箱根・芦ノ湖「ホテル四季の館 箱根芦ノ湖」秋晴れの芦ノ湖を望む至福のブレックファースト

秋晴れとなる好天に恵まれた「ホテル四季の館 箱根芦ノ湖」で迎える朝。清々しい風が高台を抜け、木々の葉を揺らし、頬にやさしく触れながら、“特別な朝”が始まることを感じさせてくれます。

ホテルのエントランスの展望に一歩足を踏み入れると、

前日とは打って変わり、晴れ間を覗かせる芦ノ湖が伺え、その雄大な姿がまっすぐ視界に飛び込んできます。

館内のロビーラウンジへ足を踏み入れると、朝の静寂に包まれた空間が出迎えてくれ、

ソファにゆったりと腰を下ろすと、眼下に広がる景色を独り占めできる贅沢な時間。

雲の流れは穏やかで、山肌に影を落としながらゆっくりと移ろい、静かに揺れる湖面とあいまって、心が自然とほどけていくのを感じます。

ホテル朝食は、ディナー同様に併設のフレンチレストラン「Parterre / パルテール」にて。

昨夜のディナーでも魅了された篠崎佑亮 / Yusuke Shinozakiシェフが監修する芦ノ湖の朝にふさわしい”芦ノ湖ブレックファースト”を、窓いっぱいの光とともに楽しむ時間が待っています。

案内されたのは、朝日が差し込む窓際の特等席。湖面がやわらかくきらめき、遠くの山々は薄いヴェールをまとったように美しく、その景色はまるでモーニングプレートの一部のように自然と溶け込んでいくようです。

「秋野菜のメランジェサラダ パルテール特製ドレッシング」

提供される「芦ノ湖ブレックファースト」は、新鮮な野菜や高品質な卵、自社農園のジャムなど、素材の魅力を引き出すシンプルでありながら、コース仕立てとなる丁寧な構成が魅力。彩り豊かなメランジェサラダ(ミックスサラダ)に添えられるパルテール特製ドレッシングは、素材そのものの鮮度と香りを引き立て、程よい酸味が食欲をそそる優しい味わい。

「本日のモーニングドリンク(オレンジ/ブドウ酢/野菜ジュース)」

朝一番にいただく一杯は、体にやさしく染み渡るような味わい。それぞれが主張しすぎることなく、穏やかに一日の始まりを整えてくれる、そんな心地よさのあるドリンク。

「採れたて野菜のポタージュスープ」

野菜そのものの甘みと香りが広がるポタージュは、素材の良さを活かした自然な旨味で、ふわりと雲のように添えられたエスプーマが朝の体にすっと溶け込むやさしい味わい。

「季節のフルーツ&ヨーグルト」

瑞々しい旬のフルーツと、まろやかなヨーグルトの絶妙な組み合わせ。フルーツの自然な甘みと酸味がヨーグルトに溶け込み、朝の一皿として完璧なバランスに。ホテルグループのオリジナル商品となる「フルーツパーク森の風 プレミアムジャム」の”りんごジャム”を添えて、やさしい甘みを加えて楽しみました。

「焼きたてクロワッサン&トースト 」

焼きたてクロワッサンは軽やかにサクッと香ばしい生地で、中はふんわりもっちりと甘く、バターの余韻が贅沢に広がります。

「自社農園プレミアムジャム(りんご/いちご/かぼちゃ)」

フルーツパーク森の風では、園内の畑で収穫した野菜やフルーツでつくられた「プレミアムジャム」を朝食で3種提供されています。畑作りから収穫、ジャム作りまで自社で手間暇をかけてつくりあげられた無添加のジャムは、甘さ控えめで程よい酸味があり、素材の味わいがギュギュッと凝縮された逸品。こちらのジャムはホテル内のショップで販売されているので要チェック!

彩り豊かで、目にも美しい朝食の数々。採れたて野菜のポタージュに季節のフルーツ&ヨーグルトに焼きたてのパンにモーニングドリンクまで、朝に必要な栄養と美味しさがバランスよく揃った贅沢なひととき。

朝日は陽だまりのように暖かく、刻々と表情を変える自然のパノラマが、優雅な時間ををさらに贅沢に彩ります。

いつしか雲が抜け、晴れ渡る空。色付いた山々は、絵画のような景色。

「鳳凰卵のオムレツ(小川フェニックス)」

特に印象深いのは、深いコクと余韻が楽しめる相模原「小川フェニックス」の卵を使用した「鳳凰卵のオムレツ」。しっとりと舌に沿う滑らかな質感と濃密な旨味は、フレンチならではの技が光る逸品で、素材そのものの味わいを楽しめるやさしさを感じるトマトソースとの相性も抜群です。

