九份「阿妹茶樓・阿妹茶酒館」湯婆婆の油屋のモデルになったと噂されるお茶屋

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九份を代表する老舗茶芸館で豎崎路の階段道沿いに位置し、
瓦屋根に連なる赤提灯が魅せる独特な雰囲気を醸し出すお茶屋の阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」は、
かつての金鉱工場をリノベーションし再生しています。
こちらでは、お茶の時間を楽しむのはもちろんのこと、食事を楽しむことも可能です。
以前、
ジブリ映画・宮崎駿監督作品の「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の油屋のモデルになったと噂され、
店側も全面的にそうPRしているため、常にジブリ映画ファンや日本人観光客に人気のお店となります♪

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阿妹茶樓・あめおちゃ」と日本人に分かり易いようにPRされた看板が
入り口に大きく設置されており、
どの観光客も「これこれ!これでしょ!?」と口を揃えて入店されていく様子が伺えます。
ジブリ側は完全否定しておりますが、その事実関係はさておき、
こちらの店構えから「湯婆婆の油屋」の雰囲気を垣間見れることに違いはありません♪

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入口までは階段が設置されており、アプローチの演出でもノスタルジックな世界観を放ちます。
灯りに照らされて浮き出るお面は、
日本のお面コレクターであるドイツ人より購入されたものとのこと。
怪しげなムードが漂う中、3面と並ぶその内には「カオナシ」のモデルになったと噂されるお面もあり、
楽しみ甲斐のあるお店です♪

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店内は、エントランスのあるホールとその上の階もあり、竹製のテーブルセットが設置されています。
天候が良ければ、屋上のテラス席も景色が良くお勧めですが、
混み合っている時間帯は、空いているお席へ通されます。
入口付近には、自家菜園で栽培された茶葉や茶器なども販売されており、
お土産に最適です♪

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紅白の屋根が広がる屋上フロアは、屋根付きと屋根無しがありますが、
天候に恵まれていれば、是非外側の席をお楽しみください♪

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通常は、メニューから選べますが、ツアーやガイドさんの紹介で入店された場合は、
1人当たり「お茶とお茶菓子のセットNT$300(日本円としておよそ1,170円)と決まっているケースが多いです。
もちろん別のメニューをオーダーすることも可能です!
案内をしてくれた「グランドヴィクトリアホテル(台北維多麗亜酒店)Grand Victoria Hotel」の
セールスアシスタントマネージャーの高橋賢二(Kenji Takahashi)さんが、
許乃予オーナーや弟の許立育さんと交流があるということで紹介していただき、
こちらのお茶セットをいただきます♪

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1杯目は、スタッフが正しい淹れ方をカタコトの日本語で説明しながら実演してくれますので、
その様子を見て淹れ方を覚えましょう。
2杯目からは自分の飲みたいペースで淹れていただけます。
茶杓(茶匙)を用いて茶葉を適量、茶壺に入れたら、
茶漏(茶漉し)を乗せた茶海に、一煎目のお湯は茶葉を洗うために直ぐに捨て、
その捨て湯で茶海(ピッチャー)を温めます。
茶海(ピッチャー)を温めた後、捨て湯を茶盤に捨て、茶壺にもう一度お湯を注ぎましょう。
同じ茶葉で何回か楽しめる台湾茶は、
1杯目の蒸らし時間は20秒程、2杯目からは30秒程、3杯目は50秒程と蒸らし時間を伸ばしていきます♪

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茶海から、香りを聞く(嗅ぐ)聞香杯(モンコウハイ)に淹れ、
品茗杯(茶杯)をその上から被せます。
お茶を零さぬ様注意しながら、聞香杯をひっくり返して品茗杯(茶杯)に移し、
空になった聞香杯を鼻に近付けて香りを聞きましょう♪
(※香りを聞くとは、香りを嗅ぐこと)

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 台湾茶の正しい淹れ方を知り、
美味しいお茶を味わいながら、ゆったりほっこりとした時間を楽しみましょう。
こちらは「翠玉茶」で、柔らかなジャスミンのような香りと、後口に広がる瑞々しい風味があり、
発酵、火焙が軽いため、日本茶を飲み慣れている方や、初めて台湾茶を試される方にも好まれる味わいです。
残った茶葉はスタッフに伝えれば、お持ち帰り用の小さな袋を用意してくれます♪

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セットの「お茶菓子」は、
緑色した緑豆糕(落雁)は、とても柔らかく脆いので、手でいただきましょう。
白い粉を纏った甘い梅干しは、こちらのオリジナル商品で購入可能です。
短冊カットの焼き菓子は胡麻煎餅。
きな粉を纏ったお餅は、米麻糬で柔らかいわらび餅のようなものです♪

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高橋さんはかなりの九份Loverで、もう100回以上訪れているそうです!(凄)
休日前には此方で夜から朝方まで友人たちとお茶を楽しみながら夜更かしし、朝日を迎えたこともあるのだとか!
こちらで過ごす仲間とのひとときがあることで、日々の忙しなさを忘れ、癒やされているようですが、
その朝日の美しさを知るとまた訪れたくなるそうです♪

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高橋さんに許乃予オーナーの弟である許立育さんを紹介いただきご挨拶し、
前回、記事にした内容を確認していただきました!
すると、前回担当してくれた女性スタッフは昼勤務だったそうで、お逢いできなかったのですが、
映っていた男性スタッフは丁度いらっしゃるとのことで、その彼を呼び出し、
記事をとても喜んでくださいました♪

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最後に許立育さんと高橋さんと一緒に記念撮影させていただきました!(謝謝!)
九份で一番人気のお茶屋「阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」で、
あなたも九份の絶景と共に美味しいお茶を是非堪能してください♪

阿妹茶樓(阿妹茶酒館)
住所:新北市瑞芳区祟文里市下巷20号
TEL:02-2496-0492
営業時間:8:30~26:30(お店に確認してください)
年中無休

新北市瑞芳区祟文里市下巷20号

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