MRTに乗り込みRAFFLES PLACE ラッフルズプレイス駅で降り立つと、目の前に現れたのは近代的な高層ビル郡が立ち並ぶオフィス街。こちらはシンガポールの金融の中心街として発展しています。欧米の大手金融機関がアジアの拠点としてビジネスを展開しているのです。
シティ方面に向かうと、緩やかに流れるシンガポールリバーが見えてきます。川沿いは遊歩道になっており、のどかな景色を眺めながら散策するには、気持ち良いコースです♪
コロニアル建築群のエリアにある、優美な吊り橋。1868年に建造され、英領インド政府の元での海峡植民地における最後の知事、カベナ卿にちなんで”カベナ橋”と名付けられました。現在、シンガポールリバーに架かる橋の中で、最も古い橋となります。
歩行者のみが渡れるため、橋の上はゆったりとした時が流れており、エンプレス・プレイスやフラトン・ホテルなど、周囲の壮麗な建物を背景に、記念撮影をする観光客が多く目立ちます。
橋の西側にはシェントン・ウェイのビル群も立ち並んでいるため、徒歩で橋を渡りながら、シンガポールの近代的な街並と歴史的建造物が共存する文化を垣間見ることができます♪
アジアの文明遺産を紹介することを目的とした博物館”アジア文明博物館”。幅広い地域の異なるアジア民族の美術品や工芸品、祭祀用品から日用品までと、バラエティ豊かな展示を観ることが可能です。入館料はS$8(日本円640円ほど)が必要です。
英国統治時代の壮麗な建築物が多く残るエリアにある、1850年建築のダルハウジー・オベリスク(記念碑)。1848年から1856年までインド総督を務めたダルハウジー・マーキスの、2回目のシンガポール訪問を記念して建てられました。ジョン・ターンブル・トムソンが設計したこのオベリスクは、ロンドンのテムズ河畔にあるオベリスク”クレオパトラの針”がモデルと言われており、英国との深い関わりを感じさせます。台座の周囲には華麗な装飾の4つの街灯が立ち、端正なオベリスクを盛り立てています。
シンガポールリバーの川沿い、奥手に見えるレストラン街は”Boat Quay?ボート・キー”といいます。カラフルなショップハウスを改修した建物が並んでおり、各店の前にはテラス席が設けられています。夕刻を過ぎると、生け簀をもうけた海鮮料理の店から、インド料理、アラブ料理、イタリア料理など幅広いレストランのスタッフが客引きに立ち、賑わいを見せてきます。観光客だけでなく、シェントン・ウェイのオフィスから、仕事帰りの1杯を楽しみに来る人々も多く、対岸に並ぶコロニアル建築を見ながら、夜風に吹かれ川を眺め味わう食事はムード満点です♪
シンガポールリバーをレトロなボートで川沿いの名所を回る水上観光”シンガポール・リバー・クルーズ”。川沿いの各所に乗船所があり、S$18~(日本円1,440円ほど~)でどこからでも乗車可能です。フラトンとリバークルーズを背景にパチリと記念撮影。写真はご機嫌モードです(笑)
シンガポールをイギリス植民地として開発したスタンフォード ・ ラッフルズ卿が初めてシンガポールに上陸した記念の地。ラッフルズ卿の白亜の像と共に有名な観光名所の1つとなっています。ノース・ボート・キー沿いにあり、ラッフルズ卿像の隣りにはビクトリアシアター・コンサートホールがあります。1819年1月28日に初めてシンガプーラSingapuraに上陸し、何もない未開地だったこの地を貿易の中継地点として繁栄させたラッフルズ卿の功績はとても大きく、現在でもシンガポーリアンに慕われています。付近にはカフェやレストランも多く存在するので散策がてら足を運んでみると良いでしょう♪
シンガポールリバー沿いに華麗に建つパラディアン様式(英国⑰世紀古典風)の歴史的建造物のホテル”THE FULLERTON HOTEL SINGAPORE フラトン”。1996年まで郵便局として利用され、2001年1月1日に約240億円をかけてホテルとして改装し開業した名門ホテルです♪
ロビー隣にある8Fまでの吹き抜けが特徴のハイティーで利用されるコートヤードは、シンプルモダンでクラシカルな美しさに圧倒されてしまいます♪
中央郵便局を改装したホテルであるため、真っ赤な郵便ポストがイギリス植民地時代の名残として、フラトンホテル内とPost Bar ポスト・バーに2つ設置されています♪
ロビーやバーの天井高も然ることながら、客室もゆったりとしており、1番狭い客室ですら、およそ42㎡で比較的広く高級感溢れる空間を提供しています。ラグジュアリーな空間を楽しみたい方にはオススメのホテルです♪
THE FULLERTON HOTEL SINGAPORE フラトン・シンガポール
http://www.fullertonhotel.com/