「パレ・デ・シン」広東料理を中心とした「ル・パレ」にて豪華なアラカルトディナー!

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台北駅直結のデザイナーズホテル
Palais de Chine Hotel(パレデシン)君品酒店」の最上階17階にある
中華レストラン「Le Palais(ル・パレ)頤宮」は広東料理を中心に、
飲茶や点心、潮州料理や上海料理等の中華料理とバリエーション豊かなメニューが揃います。
陳偉強(Chen)料理長は、有名ホテルレストランでの経験を活かし、
ゲストの様々なニーズに応えながら、常に新たな調理法にチャレンジされ、
オリジナルメニューを生み出しています♪

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Le Palais(ル・パレ)頤宮」は2010年のオープン以来、今年で6周年を迎えます。
陳偉強(Chen)シェフの料理に対する真心と信念のもと、
多くの美食と創作料理を生み出し、数多くの賞も獲得してきました。
さらに、両岸グルメ文化フォーラムの「10大レストラン」では、2012年と2013年は2年連続選出されています。
その後、2015年にはメニューを大幅にリニューアルし、
人気の広東、福州、四川料理はそのままに上海の新しい料理や創作新メニューを加え、
多くの美食家に感動と驚きを届け、人気を博しています♪

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レストランのエントランスにショーケース内に収められたビール瓶が気になり、
Marcom Managerの王筱瑩(Zara Wang)とVIP Services Asst.Mgr.の嚴嵐(Lydia Yen)伺ってみました♪

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アルコール65度の世界で2番目にアルコール度数が高いビール、
その名も「Armageddon(アルマゲドン)」!
イギリスの26歳の若き経営者2人が営む醸造所が作り出したというビールで、
英国で新たなビールが開発され、話題を呼んだビールです。
Armageddon(アルマゲドン)」を生産しているのは、
スコットランド地方アバティーンシャー州のビール醸造所「Brewmeister(ブリュー・マイスター)」。
製造方法は一般的なビールと違って、発酵の段階で麦汁を冷凍させることで凍らないアルコールを残し、
凍った水分を取り除くことでアルコール度数の高いビールを作り出しています。
気になるそのお味は「驚くほどに滑らか」だそうで、テキーラやウイスキーなどのような辛さは無いようです。
現在、世界一アルコール度数の高いビールとされているのは、
同醸造所で醸造された新しいビールで、アルコール度数67.5度の「Snake Venom(スネークヴェノム)」となります。
機会があれば、どちらもチャレンジしてみたいものですね♪

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エントランスホールには馬の水飲み場をイメージして造られた馬水槽が設置されており、
実際に、水が流れ落ちる音が涼しげです。
空間造りには中国の伝統的な屋敷のデザインを用いています♪

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パレデシンは、ナポレオン時代のヨーロッパの風格漂うデザインをテーマにしており、
中華レストランの「Le Palais(ル・パレ)頤宮」は、西洋と東洋の文化の融合を目指したインテリアを施し、
店内は、メーンダイニングに個室、半個室をそれぞれ用意されているため、
用途に合わせて利用することができます♪

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色鮮やかな鳳凰をテーマに描かれた画は、特殊な印刷をされた紙を貼られており、
まるで本物の刺繍が成されているかのように細部にわたって立体的に再現されています♪

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メーンダイニングは、仕切りのないひ広々とした空間に、ゆったりとした6人掛けの円卓を用意されています。
タッセルを用いたベルベッド地の椅子に腰掛け、皆で楽しく食事を囲むことが可能です♪

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半個室は屋形舟をイメージ!

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西洋のテイストをミックス!

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モダンな中華スタイルに美しい壁画!

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個室は6室用意され、最大20名まで対応可能な個室もあります。
窓際の開放的な空間だけに、日中は自然光が注がれる柔らかな光を感じ、
夜は綺羅びやかな台北の夜景が一面に広がります♪

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円卓には、予約のお客様用の大人数用の前菜の盛り合わせが用意されており、
こちらは昨年、イタリアから招いたシェフとのコラボレーションで作られた前菜となり、好評のようです♪
この日のゲストは、カリフォルニアの高級ワインである「Opus One(オーパスワン)」などを持ち込まれていましたが、
台湾の持込料は大変お安く、こちらでは1本500TWD(日本円:約1,800円)となります♪

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時刻は丁度夕暮れ時を迎えており、
個室からのサンセットが美しいグラデーションを見せておりました♪

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この日は、屋形船をイメージされている半個室のソファ席で名物料理をはじめとし、
陳偉強(Chen)シェフお勧めの料理をアラカルトいただきます。
昼に続き、通訳として同席したもらったのは、台湾人の友人で、グラフィックデザイナーとして活躍し、
走走 ZouZou Design Studio」を運営する傍らで、
コーヒー好きの趣味が高じて、気軽に立ち寄れるポップアップ珈琲スタンド
EAVES COFFEE」を立ち上げている李培熏(Lee Pei-Syun)くんです!(謝謝!)

