台北最大夜市！地元民が賑わう士林夜市を散策！

台湾最大級の夜市といえば、「士林夜市（シーリンイエシー）」。元々は、媽祖を祀った慈諴宮前の農産物や海鮮物の交易の場として賑わう小さな市場からスタートし、時代と共に変化し、現在では、100年以上も地元民の台所として賑わう夜市へと成長しました。そして、こちらの夜市は、台北観光名所の目玉とまで呼ばれる台湾最大規模の巨大夜市となります。場所は、MRT淡水線の剣潭駅（チェンタンジャン）の1番出口を出て、徒歩10分圏内。既に人通りで賑わう基河路を真っ直ぐ進むと見えてきます。人の流れに逆らわず進めば必ず辿り着けるのでご安心ください♪

現在の「士林市場」は、2011年12月に「新士林市場」として再オープンしており、1階はゲームやお土産等雑貨屋台が中心となります。アーケードが設置されているため、雨天でも買い物が楽しめます。他にもマッサージ店や占い等もあり多彩なお店が軒を連ねます。夕方17時頃～深夜25時頃までの営業となり、20時～22時頃が最も混み合う時間とされています。夜の雰囲気はとても素敵ですが、人で押し潰されそうなぐらい混み合うので、人混みを少しでも避けたい方は、早めに臨むことをお勧めします♪

ここが地下1階「美食廣場」への入口です。

地下1階には「美食廣場」と称される食べ物の屋台が連なっており
通路には、多くの地元民と観光客が溢れ、前へ進みにくい状態が続きます。
とても不思議な光景に思えるのですが
良くこれだけの人が歩くその脇で、食事が楽しめるものかと感心してしまいます。

最大級の市場というだけあって、屋台の数も料理の量も熱気も凄いです！
そして、これは個人差があると思いますが、台湾特有の屋台の臭いも凄いです（苦笑）

地元民の方々は、大宴会のようにテーブル一杯に料理を並べ、食事を楽しんでいます♪

海鮮屋

忠誠號蚵仔煎

香腸（台湾ソーセージ）

蚵仔煎（牡蠣入りお好み焼き）

海鮮屋

海鮮鉄板焼き

賑わう地下街を抜けて深呼吸（笑）

「古早味現烤蛋糕」
良い香りに引き寄せられた行列の先は、焼きたて熱々の台湾手作りケーキのカットの実演ショーでした！
素早くカットする手捌きが潔く、ふわふわ感が堪りません！
原味（オリジナル）は1kg・NT$90（日本円にしておよそ350円）とお安いですよ♪

食べ物の屋台で賑わう大南路

士林慈誠宮

1796年に建立された、媽祖（天上聖母）を主祀とする、士林慈誠宮。
信徒が寄贈した芝蘭の土地に、媽祖を祀る廟が建立され、当時は天后宮と呼ばれておりました。
1859年に、中国大陸福建省漳州出身の人々と泉州出身の人々との間に争いが起こります。
芝蘭の街は焼け野原になり、多くの住民が街を離れ、現在の士林街に新しい街を造ります。
その後、1864年に士林慈誠宮は街の中心に移転し、今日に至るまで街の守護廟となっています。

猪血糕（もち米を豚の血で固めたもの）、甜不辣（さつま揚げ）、豆干（ドライ豆腐）、雞排（フライドチキン）等

高雄肉圓（肉団子）

阿亮麺線

魚蛋小屋（魚団子）

老芋仔芋頭酥（タロイモケーキ）

台湾料理

圓合興鮮搾汁氷舗（かき氷）

またもや宝くじのお店です。
春節に台湾人を賑わせる風物詩として、新年の運試しとして「春節大紅包」があり、日本でいうところの「ロト」になります。
春節大紅包の期間中は、1日にNT$100万（日本円にしておよそ390万円）が100名の方に当たるそうです♪

「傳統麻糬」
台湾で良く見掛ける屋台スイーツの1つで台湾の伝統菓子となります。
日本でいうきなこ餅のようなもので、もち米を用いたもっちり食感の一口サイズのお菓子。
周りはきな粉で中に入るのは、芝麻（ごま）、花生（ピーナッツ）、紅豆（あずき）から選べます。
松江路297巷にある「不老客家麻糬」が大行列となるほどの一番人気のようです♪

「無店名」
行列で賑わっていたラーメン屋さん？その名も「無店名」！店名無し？（笑）
情報求む。

「香雞排」
士林夜市を代表する屋台で顔より大きなスパイシーフライドチキンを提供する
「士林豪大大鶏排」は、大行列でなかなか立ち向かえない・・・という方には、こういうお店もあります。
屋台の数はあれど、その殆どが似たような商品が並ぶ夜市。
自分好みの味わいを見つけるのが楽しいでしょう♪