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伝統が織り成す料理の数々「ラガップ L’AGAPE」のディナー

2013/05/14

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藤枝市青葉町の青島中学校通り沿いのテナントビルの一角にあるフランス料理「レストラン ラガップ」さんがフランスの国旗を掲げて姿を現しました。藤枝駅から車でおよそ5分程度の距離ですがメインの大通りではないので、知る人ぞ知るお店のように感じます。先日、こちらのお店に相方が仕事の都合で立ち寄り、帰宅するやいなやの大絶賛。日頃、新規開拓をしても120%の満足顔が出ることはかなり珍しいことです。そうとくれば、わたしも早々にお邪魔してみたいものだと思い連れて行ってもらうことにしました。いつもなら2人で出向きますが、今回は若手シェフの勉強ともなるよう・・・と、浜松で話題を呼んでいる中華料理「EVOLVE CHINA LON 龍」さんのオーナーシェフ中西翔くんと、袋井で2月に独立したばかりのイタリア食堂「Anello アネッロ」さんのオーナーシェフ山田芳国くんと4人で勉強会を兼ねてのディナーです♪

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こちらのお店は2008年9月にオープン。オーナーシェフの松下崇之さんが東京、関西のお店で経験を積み、フランスでも修行されたと伺っています。店内は全12席のシンプルな落ち着いた空間で、こじんまりとしたレストランです。オーナーシェフ松下さんが御両親の手を少し借りて、1人で厨房もホールも切り盛りされています。料理はコースのみ。好きな料理が選べるプリフィクススタイルです。ランチもディナーも同じメニューで構成されているのですが、お昼だけはメーンが1品のお手軽Aコース1,890円が用意されています。今回も前回相方が頂いた軽めのメーン2皿のコースmenu B 2,840円をオーダー。

menu A(メーン1品)1,890円
menu B(メーン2品)2,840円
menu C(メーン3品)4,210円
menu D(メーン4品)5,630円
menu E(※要予約)8,000円,10,000円
パン、スープ、コーヒー、デザート付

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白ワイン「アルザス ピノブラン」4,800円

まずはさらりと喉を潤すため白からスタート。海外での評価が高く、パリやニューヨーク、の有名レストランをはじめ、ロンドンのハロッズ・デパートでも取り扱われているようです。まろやかさの中に豊かな旨味もあり、優しい酸味と芳醇な香りが良く、水々しさも兼ね備えているので1本目に選んで正解ですね♪

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「ずわい蟹と米なすのテリーヌ」

コンソメで揚げ浸した米なすを香草で和えたずわい蟹でゼリー寄せにしてあります。油と相性の良い茄子を素揚げし、コンソメに浸して味を含ませテリーヌ型に詰めた冷前菜です。米茄子は火を入れると、とてもクリーミーな味わいになりますね。フランスの茄子に一番近い品種かと思います。今まで食してきた野菜のテリーヌは、どこか水っぽすぎるのが気になったり、逆に凝固し過ぎなことが多くあまり美味しいと感じることが少なかったのですが、こちらのテリーヌは全くそんなことは感じず、ジューシィーでいながらにしっかりとした形状を保ち、食材ひとつひとつの美味しさを良い塩梅で引き出していることが判ります♪

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「フォアグラのテリーヌ」

フォアグラをコニャックでマリネしてテリーヌし仕立てられています。まずは添えられたコンフィチュールなしでいただきましょう。舌の上でとろける滑らかさと味わいの深さに悶絶。下ごしらえや調理法において、とても丁寧な仕事ぶりが伝わる味わいです。そしてパンに苺とプルーンのコンフィチュールも加えて楽しみました♪

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「パテ アンクルート」

パイ生地で包んだパテをオーブンで焼き、パテとパイの間にコンソメを流し入れてあります。ナイフを入れた瞬間にパイ生地のさっくり感が程好いことに嬉しくなります。固すぎず、しっとりし過ぎず。そしてワインの当てになる程好い塩気と旨味。噛めば噛むほどにパテのコクが味わえコンソメのジュレとのバランスも絶妙です♪

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「やわらかく煮込んだ豚舌のソテー」

塩〆した豚舌を香味野菜とブイヨンでコンフィしています。牛舌も大好物ですが、豚舌も良く食べます。ですが、わたしが日常にいただく豚舌とはまったく違うものでした。表面はカリッと中は煮込んであるせいかとろけます。牛舌より低脂肪なところも嬉しいですね。手前のクスクスを酸味を利かせたソースで仕上げてあるので、そちらを添えてもさっぱりとして美味しいです♪

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「自家製パン」3種の自家製パンが味わえます。

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「ポークリエット」こちらはパンに付けていただきます。濾して滑らかになっていて、くどさはなくマイルドな味わい。

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「じゃがいものスープ」

”インカのひとみ”という品種のじゃがいもを使った冷製スープ。インカといえばめざめ。こちらはその”インカのめざめ”の開放受粉種子を翌年播種した中から選抜された新品種です。バター色の果肉で水分が少なく、じゃがいもらしいじゃがいも。その美味しさをミルクと生クリームでよりまろやかに仕上げています♪

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赤ワイン「トゥールド カラン グラーブ 2009」

早春の土手にあるような若々しさに、やや甘味のあるフランボワーズの香りが立ちます。シナモン、果実味、思いのほかタンニン分がしっかりしているので呑み応えがあり肉料理に適しています♪

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「牛ロース肉のステーキ」(+300円)

メーンは5種の中から選べたので4種をオーダーし、それぞれにシェアします。こちらは牛リブロース肉のシンプルなステーキです。このポーションで1人前なことに驚きます。火の入れ方は程好く、ソースの印象はまろやか。

