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神秘的な陰陽海が見渡せる金瓜石には千と千尋の神隠しのトンネルが!?

2015/04/02

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台北北部の1日観光ツアーは、午後の15時を迎えております。
小雨がパラつく中、台北北部の気温は2月の平均気温を下回り、かなり冷え込んでいます。
また1~2月の時期の台北北部は、気候がとっても崩れやすく、しばしば小雨が降るため
折り畳みの傘は必ず持参するようにしましょうね♪

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黄色と青の2色に染まった不思議な海岸「陰陽海」
陰陽海の正式名称は「濂洞湾」ですが、紺碧と黄土色の対照的な2色の景色が湾に形成されることから「陰陽海」の異名を取ります。

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陰陽海は、金瓜石の岩層に大量の黄鉄鉱を含んでおり
それが海に流出することで黄色くなっていると言われています。
生憎の天候で澱んでおりますが、晴れているともっと色鮮やかにくっきりと黄色と青の2色に分かれており
黄色と青が混ざり合う境界は、美しいエメラルドグリーンに輝くきます♪

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標高は588m、基隆火山群に含まれる死火山「基隆山」

基隆山はその昔、鶏籠山と呼ばれており、山の形が鳥かごに似ていたから付いたとされています。
山頂まで登山道が続いており頂上へ登ると360度のパノラマが広がり、
太平洋、基隆市、九份、台北市までもが見渡せるそうです♪

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「十三層遺址」

台北北部の最もメジャーな観光地である「九份」から程近くに金瓜石という集落があり
その山間の集落から海に向かって降りた海岸線に水南洞があります。
金瓜石という地名通り、戦前この地は金鉱で栄えた村です。
戦前の台湾は日本統治時代となり、その金鉱山というのも日本の企業が経営しておりました。
その企業とは、JXホールディングス、その前身は日本鉱業
そのまた前身は、釜石で製鉄業を立ち上げた2代目・田中長兵衛率いる田中組となります。
こちらの金瓜石では当初”金”が採掘されていましたが
”銅”が多く出るようになり、海岸線の水南洞に精錬施設を建設し、最盛期には東洋一の鉱山となります。
日本敗戦後は、台湾政府の所有となり採掘は進められましたが採掘量は激減し、1985年に閉山。
閉山後は、見る見る内に荒れ地となり廃墟となってしまいます。
十三層遺址は、その製錬所の跡で、十三層に渡る段々畑のような土地に建つ精錬所。
今では一部の土台部分のみが残ることとなり、当時の様子を思い浮かべることができます。
生い茂った緑草に覆われている様は、工場跡地というより、古城のような佇まいを醸し出しています。

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黄金博物館へ向かう途中の「茹川橋」から川を覗いてみると不思議な光景が飛び込んできます!

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この辺りの川は、岩層が大量の黄鉄鉱のため黄金色をしています。

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汚染防止の装置「洗浄塔」

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1905年に開発された金瓜石の鉱山から産出された
金や銅や硫黄等の金取り、 選別、冶金、精錬までの流れを全て行い
当時の製錬作業の大事拠点だった製錬所跡地。
工場は1933年に設立され、閉山1985年1987年に工場閉鎖も迎えてしまいます。
度重なる台風の被害等で今ではこのような廃墟と化してしまいました。

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山道を上り、車を停めて廃墟を進み、獣道のような細道を進んだ先を覗き込んでみましょう♪

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十三層遺址を見下ろし、眼下に広がる水南洞の集落一帯と陰陽海。
靄がかかっていなければ、最高の眺めとなったことでしょう。
但し、こちらは柵も何もない場所なため、危険ですのでくれぐれも足元にはご注意ください♪

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「台金濂洞錬銅工場煙道」

海抜70mから400mまで伸び、高度差は約330mと続く煙道に架せられた黒い煙突3本、山道奥に伺えます。
煙突の長さは、それぞれ1kmに及び、総延長は2.9kmを上回り、これが長仁三号排煙道です。
排煙道は、見学が可能ですが、間接的に多くの重金属の白いススが蓄積されているため、手に触れることは避けましょう。

煙突を横目に蛇のようにクネクネと曲がる山道を車で上り、またクネクネと降りていきます。
徒歩では、なかなかハードな場所かもしれません。

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「黄金瀑布」

こちらは瀑布(滝)というより渓流のようですね。
この一帯の雨水が鉱脈表層に滲み込み、黄鉄鉱や硫ヒ銅鉱と接触し、酸化還元反応と鉄の触媒作用で
黄身がかった酸性水の伏流水が湧き出す光景となっているようです。
緑に包まれた丘の中に黄金色の岩肌が露出し、近寄ると漂う金属臭。
看板には「大量の重金属が混じっています注意してください」と書かれておりますので、水に触れたり、近寄り過ぎるのは禁物です。

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「勸濟堂」

勧済堂は、金瓜石の民衆から「祈堂廟」の俗称で親しまれ、祈堂路はそれにちなんで名付けられています。
1896年(明治29年)、金瓜石集落の上にある「石尾」に黄仕春と黄仁祥の兄弟が祭壇を設け、関聖帝君を祀りました。
これが勧済堂の前身です。
後に大勢の信者でにぎわうようになり、収容しきれなくなったため
1902年(明治35年)に現在の茶壺山と半平山の連峰に廟を建立。
勧済堂には、関、呂、張、王の四大恩主が主神として祀られているほか、八卦祖師、福徳正神も祀られています。

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1991年には、重さ25トン、高さ35台尺の手に春秋書冊を持った純銅製の関聖帝君の銅像を安置しています。
金瓜石のシンボルとなったこの守り神は、東南アジア最大の関公銅像でもあります。
靄の中から姿を現された雄々しいそのお姿は、迫力溢れる巨体です。
書冊を持った銅像・・・日本でいう二宮金次郎のように書物を愛された方ということなのでしょうか♪

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古砲台まで50m、報時山まで250mと書かれた階段。
この上には、無耳茶壺山のハイキングコースに繋がる朝日亭という展望台があり眺望が最高です。
そしてこの先には、あの「千と千尋の神隠し」のモデルとなったとされるアレがあると言うのです!

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「千と千尋の神隠し」のモデルになったとされるトンネル

この日は、鬱蒼と靄がかかり、神秘的というよりか一寸先は白く光る闇と化しており、雰囲気はまさに映画のシーンそのもの!
そして、映画を観ているだけに
「もしや、これを通り抜けたら、あんな世界が待ち受けているのでは!?」・・・
ほんの少しだけ恐怖心をも駆り立てるトンネル。
恐る恐る旦那様の腕をギュッと掴み、まるで千尋の時のようにキョロキョロと辺りを見回し
腰を屈めて一歩・・・また一歩・・・とゆっくり進みます。
正直、本当にビビってしまいました(笑)

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このトンネルを抜けた先の光景は、行かれた方のみが楽しめる景色と致しましょう(笑)
さて、お次は、黄金博物館へと向かいます♪

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瑞芳黄金瀑布

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「瑞芳駅周辺」日本統治時代の名残を感じる歴史的建造物が連なる静かな街並 「黄金博物館」かつて繁栄したゴールドタウンの金鉱産業の歴史を学ぶミュージアム
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