高級リゾートホテルのお楽しみといえば、施設内のレストランの充実さも重要です。
「ダラデヴィ・チェンマイ Dhara Dhevi Chiang Mai」さんでは、
伝統的なタイ料理を提供するタイレストラン「ル・グランド・ランナー Le Grand Lanna」をはじめとし、
海外からのゲストに一番人気ともされる日本食レストラン「蓮 Ren」、
そして、フレンチレストランの「ファランセス Farang Ses」、中華料理の「フジアン Fujian」、
「ホーンバー Horn Bar」や「ダラデヴィ・ケーキショップ Dhara Dhevi Cake Shop」などがございます。
メーンロビーの奥手にあり、朝は朝食会場である「アカリゴ Akaligo」さんにて、
夜は、日本食レストラン「蓮 Ren」としてこちらで営業されています♪
朝は、モーニングブッフェの会場となる店内を、夜は和のテイストに切り替えられて、
和ダイニングとして活用されています♪
中央のカウンターーには、ショーケースがセットされ、新鮮な食材を取り揃えられています♪
鯛や平目、鮎、牡蠣、鯖など、美味しそうな海鮮たち♪
北海道産「カネヨ」の生うにがギッシリ!
赤提灯が灯される屋台には、日本酒や焼酎、ウイスキーなどのお酒が豊富に取り揃えられています♪
ダラデヴィ・チェンマイにお勤めの日本人スタッフで、
ジャパニーズ・ゲスト・リレーション・スーパーバイザー兼バーテンダーの竹崎清仁さんにお会いすることができました!
竹崎さんは、東京銀座のモーリバーでバーテンダーとして働かれていて
プライベートでチェンマイに旅行にいらした際に、チェンマイの魅力に魅了され、
以来、移住を決意し、7年の月日が経過しているとのこと。
3年前には、タイ人の女性と目出度くご結婚され、
現在は、公私共に充実したチェンマイライフをお過ごしのようです!
事前に、わたし達のWEBマガジンladeを観ていただけたようで、共通の友人がいることに驚かれていた竹崎さん。
何と、袋井の「BAR MONKEY」のオーナー板倉友哉くんが、日本のバーテンダー時代の良き後輩だったとのこと。
まさかの接点に「世間は狭いですね」と、話しておりました(笑)
そんな竹崎さんが、この日カクテルを振舞ってくださるとのことです♪(嬉)
「ホーンバー Horn Bar」
通常は、「ホーンバー Horn Bar」さんで振舞われるカクテルですが、
こちらの蓮でも、和食を楽しみながらカクテルをオーダーすることが可能だそうです♪
「緑茶」
食事のお供に緑茶を用意してくださいます。
こちらで流れているBGMが、何とお琴の古曲である「千鳥の曲」や「六段の調べ」がかかっています。
お琴を長年やっている旦那様がすぐさまに反応(笑)
まるで日本に居るかのような雰囲気に包まれます♪
「モヒート」
竹崎さんに最初にオーダーしたカクテルは、旦那様の大好きなモヒート。
さっぱりとしたライムとミントにラムの甘い香りがよく合い、夏のカクテルにピッタリです!
タイのミントを使っているせいか、香りと味わいが日本のミントとは違い、優しい甘味を感じます♪
わたしの好きなカクテルを事前にリサーチしてくださっていた竹崎さん!(凄)
WEBマガジンにて、情報を全てディスクローズしているとはいえ、その情報を活用してくださるとは、
やはり、日本人ならではのきめ細やかなサービス精神と心遣いですね♪
真剣な眼差しで注がれるカクテル!