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「タスマニア産子羊背肉のロースト(+700円)」

こちらも驚愕のポーションです。弾力とジューシィーさに笑みがこぼれてしまうほど。味わうごとにほのかに香る子羊の甘い香りが特徴で子羊の出汁で作った旨味溢れる優しいソースを添えていただきます。

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「フランス シャラン産窒息鴨ローストとコンフィ(+800円)」

前回、相方が大絶賛した鴨です。エトフェした鴨を胸肉はハチミツを塗ってロースト、もも肉はコンフィで提供してくれます。エトフェ(窒息)とは、元来、針を首の後ろに刺し、仮死状態にさせ、血を抜かずに屠鳥する方法ですが、最近では電気ショックでエトフェさせる方法もあるようですね。エトフェさせることにより、鴨の体内に血がうっ血して、その結果血が肉全体にまわります。それにより、肉に鴨特有の鉄分を含んだ風味が強くなり美味しくいただけるというわけです。まずは胸肉のローストから一口いただくことにしたのですが、噛むと適度な弾力がありジュースが溢れ出ます。そしてジュースと共に濃厚な味わいが伝わり、身は柔らかくしっとりとしていてコクがあり滑らかです。もも肉のコンフィの方は、皮はパリッと食感がよく、身は柔らかくいただけます。この時、4人が4人ともに再度リクエスしたのが、鴨のローストです。2人前を追加オーダーしました(笑)

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本日の鮮魚料理「メヌケのポワレ ソースアルベール」

メーンの魚はその日の鮮魚でその日の調理法で出されています。この日はメヌケというカサゴの一種の魚をポワレに。エシャロットとマッシュルームを炒め、白ワインとベルモット酒、メヌケのだしを注いで煮詰め、バターで乳化させたものだそうです。

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デザートは、黒板に書かれている中からお好みで選びます。それぞれ少しづつということも可能だそうで、その頼み方をする方が多いようですね。氷菓は、黒板に書かれている中から2種類をチョイスします。香辛料や磯自慢酒粕など一見アイスに?と言った変わったものもあり興味津々です♪

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「ラズベリーのムース、キャトルキャール(有機バターケーキ)、タルトフロージュ、イチゴ(あきひめ)とヨーグルトのソルベ」

こちらは1人前を撮りましたが、今回は4人ともにそれぞれがすべてのデザートを少量ずついただくことにしたおかげで全種制覇できました。印象は、アイスが極端に美味しいです♪章姫やヨーグルトのアイスは王道ですが、キャラメルも濃厚でヘーゼルナッツは風味が全然違います。そして興味があった香辛料はミントの香りがほのかに残り、爽やかで夏には嬉しい一品でしょう。磯自慢酒粕は、酒粕の独特のこってり感は感じず、ほろ甘でコクが優しさがあります。そしてフランスの伝統的なお菓子であるキャトルキャールは、卵・小麦粉・バター・砂糖の4種類が4等分ずつの配合のバターケーキですが、しっとりとすごく懐かしい味わいのように思います。タルトフロージュはキャトルキャール以上にしっとりさが味わえ、甘さはしつこくないので、食後にこれだけの量をいただいても、おかわりできそうなほど優しいです。そして優しい酸味のラズベリーのムースはしゅわっと口中でとろけてなくなりました。これだけシンプルなデザートで、素直に美味しいと感じられたのは久々です♪

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「コーヒー」

表面がクレマできれいに覆われているコーヒーでしたね。良いクレマはきめが細かく、かき混ぜても消えず、味をまろやかにし、香りを口の中に持続させてくれます。

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「ハーブティ」

松下さんが知人の紹介でハーブ専門のお茶屋さんから仕入れられているようです。わたしはエステサロンで、多種メーカーのハーブティーを取り扱うことも多く、毎日欠かさず飲むものですが、これは驚くほどに上手にハーブの良さを抽出されていてとても美味しかったです♪今回は、カモミール主体の食後と夜にピッタリなブレンドのものをいただきました♪残念ながら店頭には売られてなかったのですが、もしお分けいただけるのであれば購入したいと思えるハーブティーでした♪

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「ガレット ブルトンヌ」

バターの名産地でもあるフランスブルターニュ地方の郷土菓子。フランスらしく、バターたっぷりリッチな配合の有塩バタークッキーです。サクサクッと食感を楽しめ、しっとりとしたとても美味しいガレット♪最後の最後まで大満足でいただける最高のディナーです♪

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食事を終えたあと、若きシェフとわたし達は、松下さんを捕まえて様々な情報を聞き出すことに成功!松下さんは良く東京まで足を運びフレンチの勉強として食べ歩きをされるようですが、その中に六本木にあるフランス料理「レスプリ ミタニ」さんの名前もありました。フレンチ業界では重鎮で、伝統的なフランス料理をガッツリといただける何とも豪快なお店だそうです。レスプリ ミタニさんといえば、浜松で大好きな「レスタミネ エマ」さんのオーナーシェフ江間さんはこちらで修行されていましたね♪美味しいもので共鳴できる話題や情報交換をする中、とても和やかにゆったりと語る優しいお人柄 の松下さんに甘えて、気付けば23時を回り5時間という長丁場の勉強会となりました・・・(笑)藤枝まで浜松より車で1時間半ほどの距離ですが、その距離を感じさせないスペシャリテな料理の数々がリーズナブルに味わえることは間違いありませんよ♪

ラガップ L’AGAPE
藤枝市青葉町3-3-28 電話:054-637-0290
営業時間 11:30~14:00 18:00~22:00 定休日:水曜日
https://ja-jp.facebook.com/FuransuLiaoLiResutoranragappu

藤枝市青葉町3-3-28

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