
雨に洗われた木々が、ひときわ鮮やかな緑を湛える仲夏の頃。台風7号と8号の影響で、旅の前日まで悪天候が続いていました。向かう道中も、はじめは雨が降り続いていましたが、目的地へ近づくにつれて、次第に雨脚は弱まり、奇跡的にも雨が上がってくれました。たっぷりと雨を含んだ山々は深い緑に輝き、しっとりと潤った森の景色が車窓いっぱいに広がります。まるで、自然から歓迎されているような気分に浸れ、幸先の良い旅の始まりです。

旅というものは、目的地へ向かう道中から心が弾み始めるもの。今回訪れたのは、「伊勢志摩国立公園」の豊かな自然に抱かれた「NEMU RESORT / ネムリゾート」。深い森と穏やかな英虞湾に囲まれたこの場所で、愛犬ショコラとともに三泊四日の滞在が始まります。

本館は愛犬の同伴ができないため、ヴィラのゲストが一時的に駐車できる駐車場に停めて、ショコラはチェックインが済むまで車内で待機します。

「NEMU RESORT」が位置するのは、英虞湾を望む伊勢志摩国立公園内。敷地面積約250ヘクタール、東京ドームの約61個分という広大な敷地には、森や芝生、海辺の風景がゆるやかにつながり、自然そのものがこのリゾートの魅力となっています。一泊では到底味わい尽くせないこの場所をゆっくり満喫したいと思い、今回は三泊四日の滞在を選びました。

最初に向かったのは、ネムリゾートに佇む「HOTEL NEMU」本館のフロントロビー。木の温もりを感じる落ち着いた空間には、都会のホテルとは異なる穏やかな時間が流れています。

フロントでは、スタッフの皆さんも温かく迎えてくださり、長時間の移動の疲れが少しずつほどけていきます。

ホテルのチェックイン時刻は15:00〜ですが、予定より少し早く到着しましたが、スタッフの方が「お部屋の準備が整い次第、ご案内いたします」と丁寧に対応してくださいました。その心配りに安心しながら、旅の慌ただしさから解放され、これから始まる滞在への期待がいっそう膨らみます。

広大な敷地のガイドMAPを見ながら、施設案内と同時に、愛犬と過ごせる場所や立入不可のエリアなどの説明を受け、規約書に目を通しサインして、チェックイン完了です。

ホテルショップの営業時間は、朝8:00〜夜19:30までとなります。お土産選びはいつも最終日にするので、紹介は後ほど。

実はこのリゾートの歴史は1967年にまで遡ります。当時、ヤマハグループによって開発された「合歓の郷」は、音楽・スポーツ・自然を融合させた日本有数の滞在型リゾートとして誕生しました。

現在は、「三井不動産グループ」のもと、「伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社」が運営していますが、館内には当時の面影が今も大切に受け継がれています。

ラウンジに収蔵されている数千枚ものLPレコードも、その一つです。

1960年代から1980年代を中心としたコレクションは、この場所が音楽文化とともに歩んできた歴史を静かに物語っています。

宿泊者はラウンジで自由にコーヒーをいただくことができ、窓の外に広がる緑を眺めながら、旅の始まりにふさわしい穏やかな時間が過ごせます。

入口前のテラスは、愛犬と同伴することができます。

人が大好きなショコラは、犬好きのスタッフさんに優しく声を掛けていただき、嬉しそうに尻尾を振りながらご機嫌な様子。初めて訪れた場所とは思えないほど自然にその場へ溶け込み、旅の始まりを一緒に楽しんでいるようでした。

コーヒーを片手に、目的地へ無事に到着した安堵感と、これから始まる三泊四日への期待感が広がります。慌ただしい日常から少し距離を置き、目の前に広がる自然の中で過ごす時間の贅沢さを早くも実感することができました。

この後はいよいよ、愛犬と宿泊できる「フォレストヴィラDOG」へ向かいます。

ルームキーとランドカーキーをいただき、愛犬と宿泊する「フォレストヴィラDOG」まで車で出向きましょう。

滞在中は、ヴィラの客室毎に1台ずつ用意されたランドカーで施設を周遊。本館へ宿泊されるゲストは、カートをレンタルすることも可能です。(1時間1,650円、24時間6,600円)

伊勢志摩の豊かな自然に包まれながら過ごす四日間。その第一歩は、長い歴史と穏やかな空気に迎えられる、心地よいチェックインから始まりました。お次は、愛犬と宿泊できる「フォレストヴィラDOGThis is an introduction to "[...]."
NEMU RESORT / ネムリゾート
HOTEL NEMU
住所:〒517-0403 三重県志摩市浜島町迫子2692-3
TEL:0599-52-1211
https://www.nemuresort.com/