修善寺の旅の最後に欠かせないのが、お土産探し。旅先ならではの味や、ここでしか出会えない特産品を探す時間は、まるで宝探しのよう。立ち寄るお店は選定済みなので、早速行ってみましょう。
竹林の小径を抜け、再び賑わいを見せる温泉街へと繰り出し、旅の余韻を持ち帰るために立ち寄ったのは、修善寺ならではの魅力溢れるお店へ。
「饅頭総本山源楽 修善寺本店」
まず訪れたのは、温泉街の中心にある「饅頭総本山源楽 修善寺本店」。
看板商品の温泉饅頭の中でも、特に人気を集めているのは、見た目にもインパクト大な真っ黒な胡麻饅頭。しっとりとした生地に香ばしい胡麻の風味が広がる逸品です。
さらに和菓子だけでなく、伊豆の特産品も豊富に取り揃えられています。
我が家の定番アイテムでもある「真鯛のだし塩」が、堂々の人気No.1でした!これ一振りで料理がぐっと格上げされる万能調味料で、一袋は常備しておきたい優れもの。
人気No.2は、西伊豆の郷土料理「塩鰹茶漬け」。旨味たっぷりの塩鰹と薬味が絶妙に調和し、ご飯が進む万能茶漬け。
人気No.3には「わさび椎茸」がランクイン。ピリッとした辛味と椎茸の旨味が合わさり、ご飯のお供やお酒のおつまみにも。
人気の「のむわらび餅」は準備中でしたが、黒蜜きなこ、濃抹茶ミルク、いちごミルク、ミルクティーと4種のフレーバー。
「甘泉楼」
国の登録文化遺産である新井旅館「甘泉楼」の一階部分を改築してできた商業施設。
続いて立ち寄ったのは、修善寺の銘品が一堂に揃う「甘泉楼」。ここに来れば、修善寺の思い出を振り返りながら“欲しいもの全部”が見つかる、まさにお土産の宝庫。
こちらには、わさび製品で有名な「カメヤ」の直営店「修善寺亀屋」と、和菓子を中心に展開する「伊豆十三夜」、二つの専門店が入っており、それぞれ個性豊かなお土産が楽しめます。干物などを取り扱っていた「いちばんかん」は昨年2024年に閉店。
豊富なわさび商品ラインナップ「カメヤ」
1947年創業の「カメヤ」は、清水町からスタートし、漬物・わさび加工を手掛け、地元の恵みを大切に受け継いできました。今では直営店が県内に複数あり、伊豆や静岡の特産品を広く取り扱っています。基本のわさび漬から、使いやすいチューブのおろし本わさび、便利な個包装の新鮮パックタイプやふりかけ、ドレッシングに至るまで、様々な商品を展開しています。
お会計は店舗毎で、店頭で製造販売するジェラートも楽しめ、柿田川の湧水で作った「柿田川百年豆腐」のジェラートが一番人気となり、イートインコーナーも用意。
わさび漬けや生わさび、金山寺などはクールパックで注文可。
わさび海苔やしいたけわさび、ザーサイなどの日持ちする佃煮・漬物系も。
商品は和ものに限らず、洋風なドレッシングやタルタル、ガーリックわさびなども。
郷土銘菓の販売店「伊豆十三夜」
店頭では、国産材料を使用した大判焼きの「十三夜焼き」を焼きたてで提供しており、「小倉」、「チーズ小倉」、「抹茶クリームぜんざい」などの味わいを販売。濃厚なチョコレートケーキ「十三夜ガトーショコラ」は、ここだけのオリジナルです。
静岡・伊豆ならではの郷土銘菓を中心に取り揃えられており、
商品によっては、試食も設けられているため、お気に入りがきっと見つかるはず。
今回は、「カメヤ」のラインナップからいくつかを購入しました。
「伊豆田舎草もち(8個入り)」594円
草もちは、伊豆の自然を感じさせる昔ながらの和菓子。一口頬張れば、蓬の青々しい香りがふわっと広がり、お餅はもっちりと柔らかく、滑らかな漉し餡の甘みとの相性も抜群。
「しいたけわさび」756円
伊豆の特産品である”しいたけ”と”わさび”の人気コラボ商品で、伊豆の香りを存分に満喫できる「しいたけわさび」。天日で干し上げた椎茸を甘辛く煮付け、ピリッっとわさびの風味を纏わせた甘辛煮は、ご飯のお供に最適です。
「伊豆わさびと海苔のふりかけ」378円
静岡県産のわさびに、瀬戸内産の海苔を使用し、ツンと鼻に抜ける辛みが刺激的で、かなり癖になる大人のふりかけ。
新商品「伊豆わさびそらまめ」432円
新商品ならではの珍しさと、パッケージの爽やかな色合いに惹かれ、ビールに合わせるならこれでしょう。
「筏場のわさび田」
帰りしなに、大見川の上流部に位置する「筏場のわさび田」に立ち寄り、日本一の水わさびの生産地を目の当たりにしてきた光景を思い浮かべ、美味しく旅の思い出を振り返り、余韻に浸りながら、伊豆修善寺土産を楽しんでいます。