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「紅酢」

食前でも食中でも美味しくいただける飲む紅酢は、程好い酸味があり、食欲増進にも繋がります。
個人的に紅酢は大好きで、こちらの特製紅酢もとても美味しいです!
健康且つ美肌効果も得られるのが嬉しいですね♪

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食中茶には、脂肪の吸収を防ぐプーアル茶をオーダーします♪

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「プーアル茶」

プーアル茶に豊富に含まれているポリフェノールは、
人の体を酸化させてしまう活性酸素を取り除き、胃腸の働きを活発にする作用があります。
また、脂肪の吸収を防ぎ、脂肪を燃焼させる効果も含まれているため、
食中茶としてもお勧めです♪

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「大根モチの辛味炒め(避風塘蘿蔔糕)」320TWD(日本円:約1,150円)

揚げた刻みニンニクをまぶしてあり、
ピリッと辛味のある大根餅は、両面を焼いた後に油でさっと揚げており、
外はサクサク、中はもっちり食感を楽しめ、香ばしさが美味しくビールの当てに最適です♪

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「一口鶏から揚げの唐辛子炒め(麻辣跳跳雞)」520TWD(日本円:約1,870円)

台湾式唐揚げの調理法で、四川の唐辛子を和えて四川風の料理に仕上げています。
花椒を用いた辛さは、後引く美味しさ!
こちらは、辛いのが比較的得意なわたし達でも満足感のある刺激となるため、
辛味が苦手な方は辛さを調整していただくと良いでしょう♪

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「タラの塩漬けとハッシュポテト(薯絲馬介休)」680TWD(日本円:約2,450円)

細かく千切りにした塩漬けしたタラとハッシュポテトをカラッと揚げてから卵で炒めた料理で、
サクサク食感を楽しみながら、玉葱の甘さやパクチーの風味がアクセントになり、最高のおつまみです!
これは、自宅でも真似してみたい料理です♪

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「台湾ビール(台湾啤酒)」

台湾におけるビール業界の最大手「台灣煙酒公司」が販売しているビールです。
こちらのメーカーは日本統治時代、日本人技術者によって設立された「高砂麦酒株式会社」という会社が前身となっており、
以後90年以上の歴史を誇り、台湾を代表するビールとなります。
味わいは、日本のビールとは異なり、苦味は無く軽くて飲みやすさが売りとなっています。
日本のビールのキレとコクが好きな方には、若干の物足りなさが感じられるかもでしませんが、
台湾ではこれが当たり前で、軽めのテイストが楽しめます♪

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「チャーシュー入りメロンパン(酥皮焗叉燒包)」120TWD/個(日本円:約430円/個)

表面がサクサクとしたクッキー生地で、甘みのあるメロンパンのようなドーム型のパンを割って開くと、
中にはとろとろの甘いチャーシュー餡がたっぷりと入っています♪

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「飴衣のパリパリチャーシュー(脆皮叉燒)」680TWD(日本円:約2,450円)

カラメルを表面に塗り炙ることで、カリカリ食感とジューシィーな味わいを楽しむチャーシューとなり、
甘味をさっぱりとさせたい方は、レモンを絞っていただくと良いでしょう♪

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「パレ・デ・シン特製車海老の蒸し餃子(君品明蝦餃)」210TWD/3個(日本円:760円/3個)

特製紅酢をスポイトで注入してからいただく車海老の蒸し餃子です。
互い違いに2匹海老が入っており、プリプリ食感が楽しめます♪

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「子アヒルの炙り焼き(先知鴨)」1,280TWD(日本円:約4,600円)