最後の一滴を注ぎ終えると、シェーカーを振り切り、
カランッ!と心地良いアイスの音を店内に鳴り響かせておりました♪
「サイドカー」
わたしが、必ずどのバーでもオーダーするサイドカー。
その情報を事前にキャッチしてくれていた竹崎さん渾身のサイドカーは、
キリッとしながらも、どこか彼のお人柄の優しさが滲み出ているような豊かな味わいに仕上がっております。
柑橘系でさっぱりと飲みやすいカクテルではありますが、ブランデーベースでアルコール度数は少々お高めのこちら。
食後酒として飲むことはあっても、食前でいただくのは初めてのこと。
しかし、渇いた喉に馴染む程爽やかで美味しくいただけました!
和食とカクテルの組み合わせも初の試みでしたが、
旅先ということもあり、
非日常的な空間で、非日常的なことを嗜むというのは、なかなか面白いかもしれません♪
タイ版の「料理の鉄人」に出演し、見事優勝されたKongwuth Chaiwongkachonシェフ(写真中央)が、
こちら蓮の料理長を務められています。
故にこちらは、チェンマイでNo.1の日本食レストランとして人気を誇っているのです♪
Kongwuth Chaiwongkachonシェフは定期的に日本に来られていて
日本の質の高い食材を求め、全国各地を回られているそうです!
先日も北海道に来て、ウニ、いくらなどの魚介類やスイートコーンを視察されていました♪
お通し「ほうれん草のお浸し」
日本人の舌にも合う程好い塩加減の味わいで、酒の当てにピッタリのお通しです。
こちらのメニューは、日本語表記があるので、日本人には嬉しいサービス。
この日は「シェフズクリエーションセットメニュー」1,500THB(日本円にしておよそ5,550円)をオーダー♪
「CIGARILLO SASHIMI」
こちらは、昆布〆の要領で、イベリコ豚の生ハムで〆た刺身とのこと!(驚)
サーモン、ツナ、平目、縞鯵、ハマチ。
刺身にイベリコ豚を組み合せる発想は、日本人にはおそらく無いでしょうが、
これが、またどうして!?
風味豊かな生ハムの香りが、嫌味なく刺身にマッチングしていて美味しいのです!(再度驚!)
不思議な感覚を味わえるフュージョン料理が楽しめます。
昼同様に、日本から富山の友人で陶芸作家である「釋永岳 Gaku Shakunaga」くんの器を持参していたため、
彼の作品である「漆黒シリーズ」と「年輪シリーズ」に盛り付けていただきました!
和食にもしっくりと合う、素晴らしい器です♪
日本の醤油にこだわっています!
利尻島「磯吟醸」利尻昆布醤油
滋賀「丸中醤油」
「メロンウォーター」
チェンマイの奥地で採れたメロンから作られたというメロンウォーター。
メロンの香りと味わいを贅沢に楽しめるメロンウォーターです♪
「パッションフルーツのダイキリ」
お次は、ラムを使った代表的なカクテルの1つであるダイキリをいただきました。
キューバのダイキリ鉱山で働くアメリカ人、ジェニングス・コックス氏により命名され、
坑夫たちが暑さ凌ぎに、特産のラムにライムを絞り込み砂糖を入れて飲んだのが始まりと言われています。
こちらは、そのオリジナルのダイキリをパッションフルーツの甘味と種の食感を楽しめるようアレンジしてくださって、
マイルドなテイストのダイキリに仕上がっています♪
「AORIIKA CARPACCIO」
アオリイカのカルパッチョは、
タイのローカルハーブと細かく刻んだ胡瓜と海藻を混ぜ合わせたものを中に忍ばせており、
イカの甘味と、独特なタイらしい香りを放っています。
添えられた酢橘のソースに合わせていただきます。
こちらの料理を「漆黒シリーズ」で盛り付けてくださいました!
漆黒のレザーの質感に、真っ白なイカが良く似合っていますね♪
先ほどのイカの料理に、こちらのパッタイ(?)というタイのローカルハーブを用いているようで、
舌に残るえぐみ渋みが独特な味わいで日本人に馴染みのないハーブだったために、現物を見せてくださいました!
