MRTの東門駅(とうもんえき:ドンメンジャン)の5番出口を出て信義路を暫く歩くと永康街(ヨンカンジェ)の入口に通じます。永康街は、小籠包や牛肉麺の有名店をはじめ、行列のできる屋台や、かき氷の名店などが集まり、台北きってのグルメエリアと称されています。お洒落な雑貨店やお茶屋さんもあるので、お土産を購入するにはお勧めの街です♪
「鼎泰豊(ディンタイフォン)本店」
信義路沿いに小籠包を世界に知らしめた小籠包の名店「鼎泰豊 ディンタイフォン」さん本店があります。「世界の10大レストラン」にも選ばれた小籠包が看板料理で上海料理のレストランチェーン店です。現在では、 日本、アメリカ合衆国、中国、オーストラリア、インドネシア、タイランド、マレーシア、シンガポール、韓国など世界中に店舗を構えています。1日に1万個以上もの小龍包を売り上げるほどの名店は、夕刻を過ぎた頃、店前は観光客の長蛇の列で賑わっています。この時点で、待ち時間の案内には40分と書かれていました。わたし達は敢えてこちらには並びませんが、どうしても足を運んでみたい方は遅い時間帯が狙い目です♪
一切作り置きをせず、オーダーを受けてから、その場で卓越した技術を持つ点心師が1つ1つ手作りし、「できたて」、「熱々」、「臨場感」をモットーにされています。スープが透けて見えるほど薄い手作りの皮は、18以上織り込まれる美しいヒダを誇ります。わたし達は、台北旅行最終日に、昨年2014年9月に新光三越台北南西店1館にオープンされたばかりの「鼎泰豊南西店」に足を運んでおりますので、後ほどレポートさせていただきます♪
鼎泰豊 ディンタイフォン
住所:台北市信義路二段194号 TEL:02-2321-8927、02-2321-8928
営業時間:10:00~21:00(月~金) 土日、祝日:9:00~21:00(本店)
休業日:年中無休
http://www.dintaifung.com.tw/jp/default.htm
鼎泰豊さんを右手にし、脇道を右に折れれば永康街(ヨンカンジェ)の入口です。金華街との交差点までに両側の至るところに飲食店やショップが立ち並びます。平行する麗水街も人気です♪
台湾のタクシーは、黄色の塗装で統一されているので「小黄 シャオファン(黄色ちゃん)」と呼ばれています。初乗りがNT$70(日本円にしておよそ280円)/ 約1.5kmとかなりリーズナブルですので、駅の階段が辛かったりする方は、利用されることをお勧めします。ただし、日本語はもちろんのこと、英語が話せるドライバーも少ないので、基本は中国語(北京語)での応対となりますのでご注意を♪
「天津葱柧餅(ティエンジンツォンジュアビン)」
いつも行列が絶えないという「天津葱柧餅(ティエンジンツォンジュアビン)」さん。メニューは、ふわふわ食感が自慢という葱柧餅。葱柧餅とは、小麦粉の生地に刻んだ葱を入れて焼き上げた葱餅のことです♪
この行列で10分~15分ほどの待ち時間なので、早いものです。しかし、隣のお店の入口を遮るほどまでに長蛇の列となってしまっていました。屋台の臨場感からか、今か今かと待ち焦がれる思いで、鼻をクンクンさせながら待つのも楽しいですね♪
順番が近付いてくると、屋台での調理風景が覗けます。1つ1つビニール袋から出した生地をプレス機で薄く伸ばし、プレーンはそれを鉄板の上でこんがりと焦げ目が付くまで焼き上げます。調理するおばさん達の手捌きがあまりにも見事な早業です♪
ようやく、わたし達の番がやって参りました!
