墾丁のリゾートホテル「Gloria Manor（グロリアマナー）華泰瑞苑」の場所は、
時代を遥か昔に遡ると、かつては原住民パイワン族の亀亜角社という部落だったと言います。
そして、世界植物園名鑑に名前を連ねる「恆春熱帶植物園」でもありました。
今からおよそ50年程前の1969年に台湾で最もホットな話題といえば、
墾丁国家森林レジャー区が一般開放され、グロリアマナーの前身である「墾丁賓館」へハネムーンに出向くことでした。
築50年を越す建物は当初、林務局準備管理事務所でしたが、
その後、風光明媚な景色が認められ、蒋介石の南台湾行政事務所のひとつとなり、
観光の発展に伴い、「墾丁賓館」として多くのゲストを迎え続けてきた歴史があります♪
「GLORIA HOTEL GROUP グロリアホテルグループ（華泰大飯店集團）」は、2011年3月に、
「台湾省林務局」と正式に契約し、「墾丁賓館」を「グロリアマナー（華泰瑞苑）」と改名し、
元あった主な建築を残したまま、近隣の生態環境保護も考慮した上で、
台湾の「JAHAA（頡合設計）」がデザイン設計を担当し、建物を改築。
およそ1年程の月日を費やし、2012年にオープンさせ、その経営管理を引き継いでいます。
今回は、Directorの鍾君采（James Chung）にホテルツアーをしていただき、
Marketing Maneger&Communication Dept.の羅晏辰（Eve Lo）と
PR/Copy Writer,Marketing&Communication Dept.の梁維容（Stephy Liang）と共にホテル見学です♪
ホテル1階にあるお土産売り場には、原住民が生み出す伝統工芸品から、
陶器の街「鶯歌（YingGe）」で選りすぐりの陶器など、特にハンドメイドにこだわった商品が並んでいます。
さらに、台湾茶やティーポット、ホテルオリジナル商品なども販売されています♪
鶯歌（YingGe）とは、台湾新北市鶯歌区の地名で、
陶器や陶芸で栄えた小さな町となります。
清代から鶯歌の人々は鶯歌の土壌で様々なものを作り出してきました。
現在でも60を超える窯元が集まる台湾最大の陶芸の町として、
陶芸好きの観光地としても有名な場所となっています♪
原住民作家が作るアクセサリー！
ホテルのオリジナルグッズたち！
紫外線の強い墾丁だけにUVケア！
渡り廊下は、自然溢れる景観を楽しめるよう左右全面をガラス張りにしています♪
渡り廊下には、改修当時に撮影されたモノクロ写真を展示することで、
過去と現在を見事に繋げています♪
エレベーターホール前にも続く展示されたモノクロ写真。
建物と自然美を融合させ、景観を損なわないよう、また、当時の良き思い出を失わないよう、
大切に残されている部分を色濃く感じることができます♪
写真に収められた当時の輝かしい光景を想い描きながら、
現在のグロリアマナーで大切にされているテーマ「自然と共存」を肌で感じ、
より楽しく過ごしていただきたいと思います♪
館内には、元中華民国総統である「蒋介石総統の書斎」を残されています。
「蒋介石総統の書斎」は、毎日4回に渡り見学ツアーを開講されているため、次回ご紹介致します♪
Gloria Manor（グロリアマナー）華泰瑞苑
屏東県恆春鎮公園路101号
TEL：+886 8 886 3666
https://www.gloriamanor.com/