「ジンライム」
タイのライムは、マナオといい、日本のライムとは少し味わいが異なります。
ということで、お次のカクテルは、タイ版ジンライムを用意してくださいました!
タイの料理に欠かせないマナオたっぷりのジンライムは、爽やかな香り満載です♪
「UNI TIRO」
ウニのエスプーマを詰めたシュー、ウニの軍艦巻き、ウニの天ぷら。
シュー生地のサクサク感を失わないように、目の前でエスプーマを詰めて、
青のりとカツオのパウダーをかけて仕上げてくださいます。
真ん中のウニの天ぷらは、食感がカリッカリで天ぷらというよりスナックのような感覚です。
「PORTOBERRO HOTATE DENGAKU」
特製味噌田楽のホタテグリル、ポートベローマッシュルームのカリフラワープピューレ&西京味噌添え。
味噌田楽と西京味噌、どちらも甘めの味付けです。
最後の〆のカクテルは、竹崎さんの得意とするスペシャリテをいただこうと、
オーダーしましたところ、
日々、練習に励まれているという「ホワイトレディ」を用意してくださいました♪
「ホワイトレディ」
スタンダード中のスタンダードともいえるレシピ構成のこのカクテルは、
1919年に「シローズ・クラブ」(ロンドン)のバーテンダー、ハリー・マッケルホン氏によってこの世に生まれています。
ドライジンの風味とコアントローの甘み、そして、レモンの酸味のバランスが絶妙なこのカクテルですが、
初めはジンではなくミントリキュールが使われていました。
ハリー氏がパリの「ハリーズバー」に移った後に、レシピを変えたのが現在のレシピです。
竹崎さんのホワイトレディは、柑橘系の風味が爽やかで、スッキリとした味わいなため、
〆にピッタリのカクテルとなりました♪
「HAMAGURI SOMEN WITH BASILE」
小鍋で下から固形燃料で温めて提供してくださいます。
煮ハマグリのソーメンにバジルオイルのアクセント。
こちらのスープもそうですが、全体的に甘めの仕上がりなので、タイならではの好みの味わいなのかもしれません。
日本でも関東と関西で料理の甘さの好みが大きく変わったりしますものね♪
「WASABI ICE CREAM WITH BARUMANJE(SOY PUDDING)」
コースの〆のデザートは、ワサビ風味のアイスクリームの醤油がけ。
ワサビの風味が大分強めなので、なかなかのチャレンジャーです!(笑)
強烈なインパクトを受けるので、もう少しマイルドに加える方が美味しくいただけるのでは?とお伝えしてきました。
スタンダードな抹茶のアイスは、もちろん美味しくいただきました♪
「WASABI & MISO MACARON」
ダラデヴィ・ケーキショップで販売されているワサビ風味と味噌風味の2種のマカロン。
こちらのワサビ風味はマイルドで程好い味わいです!
味噌もコクがあり、塩気が甘みを引き立てており、風味豊かな味わいです♪
最後に蓮のマネージャーであるAtatoneさんと竹崎さんのツーショットで記念撮影!
竹崎さん、ありがとうございました!(感謝)
Kongwuth Chaiwongkachonシェフとお会いできなかったのが残念でしたが、
また、次回、会える日を楽しみにしております♪
さて、2泊3日とは早いもので、明日はもうダラデヴィ・チェンマイさんとお別れの時がやって参ります。
朝11時40分の「チェンマイハッピーツアー Chiangmai Happy Tour」さんのお迎えまでに、
チェックアウトすることに致しましょう♪
ダラデヴィ・チェンマイ Dhara Dhevi Chiang Mai
51/4 Moo 1, Chiang Mai-Sankampaeng Road, T. Tasala, A. Muang, Chiang Mai 50000 Thailand ⇒Google Map
TEL:+66 (53) 888 888 | Facsimile +66 (53) 888 999
http://www.dharadhevi.com/