山梨・河口湖旅『パン ダニエル』湖畔の美景に包まれるフランス職人技が光るブーランジェリー

秋の河口湖へ、気になるベーカリーを目指してドライブ

愛犬ショコラとともに楽しむ、秋の河口湖旅。富士山麓の美しい景色を眺めながら、旅の締めくくりに向かったのは、気になっていたベーカリー。

湖畔の景色を楽しみながら、心惹かれるお店を訪ねるのも、旅の楽しみのひとつ。どんなパンに出会えるのか、期待を膨らませながら、河口湖の街へと車を走らせます。

船津浜から眺める、穏やかな河口湖の湖畔風景

河口湖の南岸に位置する船津浜の駐車場(無料)に車を停め、湖畔へ。目の前に広がる穏やかな湖面と、周囲を取り囲む山々の景色を眺めながら、旅の余韻に浸るひとときを過ごしました。

河口湖の湖畔には、水辺の景色を間近に感じられる場所が点在しています。湖面を渡る風や、遠くに連なる山並み、広々とした空を眺めていると、時間の流れまでゆっくりと感じられるようです。

湖畔の散策を楽しんでから、お目当てのベーカリーへ向かうのも、河口湖ならではの過ごし方。自然の景色と美味しいものを組み合わせた、心地よい寄り道となりました。

スワンボートや遊覧船が行き交う、河口湖ならではの風景

湖上にはスワンボートや遊覧船が行き交い、湖畔ならではののどかな風景が広がります。空の色を映す水面や、季節の移ろいを感じさせる山並みを眺めていると、日常の慌ただしさを忘れ、心までゆっくりとほどけていくよう。

静かな湖畔に広がる景色の中に、ゆっくりと進む船の姿が加わることで、眺めにも動きが生まれます。遠くの山々から湖面へと視線を移すたびに、河口湖の自然が織りなす美しい風景を楽しめます。

愛犬ショコラとのお散歩も、こうした景色に触れながら歩くことで、いつもとは違う特別な時間に。天候にも恵まれ、美しい湖畔の空気を満喫したところで、お目当てのベーカリーへ。

フランス人職人のこだわりが息づく「Le pain de Daniel」

今回訪れた「Le pain de Daniel(パン ダニエル)」は、「富士レークホテル」が運営するベーカリー&カフェ。2022年7月にオープンし、フランス料理の伝統と職人の技を生かしたパンづくりを続けています。

店内には約20席のイートインスペースがあり、購入したパンをその場で楽しむこともできます。

屋外にはテラス席もあり、ペット同伴で利用できるのが愛犬家にとって嬉しいポイント。河口湖周辺をショコラと散策する途中に立ち寄り、外の空気を感じながらパンを楽しめるのも素敵です。

フランス料理の経験を生かす、ダニエル・パケ氏のこだわり

こちらで展開するベーカリーの味を監修するのが、フランス・ブレス地方出身のシェフ、ダニエル・パケ氏。

ダニエル氏は、パリの「プラザ・アテネ」などで経験を積み、「マキシム・ド・パリ」や「ルコント・コンパニー」、椿山荘の「カメリア」などで総料理長を歴任。2018年には「富士レークホテル」のフランス料理レストラン「Premier(プルミエ)」のシェフに就任。

長年にわたり本格的なフランス料理の世界で培ってきた経験が、パン ダニエルの味づくりにも生かされています。

富士レークホテルの公式発表によると、店舗のオープンにあたっては、ダニエル氏とベーカリーマスターの湯原氏が、食材から製法までこだわった自家製パンや、フランス料理風の惣菜、ケーキなどを提供。ホテルのレストランで親しまれてきた味わいを、より気軽に楽しめる場所として誕生しました。

フランス料理のシェフが監修するパン屋さんという背景を知ると、ショーケースに並ぶ一つひとつの品々にも、また違った魅力を感じます。

素材選びから製法までこだわる、本場フランスのブーランジェリー

店内に足を踏み入れると、焼きたてのパンから漂う香ばしい小麦の香りと、バターの豊かな風味が迎えてくれます。ガラスケースや陳列棚には、丁寧に焼き上げられたパンやペストリーが美しく並び、どれにしようかと迷う時間も楽しみのひとつ。

パン ダニエルの特徴は、店内の工房で粉から生地を仕込み、職人が一つひとつ焼き上げていること。フランスを中心とした外国産の小麦粉やバターを使用し、クロワッサンやバゲットといったフランス伝統のパンを大切にしていると紹介されています。

