
伊勢志摩国立公園の豊かな自然に抱かれた「NEMU RESORT / ネムリゾート」で迎えた、3泊4日の旅最後の夜。お疲れ気味のショコラは、自ら自分のベッドに潜り込み、眠たそうなお顔。夕食を終え片付けを済まし、私たちが向かったのは、宿泊者限定で毎晩開催されている「焚き火カフェ」です。

丘の上に設けられた「焚き火カフェ」では、ゆらゆらと揺れる炎を囲みながら、焼きマシュマロとコーヒーなどのドリンクを無料で楽しむことができます。日中はアクティブに過ごしたゲストが、夜はゆったりとした時間を過ごせるよう用意された、NEMU RESORTならではの心温まるおもてなし。(開催時間:20:00~22:00 最終入店21:45)

「焚き火カフェ」は、予約の必要はありませんが、愛犬同伴不可のため、ショコラはヴィラでお留守番。

丘の上にあるため、天候に恵まれれば満天の星空を楽しめることでも知られています。

受付されているスタッフさんから串に刺さったマシュマロを受け取り、焚き火の前へ。

夜風とパチパチと薪がはぜる音が心地よい、森のリゾート時間の始まりです。

串に刺したマシュマロを炎へ近づけると、表面が少しずつ色づき、ふっくらと膨らみ始めたら、中がとろりと柔らかくなっている合図。こんがり焼き色を付けたくなりますが、焦がそうと火へ近づけすぎると、柔らかくなったマシュマロが重さに耐えきれず、ポトリと落ちてしまうことも。私も欲張ってもう少し焼こうとした瞬間、あと一歩で落としそうになり、慌てて引き上げました。そんな小さなハプニングも、旅の楽しい思い出のひとつです。

耳を澄ませば、薪がパチパチとはぜる音だけが静かな夜に響き、癒しのひととき。

「焼きマシュマロ、コーヒー」(無料サービス)
焼きマシュマロのお供に、温かいコーヒーまでサービスでいただきました。焼きたてのマシュマロは、ふんわりとろけるような食感。ひと口で頬張ると優しい甘さが口いっぱいに広がり、思わず笑顔になります。

炎をぼんやり眺めながら過ごす時間には、不思議と心を落ち着かせる力があり、日常ではなかなか味わえない贅沢なひととき。忙しい毎日を忘れ、ただゆっくりと流れる時間に身を委ねることができました。

この日は、星空は望めなかったのですが、その代わり、夜空にはおぼろ月夜のように雲に隠れた美しい月が輝いていました。月明かりに照らされた森は幻想的で、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。静かな自然の中で過ごす月夜もまた、この場所ならではの特別な景色が広がります。

毎夜開催される「焚き火カフェ」ですが、悪天候の日はホテル本館のロビーラウンジで開催されます。

毎夜ラウンジでは、夜20:00〜22:00まで、セルフバーがオープン。三重の地ウイスキー「サンピース エキストラゴールド」、きんこ芋焼酎「志州隼人」、地麦焼酎「光年」、半蔵の梅酒、伊勢のクラフトジン「伊勢神」など、地元ならではのお酒を1杯550円で気軽に味わうことができます。

館内に並ぶレコードからお気に入りの一枚を選び、心地よい音楽に耳を傾けながらグラスを傾ける時間も、このラウンジならではの魅力。そして雨の日には、このラウンジで焼きマシュマロ体験を楽しめるのも嬉しいポイント。天候に左右されることなく、焚き火カフェの温かな雰囲気を味わえるよう工夫されています。晴れた日は満天の星空の下で、雨の日は心地よい音楽が流れるラウンジで。その日の天気に合わせて異なる楽しみ方ができるのも、「NEMU RESORT」ならではのおもてなし。ヴィラへ戻ると、眠たそうな目をしながら待っていてくれたショコラ。「明日はおうちに帰ろうね。」そう声を掛けると、安心したように再び自分のベッドへ。すぐに静かな寝息を立て始めました。旅の終わりが近づく少しの寂しさと、充実した時間を過ごせた満足感が入り混じる、穏やかな最後の夜を過ごします。
NEMU RESORT / ネムリゾート
HOTEL NEMU
住所:〒517-0403 三重県志摩市浜島町迫子2692-3
TEL:0599-52-1211
https://www.nemuresort.com/