三重・志摩「NEMU RESORT-7-」豊かな自然に包まれる「里山水生園」の夏模様

伊勢志摩国立公園の豊かな自然に抱かれたリゾートホテル「NEMU RESORT / ネムリゾート」。広大な敷地を誇るこのリゾートには、宿泊そのものを楽しむだけでなく、伊勢志摩の自然を五感で体感できるスポットが数多く点在しています。今回ご紹介するのは、ホテル本館からランドカーで約6分ほどの場所にある「里山水生園」です。

私たちが訪れた6月末は、紫陽花が季節の終わりを迎える頃。園内にはネムの木が風に揺れ、夜にはホタルが舞い、夏本番にはカブトムシやクワガタなど、里山ならではの生きものとの出会いも楽しめます。満開を過ぎた紫陽花は、華やかさとは違う落ち着いた美しさをまとい、移ろう季節をそっと教えてくれているようでした。

緑あふれる丘の上に広がるこの場所は、季節ごとに異なる表情を見せてくれる、NEMU RESORTならではの癒やしのフィールド。リゾートの中にいながら、まるで里山へ小さな旅に出かけたような、穏やかな時間が流れています。

「里山水生園」は、かつてこの地域にあった自然環境を再生し、「自然環境との共生」をテーマに整備されたエリアです。園内には池や湿地、小川、草原、雑木林など、多様な自然環境が広がり、昆虫や野鳥、水辺の生き物など、たくさんの命が息づいています。散策路はよく整備されているため、小さなお子さまからご年配の方まで無理なく歩くことができ、自然を感じながらゆったりと散策を楽しめるのも魅力のひとつです。

私たちも水辺をのぞいてみると、小さなカニがひょっこり姿を見せてくれました。自然の中で生き物を見つける瞬間は、大人でも思わず童心に返ってしまいます。夏には、お子さまに人気の「カニ釣り体験」も開催されており、夢中になってカニを追いかける子どもたちの笑顔があふれるそうです。遊びながら自然と触れ合い、生き物への興味や命の大切さを学べるのも、ここならではの魅力。さらに、季節ごとの自然観察会や体験プログラムも充実しているので、ご家族で滞在する際には、ぜひ参加してみてください。

また、「里山水生園」は愛犬も一緒に散策できるエリアです。木々の香りや風を感じながら、愛犬とのんびり歩く時間も格別。ショコラも草木の匂いを楽しみながら、気持ちよさそうに散策。散策路のウッドデッキの上は怖がってしまうので、抱っこで進みます。人も犬も自然を身近に感じながら、ゆったりとした時間を共有できるのは、ドッグフレンドリーなNEMU RESORTならではの魅力です。

春には芽吹いた木々が鮮やかな新緑に包まれ、初夏には花菖蒲や紫陽花が彩りを添えます。夏の夜には幻想的な蛍が舞い、昼間は池の周りでアメンボやトンボ、カエルなどの生き物に出会えることも。秋には紅葉、冬には澄み切った空気の中で静寂に包まれた景色が楽しめ、一年を通して何度訪れても違った魅力に出会える場所。

「里山水生園」で印象的だったのは、その「静けさ」。とはいっても、何も聞こえない静寂ではありません。風に揺れるネムの木の葉擦れ。木々の間から聞こえる鳥たちのさえずりは、心安らぐBGMに。

池を覗き込めば、水面をすいすいと滑るアメンボの姿。さらに、夏の訪れを知らせる虫たちの大合唱。人工的な音はほとんどなく、耳を澄ませるほどに自然が奏でる音色が次々と聞こえてきます。

その音に身を委ねながら歩いていると、不思議と肩の力が抜け、心までゆっくりほぐれていくようでした。忙しい日常では忘れがちな、自然に触れる心地よさを思い出させてくれる場所です。

豪華な施設やアクティビティも旅の楽しみですが、何気ない自然の風景に心を委ねる時間もまた、旅を豊かにしてくれます。

里山水生園には、派手な演出はありません。だからこそ、風や光、水、鳥の声、木々の緑といった自然そのものが、何よりも贅沢な時間を与えてくれるのです。

「NEMU RESORT」を訪れたら、ぜひ少し時間に余裕を持って里山水生園まで足を運んでみてください。四季折々の自然が織りなす美しい風景と、ゆっくりと流れる時間が、きっと旅の思い出をより深く、より豊かなものにしてくれることでしょう。

NEMU RESORT / ネムリゾート(里山水生園)
HOTEL NEMU
住所:〒517-0403 三重県志摩市浜島町迫子2692-3
TEL:0599-52-1211
https://www.nemuresort.com/

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