一方で、国産小麦を使用した食パンやメロンパンなど、日常の食卓に親しみやすいパンも取りそろえています。本格的なフランスの味わいと、日本でなじみ深いパンの両方に出会えるのも魅力。

香ばしいクロワッサンから彩り豊かなデニッシュまで

ひときわ目を惹くのは、幾重にも重なる生地の層が美しいクロワッサン。フランス産を中心とした小麦粉やバターを使い、素材の風味と生地の食感を大切に焼き上げられています。

口コミでも、クロワッサンは特に人気の高い品。香ばしく焼かれ、空気を含んだ層は美しく、ふんわりとやわらかな食感で、バターの豊かな風味を評価する声が見られ、一番人気です。スタッフさんに、二番目に人気の品を伺うと、季節の食材をふんだんに用いたキッシュとのことでしたので、どちらも手にしました。

季節のフルーツをあしらったデニッシュやタルトは、彩りも豊か。山梨らしい果実のおいしさを楽しめるペストリーは、朝食にはもちろん、コーヒーや紅茶とともに過ごす午後のひとときにもぴったりです。

また、クロワッサン生地を生かしたクイニーアマンや、フランスの伝統菓子のカヌレ、スコーンなど、甘いもの好きにはたまらない品々も並びます。

自宅で楽しむ、パン ダニエルの贅沢なブランチ

旅から戻った翌日も、河口湖で出会った美味しいものを楽しめるのが、テイクアウトの嬉しいところ。

持ち帰ったパンをテーブルに並べ、濃厚なさつま芋のポタージュを作り、淹れたてのコーヒーを添えて、ゆったりとしたブランチタイムを楽しみました。

素材と食感を楽しむ、個性豊かなパンたち

まずは、バターの香りが魅力のクロワッサンと、リンゴの甘酸っぱさを楽しめるショーソン・オ・ポム。サクサクとした生地と、それぞれの素材が織りなす味わいを楽しめる組み合わせです。

食事系のパンでは、香ばしい生地とコクのあるフィリングが楽しめるキッシュが食卓を彩ります。さらに、餡の甘みとバターのコクが調和するあんバターサンドも並び、甘いものから食事系までバランスよく楽しめる内容に。

野菜の旨味が楽しめるラタトゥイユとチーズを合わせたタルティーヌは、素材の風味を存分に味わえる一品。噛むほどに小麦の味わいが広がるハード系のカレーパンや、ベーコンの香ばしさが魅力のエピ、チーズ&オリーブなどのおつまみパンも加わり、テーブルが一気に華やぎます。

ひとつひとつ異なる生地の食感や素材の組み合わせを楽しみながら、コーヒーを片手にゆっくりと味わう時間。旅先で見つけたお気に入りの味を、自宅でもう一度楽しめる贅沢を感じます。

河口湖の美しい景色と美味しいパンで締めくくる旅

船津浜で湖畔の景色を楽しみ、フランスの職人技が感じられるパンを持ち帰る。そんな何気ない寄り道も、旅の思い出を豊かにしてくれる大切な時間。

フランス料理の世界で経験を重ねたダニエル・パケ氏が監修し、職人が素材と製法にこだわって焼き上げる「パン ダニエル」。伝統的なフランスのパンから、季節の果実を使ったペストリー、食事に合わせたい惣菜パンまで、訪れるたびに新しいおいしさに出会えそうです。

雄大な富士山を望む河口湖の風景と、日々の食卓を彩る美味しいパン。自然の美しさに触れながら、その土地ならではの食の楽しみに出会えることも、旅の醍醐味のひとつ。

愛犬ショコラとともに過ごした今秋の河口湖旅行は、秋晴れに恵まれ、美しい景色や美味しい食事、心安らぐホテルでの時間など、たくさんの素敵な思い出に溢れています。

旅の最後に立ち寄った「パン ダニエル」も、そんな思い出を締めくくる一軒となりました。

河口湖を訪れた際には、湖畔の散策とあわせて、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

Le pain de Daniel(パンダニエル)
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津3631-2
TEL:0555-72-2213
営業時間:8:00〜16:00
定休日:木曜日
(※公式Instagramのカレンダーをご確認ください)
駐車場:有(無料)
ペット:テラス席のみ同伴可
https://pan-daniel.jp/

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