日本語メニューが、観光客の多さを物語っています。一份(イーフェン)と書かれた原味はNT$25(日本円にしておよそ100円)でオリジナルのプレーンを意味し、加蛋(ジャーダン)はNT$30(日本円にしておよそ120円)で卵入り、九層塔加蛋(ジョウツェンタンジャーダン)はNT$35(日本円にしておよそ140円)で台湾バジルと卵入り、火腿蛋(フオトゥイダン)はNT$40(日本円にしておよそ160円)でハムと卵入り、起司蛋(チースーダン)はNT$40(日本円にしておよそ160円)でチーズと卵入り、總匯(ゾンフイ)はNT$50(日本円にしておよそ200円)で全てのミックスとなります。ベースとなるオリジナルも味わってみたかったのですが、台湾バジルの香りやとろけるチーズ、ハムや卵までもが全部入ってNT$50(日本円にしておよそ200円)とは、あまりにも他のメニューに比べてお得過ぎるので、總匯(ゾンフイ)の全部ミックスをオーダーしました♪
「天津葱柧餅「總匯(ゾンフイ)」NT$50(日本円にしておよそ200円)
全部ミックスのせいか、オリジナルよりかなりの厚みとなり、食べ応え感満載です。生地はもっちりとした食感で、甘めのソースがかかっています。小腹が空いた時に、気軽に皆で分け合うには良いかもしれません♪
天津葱抓餅
住所:台湾台北永康街6巷1号TEL:02-2322-2765
営業時間 11:00~22:30 休業日:無休
永康公園の入口にお祭りのお知らせの提灯が出ており、賑やかです♪
「麺や黒平」
永康公園の目の前には、「麺や黒平」という豚骨魚介系のつけ麺が売りの日本のラーメン屋さんが進出しています。台湾人は、塩気の多いものを好まないそうなので、日本よりかは薄味に仕上げてあるそうです♪
麺や黒平
住所:台北市大安区永康街10-3號 TEL:02-2397-0787
営業時間:11時~22時30分
永康街の日暮れ
「好公道(ハオゴンダウ)」
公館と永康街に2店舗を構えている庶民的な小籠包のお店「好公道(ハオゴンダウ)」さんです。1階のキッチンを抜け、階段を上がれば100席ほどの食堂になっています。こちらは8個でNT$80(日本円にしておよそ320円)とかなりリーズナブルのようです♪
好公道(ハオゴンダウ)
住所:台北市永康街28-1号 TEL:02-2341-6980
営業時間:9:00~21:00
休業日:旧正月のみ
台湾生姜専門コスメブランド「薑心比心」
2003年に創立された台湾で唯一の生姜コスメブランド「薑心比心 永康店」さん。2012年7月に永康旗艦店をオープンされています。30数種類以上の全てのコスメに東海岸の海抜800mの高原産の南薑(ナンキョウ)生姜を使用し、台湾特有の野薑花(ジンジャーリリー)やジャスミンなどの上品な香りと組み合わせたりと温和な天然成分で女性に大変人気となっています。お土産には、保湿成分の含まれたソープやハンドクリームがお勧めです♪
薑心比心
住所:台北市永康街28号 TEL:02-2351-4778
営業時間:日曜~木曜10:30-22:00 / 金曜・土曜10:30-22:30 定休日:無休
http://www.ginger800.com.tw/
「王德傳(ワンダーチュアン)」
創業1862年と150年以上の歴史をもつ老舗茶屋「王德傳(ワンダーチュアン)」さん。2014年9月に永康街店をオープンさせています。店内はシンプルモダンですっきりとした空間に、中華圏では縁起のいい色とされている赤のオリジナル缶が良く映えます。缶の中にはティーバッグが入っており、その他にも茶葉タイプや簡易パッケージタイプなど、商品の種類も豊富で、阿里山烏龍茶や高山烏龍茶、東方美人茶などの種類があります。こちらは特別な方へのお土産にお勧めです♪
王德傳(ワンダーチュアン)
住所:台北市中山北路一段95号 TEL:02-2561-8738
営業時間 10:30~21:00
休業日:年中無休、旧正月大晦日の18時以降~旧曆1月2日
http://www.dechuantea.com/
「思慕昔(スムージー)」
永康街の中心部にある「思慕昔(スムージー)2号店」さん。台湾スイーツといえば、台湾フルーツの王様マンゴーかき氷が有名です。惜しげもなく器から溢れそうなぐらい盛り付けられるかき氷。雪花氷(ミルクカキ氷)の口溶けの良さをお試し下さい♪
思慕昔(スムージー)
住所:台北市大安区永康街15号 TEL:02-2395-8770
営業時間:10:00~23:00
休業日:年中無休
http://www.smoothiehouse.com/
「セブンイレブン」
台湾らしい商品とは?
「台湾啤酒(タイワンビージュウ)」NT$37(日本円にしておよそ145円)
コンビニエンスストアで購入する台湾にしか無い「台湾ビール」。ビールが苦手な女性にも飲みやすいフレーバービールで、マンゴーやパイン、オレンジ、青梅などがあり、お土産にも人気です。炭酸入ジュースのようで軽やかな味わいです。さて、永康街を一通り回ったところで、永康街でLeeくん一押しのお茶屋さんにお土産を買いに行きましょう♪
台北旅行記の特設ページはこちらをクリック!
すべての台北記事がご覧いただけます!
パソコン用 http://lade.jp/taiwan/
スマートフォン用 http://lade.jp/category/diary/travel-diary/taiwan/