「フランス食堂 apéro アペロ」にて無農薬野菜を盛り込んだアラカルトディナー

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JR東海道線「磐田駅」北の天平通り「磐田駅前」交差点を東に約1.5㎞ほど道路の北側にある「ネッツトヨタ浜松」さんを過ぎた交差点を左折し、1本目の細いT字を左折したところに2013年6月21日にオープンされた「フランス食堂 apéro アペロ」さん。apéro(アペロ)とは、フランス語で食前酒、食欲を増進する。を意味する言葉で、apéritif(アペリティフ)の口語です。夕食の前にアペロしよう!と気軽に誘い合い、飲み物とおつまみで友人や家族、同僚とおしゃべりを楽しみながら、ゆったりとリラックスしたひとときを過ごす習慣を大切にされるフランスの文化を、身近に感じてもらおうと店名にその想いを込めて名付けられています♪

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元々は焼き鳥屋さんだった場所をリニューアルされた店内は、和の面影もなく、清潔感溢れる白を貴重にホールを贅沢に使用し、すっきりと壁一面に施したテーブル席12席と、キッチンが見渡せるカウンター席6席となります。通常営業はディナーのみとし、メニューは、その日のお勧めメニューを中心にアラカルトまたは、シェフおまかせの3コースを3,000円、4,000円、6,000円で用意されています。昼は、貸切パーティなどの予約のみ受け付けられるそうです。オーナーシェフの中津川治(なかつがわおさむ)さんは、地場の食材や野菜にこだわり、ご自身でも畑を開拓し、自家菜園で野菜を育てられています。そして軽くつまみながら、楽しく飲んでいただけるようにと、自然派のワインを中心におよそ50種類のワインを常備され、リーズナブルに提供されています♪

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この日は、自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」さんから浜松へ戻る途中の帰り道に、どこかお勧めの場所はないかとバイトスタッフの久野裕太郎くんに伺ったところ、こちらをお勧めしてくれたのでお邪魔しました。シェフの中津川さんが御一人で厨房とホールをまかなうため、時間と心に余裕を持って伺うと良いでしょう♪

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ガラスで遮られているものの、厨房の様子が覗けるカウンター席で、ワインを傾けながら食事ができるのは嬉しいものです。この日は、車のためアルコールは我慢です。その日お勧めのメニューがガラスに書き出されており、ジビエは入荷状況により異なるようで事前予約が必要です。この日は、残念ながら食材があまり無いとシェフが申し訳なさそうにおしゃっていました。何事も事前予約が肝心です♪

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「前菜の盛り合わせ」2人前2,600円

サラダを多めにして彩り良く盛り付けてくれた「前菜の盛り合わせ」は、2人前でオーダーしました。ナスタチウムの葉、わさび菜などは、こちらの自家菜園畑の無農薬野菜です。瓢箪南瓜のカナッペ、カリフラワーや紫ブロッコリー、人参、セニョリータ(トマトピーマン)など野菜が美味しいので、シンプルにお塩とオリーブオイルで。竜神豚錦爽鶏のレバーを用いたパテドカンパーニュ、トスカーナの豚・チンタセネーゼのラルド、水牛のモッツァレラに酸味と甘味のバランスが抜群のトマトと、盛りだくさん。ワインが飲めれば尚良しですね♪

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「フランスシャラン地方鴨のロースト」2,400円

鹿、子羊は要予約とのことで、フランスシャラン地方鴨のローストを2人前いただきました。シャラン産の鴨肉の弾力を楽しんでもらいたいとのことで、油を掛けながらarroser アロゼでじっくりと火入れされている様子。ブラッドオレンジの爽やかな酸味の利いたソース。シンプルにグリルした緑菜と牛蒡を添えて。びっくりする程の歯応えで、普段柔らかい鴨肉しか食べていないせいか、久々に顎が疲れました(笑)こういう調理法もあるのですね。オープンされて1年半経過されているのに、あまりお店の情報もなく、大通りより1本奥まった場所に面しているので、紹介でもなければ知る由もなかったことでしょう。ゆっくりワインとおつまみを楽しみたい方には良いのではないかと思われます♪

フランス食堂 apéro アペロ
静岡県磐田市鳥之瀬115-4 TEL:0538-86-3396
営業時間:ディナー18:00~20:30 定休日:水曜日(不定休あり)
http://apero.jp/

静岡県磐田市鳥之瀬115-4

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