遠州森町のこんにゃく、ところてん専門店「久米吉」の一宮様献上蒟蒻

安政元年、初代創業者久米吉さんが、遠州森町にて”こんにゃく”を作り始め、以来、初代久米吉伝統の技は代々引き継がれ、現在5代目に至り、その歴史深い当時の様子は、森町の郷土記「森町変遷雑記」に記されているそうです。5代目当主である倉島正三さんが、2001年1月に「有限会社くらしま」を設立され、2009年9月に組織及び名称を「株式会社久米吉」に変更。伝統製法を守りながらお客のニーズに応え、小売販売と卸をされている「久米吉」さん。同じ敷地内駐車場横に、先程の「お直り処 久米吉 宮前田楽」さんが並びます♪

店内には、ズラリと陳列された蒟蒻やところてんをはじめ、他にも森町の手作り特産品が所狭しと並びます。目の前に飛び込むは”一宮様献上”の文字。一宮様とは、小國神社のことを意味し、ここに置かれた商品は、実は小國神社に献上している蒟蒻やところてんなのだそうです！

どの商品もほぼ試食が可能で、様々な蒟蒻の弾力や味わい、風味が楽しめます。食事をいただいた後でも、蒟蒻なのでカロリーを気にせず試食を楽しみました（笑）こんにゃく芋を100%使って、すりおろして作っている蒟蒻たち。あく抜きや火を通さなくても大丈夫。味噌やドレッシングでいただくのは勿論美味しいのですが、”むしろ本来の味わいを楽しむためにも、そのまま水洗いしただけでぜひお召上がりください”と店員さんは脇役になりがちな蒟蒻を主役級の貫禄でおっしゃいます♪

「こんにゃくラーメン（2食入り）」600円

”一宮様献上　生いもしらたき”を使った、こんにゃくラーメン。久米吉の生いもしらたきは、凝固剤を極限まで減らして造っているので、そのままでも、こんにゃくやしらたきに特有の石灰臭いわゆるこんにゃく臭さがありません。アクの臭みがなく生芋の芳醇な香りがするこのしらたきは、こんにゃくラーメンの麺にうってつけだというのです。スープは、久米吉の店舗で使っている、特製スープが付いてきます。調理法もとても簡単で30秒間湯がいて、熱湯で溶いた特製スープに入れるだけで完成です♪

ローカロリーでヘルシーなこんにゃくラーメン、試食させていただきました。もっちりとした弾力とつるんと喉越しの良さがあり、そしてラーメン感覚なのに全く重くなりません。これは、女性にとても嬉しい1品ではないでしょうか♪

店外のお庭のような片隅には、井戸の水が汲み上げられる場所があります。なんと、地下150mから汲み上げる水は、鉄や塩分が豊富に含まれており、とても肌に良く、肌荒れや男性のかみそり負けなどにも効果があるそうです。化粧水のように使用し、最初に指定のペットボトルを300円で購入し、水は無料で汲み上げることが可能だそうです♪

「玉肌の霊泉」ペットボトル代 300円

天然ミネラルが豊富なこの水を「玉肌の霊泉」と名付けました。肌が艶やかになり、乾燥知らずになったと、たくさんの愛用者の方々が続出しているのだそうですよ♪

遠州森町、小國神社へ参拝にいらした方は、是非創業150年もの歴史深い伝統の味をご賞味くださいね♪

久米吉
静岡県周智郡森町一宮3843-7　TEL：0538-89-0015
お問合せ受付時間：午前10時～午後17時30分まで
http://www.kumekichi.co.jp/