台湾で富山の伝統工芸品の普及活動に尽力して参りましたが、今回は、販売総代理店として活躍される平川正紘さんに、富山の魅力や「能作」の魅力を紹介していただきました!
店頭には、日本料理の名店でも多く取り扱われている錫製の酒器をはじめ、食卓を飾るテーブルウェアや花器、風鈴や香立、アクセサリーなど、シンプルなデザインでありながら、魅力的な装いで涼やかな華やぎを感じる商品がズラリ!
こちらでは、わたし達がお勧めする島谷 好徳 (島谷好徳)さんが創り出す「Syouryu」の「すずがみ」も展示販売されています!
日本では古来から、「錆びない・朽ちない金属」として縁起が良いとされてきた錫器は、繁栄を願う贈答品としても親しまれているため、大切な方へ贈るギフトとして、まさにピッタリの品々!実は、わたし達も結婚披露宴の引き出物に「能作」を選び、贈らせていただいております!
皆と商品を眺めながら、その技術に見惚れ楽しんでいると、「錫で味わう富山の銘酒はいかがですか?」と飲み比べをさせていただくことに!
準備してくださったプラコップに富山の銘酒を注ぎ、そして、内側に金箔をあしらった「盃 – 喜器(きき)- II 金箔」、最後に錫100%の「盃 – 喜器(きき)- II」の順番で頂くと、同じ日本酒でありながらも、ここまで味が違うものか!?と驚くほどにまろやかになってしまったのです!
何でも、「錫は不純物を吸収し、水を浄化する」とされ、錫が持つ高いイオン効果により、お酒の味わいを柔らかくまろやかにするのだとか!
錫製は、熱伝導も早いため、燗は早くつき、熱々に保ち、冷酒はより早く冷え、長く涼やかに感じられる優れ物!
夏真っ盛りのこれからの時期は、キンと冷やした錫製の酒器で一杯やりたいものですね!
ショッピングを楽しんだ後は、フロントロビーに向かい、カナダのアーティスト「Moss & Lam」が手掛けられ、阿里山をイメージして描かれてた美しい孔雀や蝶の舞いが印象的なアクリルキャンバスの「The Wishful Monkey(蝶雀呈祥)」の前にて記念撮影!
さて、この後は「ミシュランガイド台北2018」の2つ星に輝いた「祥雲龍吟」にてディナーです !
能作 台北マリオット店(NOUSAKU Taipei Marriott)
所在地:台北市中山區樂群二路199號
Taipei Marriott Hotel(台北マリオットホテル)台北萬豪酒店 1階
TEL:02-8501-2815
http://www.taipeimarriott.com.tw/
2018/4/26台湾旅行/Marriott 台北・能作
https://photos.app.goo.gl/n3srzhWr73bCP69H2