子アヒルの炙り焼き(先知鴨)」の料理名は、中国の有名な詩人である蘇東坡の詩、
竹外桃花兩三枝、春江水暖鴨先知
(意味:竹林の中に2・3輪の桃の花が咲き、河をただよう鴨は先に春を知る)」から取っています。
使用するのは産まれてから28日から1ヶ月の宜蘭産の幼い鴨となり、
未成長なため、肉量は少なくなりまですが、柔らかな肉質が特徴です。
八角等の漢方を入れた特製タレに2、3日浸け込み、吊るして下ごしらえを行い、
オーブンでじっくり焼いた後にしっかりと油を落とし、40分間風に当てて乾かします。
提供する前に油で熱を加え温かい状態で提供しており、皮はサクサク、肉質はとても柔らかく味わえます。
また、+300TWD(1,080円)の追加料金でオプションとして、肉を落とした後の先知鴨でスープまたはお粥が楽しめます♪
(※こちらの料理は2日前までに予約が必要です)

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子アヒルの炙り焼き(先知鴨)」担当のGemmy Chiengシェフ、
素早く、鋏で捌いてくれます。
肉質も骨も柔らかいため、包丁ではく鋏でサクサクとカットできるとのこと!

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綺麗に食べやすくカットしてくれた状態で盛り付けて提供してくれます。
胸肉と腿は軟骨付きでコリコリとした食感が楽しめ、
小アヒルだからこそ癖が少なく、柔らかな肉質でジューシーな仕上がりとなり、
パリパリとした食感を楽しむ贅沢な一品です。
ギュギュッとレモンを絞っていただきましょう♪

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「湯葉とほうれん草とガーデンレタス(エイ菜)の炒め(百頁菠A菜)」380TWD(日本円:約1,370円)

ほうれん草とガーデンレタスに遺伝子組み換えではない大豆の湯葉を使用した炒め物で、
あっさりとしており、湯葉がまろやかな味わいを引き出しています♪

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「カニ身、干し貝柱と卵白の炒飯(水晶蟹肉炒飯)」580TWD(日本円:約2,090円)

米粒の細長いタイ米を使用しており、パラパラとおした仕上がり。
干貝柱はさっと揚げて甘味を凝縮させ、
シャキシャキとしたサヤインゲンの食感と共に楽しむあっさり目の上品な味わいの炒飯です♪

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「酸菜とアヒルのスープ(酸菜鴨架湯)」+300TWD(日本円:約1,080円)

こちらは肉を落とした後の先知鴨で作るスープで、
鴨の骨で出汁を取り、塩漬けの野菜を煮込んだスープとなります。
旨味溢れる出汁が優しく胃に染み渡り、炒飯のお供に最適です♪

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「なめらか杏仁豆腐(杏仁滑豆腐)」180TWD(日本円:約650円)

杏仁の香りが漂い、とゅるるんと滑らかな触感の杏仁豆腐。
甘さも程好い味わいです♪

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 「チーズブラマンジェの包み揚げ(炸豆腐奶)」180TWD/個(日本円:約650円/個)

甘みのあるチーズと普通のチーズを2種類使用し、
パイ生地で包み込み、ふっくらと揚げて、最後にシュガーパウダーで仕上げたもの。
外はサクサクとしており、中にはとろとろのチーズがたっぷりと入っているため、
甘味と塩気を交互に楽しめるデザートで人気商品です♪

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「燕の巣入りエッグタルト(燕窩蛋塔)」210TWD/3個(日本円:約760円/3個)

不老長寿の薬として昔から伝わる燕の巣がたっぷりと乗った
一口サイズの温かいカスタードタルトは、プルプルとした食感と滑らかなカスタードを
しっとりとしたタルト生地で楽しめます♪

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陳偉強(Chen)シェフがお勧めする気軽なアラカルトメニューを皆で存分に味わい、
とても楽しいディナーとなりました!(謝謝!)
レストランを後にし、同階のVIPラウンジ「Le Salon(ル・サロン)」で夜景を楽しみながら、
寝酒にワインやウイスキーをいただき、ぐっすりと快眠することができました♪

Le Palais(ル・パレ)頤宮
ランチ:11:30~14:30、ディナー:17:30~21:30

Le Salon(ル・サロン)翰林軒
オールデイダイニング:7:00~23:00、
朝食:7:00~10:30、
ハッピーアワー:17:30~19:30

Palais de Chine Hotel(パレデシン)君品酒店
所在地:台北市承德路一段3號
TEL:+8862-2181-9999
http://www.palaisdechinehotel.com/ja-jp/

台北市承德路一段3號

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