ビオラ田町の裏通りにある小料理屋「はんなり」さん。”はんなり”とは、京都の方言で上品や粋などを現す言葉で、その店名通り上品な味付けの日本料理をリーズナブルに提供されています。店主が毎朝市場から直接仕入れる旬の食材を使用し、料理は魚介を主体に 刺身・焼き物・天婦羅など、その日のオススメ料理を出してくれます。 静岡の地酒である磯自慢から全国の地酒、各種焼酎などお酒も豊富なので料理に合うお酒を店主がセレクトしてくれます。この日は、街中での打ち合わせの合間にはんなりさんの店前を通ると入口に”うなぎ蒲焼定食”の週替わり定食のメニューが目に付き、”う、う、鰻定食が900円!?”と驚きを隠せず、そのまま前のめりの勢いでドアを開けて入店しているわたし達がおりました(笑)
店内は、カウンター6席、テーブル席4名×2の小綺麗なお店です。すると、またまたバッタリお会いしたのは丸八不動産の黒川さん。本当に遭遇率高過ぎますね(笑)折角ですので、一緒にテーブルを囲んでランチをいただくことにしました。こちらのランチタイムは非常にリーズナブルで6~7品から2品選べる和定食1,000円や日替わり定食がは用意されています。周辺にはオフィスが多いのでサラリーマンやOLの方がよく利用されているようです。今回は迷わず週替わり定食「うなぎ蒲焼定食」900円と日替わり定食「カツオ刺身定食」900円をオーダーすることにしました♪
日替わり定食「カツオ刺身定食」900円
色艶のよろしい鰹は皮を丁寧に剥ぎ、たっぷりの生姜と葱でいただきます。脂も程好くのっておりご飯がすすみます♪
週替わり定食「うなぎ蒲焼定食」900円
鰻で900円の定食とあらば、半身が良いところかと想定しておりましたが、なんと、贅沢にも半身半の嬉しい期待の裏切り方。関東風で蒸し焼きのおかげでふんわりと柔らかい鰻を甘辛いタレにくぐらせ何と艶やかなことでしょう。粉山椒をたっぷりとかけていただきます♪
鰻蒲焼定食の刺身「鯛にマグロ」鰻だけでも十分過ぎるにも関わらず、刺身の小鉢までも付いてきます!(驚)
両方の定食に付く小鉢「豆鮎の南蛮漬けともずく酢」
今が旬の豆鮎をサッと揚げてあっさりと酸味の程好い南蛮漬けにしています。奥の小鉢は、和食屋ならではの小鉢、もずく酢。酢の物は夏場の暑さでバテた体に嬉しい酸味を与えてくれますね♪
両方の定食に付く小鉢「さつまいもの蜂蜜レモン煮」こちらも甘さ優しく、レモンの風味がまた爽やかな一品。
両方の定食に付く「ご飯」
両方の定食に付く吸い物「なめことワカメの吸い物」
両方の定食に付く「茶碗蒸し」
甘さが引き立つ茶碗蒸し。全体的に小鉢の味いは薄味が中心でしたが、茶碗蒸しは一転して甘味が際立ちます。浜松ならではの味わいでしょうか。しかし、これだけのボリュームにしてこの価格。鰻は大量に仕入れることで、お安く提供できるのだそうです。7月22日(月)の土用の丑の日までの限定定食とのこと。夏バテ解消に是非、訪れてみてはいかがでしょうか♪
はんなり
浜松市中区元城町222-25 TEL:053-456-4008
営業時間:11:00~14:30 18:00~24:00 定休日:日曜日