「ポークソーセージ/ベーコンソテー/ハーブチキン」

肉の旨味がぎゅっと詰まってジューシーなポークソーセージに、香ばしいベーコンソテー、やさしいハーブの香りが口いっぱいに広がるハーブチキンと、どれも満足感があります。

「ホテルオリジナルカレーのココット焼き」

ホテルオリジナルカレーとポテトをココットで焼き上げた香ばしい一皿が、朝の食卓に心地よいアクセントを添えて。

「コーヒー」

湖と空の青、朝日にきらめく水面、そして静けさに包まれた時間はゆったりと流れ、芦ノ湖というロケーションそのものが“隠し味”となり、心まで満たされるひととき。ディナータイムで撮影してくださった写真を記念にプレゼントしていただき、そんな思い出のシーンを眺めながら、コーヒー片手に過ごす至福の朝となりました。

部屋に戻ると、ショコラも暖かな陽を求めては、日向ぼっこをし、まるで我が家のようにまったりと寛ぐ姿にほっこり。

荷造りを終え、11:00のチェックアウトまでは、のんびりと足湯などを楽しんでは、お部屋での最後の時間を楽しみました。

チェックアウトの時間となり、フロントへ。桐田敏江支配人とご挨拶を交わし、滞在中の細やかな心配りや、最後まで温かく迎えてくださったスタッフのおかげで、特別な時間を過ごせたことに心からの感謝の気持ちをお伝えしました。

最後に立ち寄ったのは、館内のホテルショップへ。

箱根ならではのアイテムが並び、どれも上質で心が満たされるセレクションで、手に取りたくなるお土産が豊富に揃います。

「箱根寄木まんじゅう(12個入)」1,080yen

箱根寄木細工の「秘密箱」に見立てたパッケージに魅せられて購入したのは、南箱根産バターを使用した温泉まんじゅうです。しっとりとした生地にバターのコクとほのかな甘みが広がり、口に運ぶたびに旅の余韻を感じられます。伝統工芸と地元食材がひとつになった、まさに“箱根ならでは”のお土産です。

ホテルの公式LINEを友達登録すると、カレー・スープ・ジャムなどホテルオリジナル商品から好きなものを一品プレゼントしていただける特典もあり、私たちは、グループの各ホテルの料理長が手がけるカレーシリーズの中から「チキンカレー」をチョイス。旅の記憶をそっと連れて帰れるような、心温まるサービス。

ショップには、ホテルオリジナル商品が販売されているため、気になる商品はお土産にされると良いでしょう。私も朝食でいただいた「プレミアムジャム」の美味しさに心を奪われ、自宅用に”いちご”と”青りんご”を購入し持ち帰ることにしました。

宿泊費は事前決済でしたが、追加でいただいたディナーでの飲料代とショップで購入したお土産、そして入湯税をお支払いし、無事にチェックアウト。

館内にも多く展示されている日本画家・郷間正観氏が、つい先日滞在された際に目にした「仙石原のすすき草原」を筆にされた作品がフロントに飾られていました。仙石原のすすき草原と霊峰富士を繊細に捉えた絵は美しく、まるでその風景がホテル内に広がっているかのような臨場感です。

滞在中にお世話になった桐田敏江支配人と篠崎佑亮シェフと一緒に記念写真を撮影し、心から満ち足りた気持ちで宿を後にします。芦ノ湖を望む高台に佇む「ホテル四季の館 箱根芦ノ湖」での滞在は、天空と芦ノ湖を望む露天風呂に、見目麗しく満たされる創作フレンチ、そして心を豊かにする美術作品に加え、スタッフの温かいおもてなしにも心温まり癒される贅沢な時間。愛犬と過ごす穏やかなひとときと絶景に包まれ、心身ともにほどける特別な箱根ステイとなりました。

鮮やかな秋晴れの空の下、このあと向かうのは、紅葉狩り二日目の目的地へ。箱根の自然と温泉、美食に包まれた滞在が、またひとつ忘れられない旅の一章として、心に深く刻まれました。

次回予告:秋色深まる「箱根神社」関東随一のパワースポットへ!

ホテル四季の館箱根芦ノ湖
住所:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根大芝103241
TEL:0120-100-307
https://www.shikinoyakata-hakone-ashinoko.com/

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