「野柳地質公園」自然が織り成す奇岩の代表的な存在である女王頭をパノラマで体感!

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台湾最北端近くの新北市万里区(旧台北県万里郷)野柳村、野柳岬の付け根にある風化や海により浸食されてできた奇岩の中に
女王頭(クィーンズヘッド)と呼ばれる美しい岩や様々な特徴を持つ奇岩が林立している
海岸自然公園「野柳地質公園(イェーリュウ フォンジン トゥーディンチュ)」。
その美しい女王の頭部は、侵食によりあと20年程の月日で折れてしまうとも言われています。
自然が織り成す美しい奇岩たちを大パノラマで体感してみましょう♪

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チケット売り場で入場料を
1人当たりNT$80(日本円にしておよそ310円)支払い入場チケットを手に入れましょう♪

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入場ゲート前のトラベルインフォメーションセンターには、無料の日本語DMや有料の地図が置いてあります。
また玄関先には、野柳地質公園一帯のマップが掲示されているので
頭にインプットさせてから進むと良いでしょう♪

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ツアーガイドのグループ(特に中国人)が大変多いので、そのグループに付いていけば迷子にはならなくてすみますね♪

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奇岩をモチーフにして作られたキャラクター達
キノコ頭のようなこの子は、野柳で一番多く見られる無数の穴が開いている蜂の巣岩です。
本当に蜂の巣のような岩が存在するのでしょうか♪

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女王頭2号
こちらは、女王頭の2号と言われる岩で、海岸に出る前のキャラクター岩のある公園のような場所に存在します。
左足元に2つの人の足のマークがご覧いただけますでしょうか。
実は、このマークに合わせて立った状態の位置から撮影しなければ
女王の頭に見えないのでご注意ください。
記念撮影で並ぶ人が多く、慌てて撮ってしまったためにこの有様です(笑)

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舗装された道を進むと、スカッと視界が広がり、見事な景色が飛び込んで参りました!
雨が降らなかっただけでも感謝しなければいけませんが、晴天であればもっと気持ち良かったことでしょう♪

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一番奥に見えるのが、野柳岬です。

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蜂の巣岩
あちらこちらに先程のキャラクターの岩が本当に大量に存在しました!
まるで本物の蜂の巣のようで、これは不思議な形の岩です。
これは岩石の表面に付いていた生物の層が溶蝕し、さらに海水によって浸蝕を受けてこのような形になるのだそうです♪

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野柳地質公園は、萬里郷にあり、北海岸に突出した細長い岬で、1千万年にも及ぶ地殻運動や海蝕、風蝕の影響を受け
奇怪な岩石が奇抜な海岸景観を展開しています。
全長1,700mの岬は、大自然の石彫芸術ともとらえられ、見る者を圧倒し、台湾の代表的な観光スポットの1つとなっています。
キノコ岩ともいわれる蕈状石は、岩層の割れ目が海水の浸蝕を受けて
経年変化で砂岩の中の硬い部分だけが次第に露出していったものとなります。
さらに日射や飴、波浪、強い季節風に曝され、このような様々な形のキノコ岩ができていったのです。

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野柳地質公園(ジオパーク)に立つ地元漁師の故「林添禎」さんの銅像
1964年に、台湾大学の学生が足を滑らせ転落していしまい
地元漁師の林添禎さんが意を決して海に飛び込み救助にあたりますが、惜しくも御2人とも亡くなられてしまいます。
その話に感動した当時の総統である蒋介石林添禎さんの銅像を建てられたのです。

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海岸沿いということもあり、少々風も強くなりますが、人が多過ぎるということを除けばとても気持ちの良い海岸公園です♪

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足場の悪い岩場には、通路が設置されており、女王頭(クイーンズヘッド)に向けての通路は、一方通行となります。
また、公園内には所々に赤いラインが引かれており
その先は、進入禁止区域となりますのでお気を付けください。

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女王頭(クイーンズヘッド)の周辺は、警備員が見張られる中、御1人御1人記念撮影を楽しむ方々の列で渋滞しています。
年々、女王の首と称される辺りが細くなっていってしまうため
補強すべきなのか自然の流れに添うべきなのか、様々な議論が交わされているそうです。
やがていつかは見れなくなってしまうかもしれないという自然の摂理だからこそ、神秘的と言えるのかもしれません♪

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30~40人ほどの中国人観光客の行列に並ぶのは偲びなく、女王様の裏側から失礼して、はいチーズ(笑)
実際に訪れるまでは、この女王頭の画像をネットで拝見していると
もっと海岸脇に孤独にそびえ立っている神々しい印象を受けており、楽しみにしていましたが
今や観光名所となってしまい整備されていることもあり、意外や意外な場所に突如現れます。
晴れ間に、ゆっくり撮影できる時間が撮れれば、また違うイメージでお伝えできたかもしれません。
しかしながら、自然が織り成すパワーが作り出す奇岩は一見の価値がありますよ♪

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あちらこちらに伺える奇岩の形は様々で、それぞれに分かり易いネーミングが施されています。
キノコ岩、蜂の巣岩、ショウガ岩、アイスクリーム岩、仙女靴、壺穴、豆腐岩、海蝕洞、ミイラ岩
カメ岩、美女のサンダル岩、地球儀岩、象岩、フライドチキン岩、キャンドル岩、たい焼き岩等
どれも不思議なネーミングばかりです(笑)
大自然のパワーを感じながら、どの奇岩がこのネーミングになるのか探し当てると楽しいでしょう♪

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 野柳地質公園を出た駐車場付近には
台湾ならではのフルーツなどの生鮮食品や乾物、アクセサリー等の屋台が連なるマーケットが設置されています♪

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台湾で人気の果実「釈迦」NT$100(日本円にしておよそ390円)
バンレイシ(蕃茘枝)
またの名を形状が仏像の頭部に見えることから釈迦頭(しゃかとう)とも呼ばれているフルーツです♪

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台湾を訪れたことのあるオーストラリアの友達から「釈迦は美味しいから食べてみて♪」とお勧めされていたので、購入しました。
一見、グロテスクな見た目のように感じますが、勇気を出して一口パクリ!
熟れた釈迦のそのねっとりとした食感の果実は、種が多く、甘みと少しの酸味があり、ミルキーで濃厚な味わい。
今までに食べたことがないような味わいで例えができないのですが、個性的で美味しいです。
さて、雄大な景色を眺めながら良く歩き、美味しいフルーツで小腹を満たしたら
本格的にお腹が空いて参りました(笑)
お勧めの食堂へ連れて行ってもらいランチタイムと致しましょう♪

野柳地質公園(イェーリュウ フォンジン トゥーディンチュ)
所在地:新北市萬里区野柳里港東路167-1号 TEL:02-2492-6516、02-2492-2016
営業時間:7:30~17:00(5~9月は~18:00まで開園時間延長)年中無休
入場料:NT$80(日本円にしておよそ310円)
駐車場:有
http://www.ylgeopark.org.tw/

新北市萬里区野柳里港東路167-1号

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