奥浜名湖を一望「うなぎ処 勝美 三ヶ日本店」のうなぎ

_RIC0005

浜名湖といえば、うなぎ。うなぎと言えば「加茂」さんですが、今日は残念ながらの水曜定休。開いているお店も少なく、見つけたのは、浜名湖と猪鼻湖を見渡せる新瀬戸橋(赤い橋)のたもとにあり、浜名湖遊覧船の船着場からも近い「うなぎ処 勝美」さんです。

_RIC0011

店内に入り、眺めの良さにまず驚きます。湖に面しガラス張りなので全面レイクビュー。今日のように晴天ですと開放感と爽快感で”眺望料”があっても良さそうですね。6名が座れるテーブル座敷が7テーブル。面白いことに、座布団が3枚ずつくっついています。さかいのお父さん曰く、”うなぎ屋だから”だそうな。本当でしょうか?(笑)

_RIC0010

こちらは奥浜名湖、猪鼻湖ともいいます。湖面がゆるやかに揺らぐ姿は、時間の経過を忘れさせてくれそうです。

_RIC0009

まずは「うなぎボーン」が出てきます。塩気がしっかり目なので、ビールを欲する味付けです。

_RIC0016

「礫島(つぶてじま)」~うなぎ丼・酢の物・肝吸・香物~2,500円

礫島(つぶてじま)とは、浜松市三ヶ日町大崎半島の約400m沖にある、浜名湖唯一の島だそうです。この島の名前を取って丼にうなぎを半身乗せたのがこちら。勝美さんでは、素材にこだわり大ぶりのうなぎだけを厳選して仕入れ、注文を頂いてから捌き、そのまま直火で一気に焼き上げ出してくれるといいます。地下104mの地下水で泥臭さを抜き、余分な脂も抜くことによりうなぎの身もしまり、自家製のタレで、手早く直火で焼き上げるのだとか。いわゆる関西風です。御飯は少しやわらかめなので、お子様やお年寄りが食べやすいのではないでしょうか。自慢のタレは、添加物を使用されていないそうですが、少し甘めな印象です。創業以来注ぎ足され継承され続け、浜松の地元民が愛する味を守り続けているのでしょう。

_RIC0020

「まぶし茶漬け」~うなぎ半身・肝吸・酢物・薬味・香物~2,500円

礫島と同じくうなぎは半身。そちらを細かくカットし、お櫃の中の温かい御飯の上へ。お櫃には茶碗3杯~4杯分の量が入っているので、これを3回に分けて食べるのが良いとされています。そして3回とも違う食べ方をするのが”ひつまぶし”の美味しい食べ方といいます。最初の1杯は、そのまま茶碗に1杯分を取ってそのまま食べます。2杯目は、ひつまぶしの上にネギ、山椒、海苔などの薬味をのせていただき、1杯目とっは違った風味を楽しみます。そして、3杯目は、2杯目と同じようにひつまぶしに薬味を乗せ、だし汁をかけてお茶漬けのように食べるのです。

_RIC0026

3杯目ともなると、お腹が膨れるのでサラサラと喉を通るお茶漬けのような食感がなんとも美味しいというわけなのです。

_RIC0013

セットで付く「香の物」大根、人参、奈良漬、青海苔。

_RIC0019

セットで付く「もずく酢」

_RIC0018

セットで付く「肝吸」

うなぎ処 勝美さんは、こちらの三ヶ日本店を含め三ヶ日インター店、三ヶ日センター直売店、勝美センターと、他店舗展開されています。中でも、まかない料理から生まれたという”勝美うなぎ焼きおにぎり”は、お土産ものとして人気があるようですよ。

うなぎ処 勝美
浜松市北区三ヶ日町下尾奈2257-5
TEL:053-525-1055 定休日:火曜日 営業時間 11:00-19:00
http://www.hamanako-katsumi.co.jp/

浜松市北区三ヶ日町下尾奈2257-5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

先頭に戻る