「法多山尊永寺」見頃を迎えた彩り豊かな紫陽花と清涼感溢れる音色の風鈴まつり

高野山真言宗に属し厄除観音として知られ、可睡斎・油山寺と合わせて「遠州三山」の一つとして、静岡県袋井市を代表する観光名所としても有名な「法多山 尊永寺」へ!

※車両の乗り入れは特別に許可をいただいております。

境内参道には樹齢400年~500年もの歴史を歩んできた220本の杉並木があり、550mほどの長さが続く姿が圧巻です!
梅雨入りしている6月半ばではあるものの、この日の滞在時は奇跡的に晴れ間を覗かせてくれ、雨上がりの水気を含んだ活き活きとした杉並木を歩くことができました。

緑が濃くなりつつあるこの時期の眩い杉並木は、木陰の涼しさも感じられる爽やかな参道となり、心が軽くなる想いです!

こちらでは不動明王像と蛸薬師堂、弁才天堂周辺を3Dバーチャルでご覧いただけます!

本堂前の水屋では、袋井市のフラワーショップ「菜里 Hana Club」の落合秀美さんが定期的に花手水を担当されており、この日は爽やかなグリーンの紫陽花やブルーのデルフィニューム、コリウスなど梅雨の鬱陶しさを感じさせない清涼感溢れる装いで手水を和ませてくれています!

袋井の豊かな森に囲まれた広大な敷地を誇る法多山では、四季の移ろいを感じることができる自然の中で、より季節を感じ取れるよう様々な趣向を凝らした催しを開催し、訪れる参拝者を楽しませてくれています!

現在は本堂にて、日本の夏の風物詩の代表格でもある風鈴を飾る「風鈴まつり」が開催中!

願い事の短冊を風鈴にかける「願掛け風鈴(※)」や風鈴を「おまもり受付」にて販売もされており、多くの参拝者が参加され楽しまれていました!(※願い事を書いた短冊を本堂に奉納後、約一ヶ月間風鈴にかけることができる:料金200円)

そよぐ風に乗り優しい音色がチリンチリンと鳴り響くと、ゆらぎのリズムが心地良く耳に馴染み、心がすぅーっと落ち着き癒されていくようです♪

[風鈴まつり]
開催期間:5月22日(土)~8月31日(火)
場所:本堂、諸尊堂、だんご屋東広場

法多山名物の「厄除だんご」を販売しているだんご茶屋前の広場では、紫陽花シーズンに合わせたディスプレイとして色鮮やかに設置された「アンブレラスカイ」!

足元に浮かぶ虹色の影が幻想的な世界観を楽しませてくれます!

少し背伸びをして傘を持ってみました。
クロード・モネの「散歩・日傘をさす女」にはなれませんが「トトロ」にはなれているでしょうか?(笑)

ワンちゃん連れの方がとても素敵な撮影スポットで写真に納められていたので撮らせていただきました!
チョコンと上手にお座りしてお利口なワンちゃんですね♪
境内は本堂以外はワンちゃんとの散策も楽しめるので、今度我が家のショコラも連れて来てあげれたら喜びそうです!

梅雨時期の法多山の風物詩ともいえる境内の紫陽花は見頃を迎えられており、素敵な演出が施されている「あじさい広場」に足を運んでみましょう!

「紫陽花と傘」

私も大好きな紫陽花ブルーに合わせてコーディネートしてみました!

目の覚めるような鮮やかな紫陽花ブルー!
まるで梅雨の合間を覗かせる爽快な青空のようでもあります!

境内には西洋アジサイやガクアジサイにヤマアジサイなどを中心に、約3000株もの紫陽花が植えられており、あじさい広場やだんご屋周辺、参道など、境内の至る所で楽しめます!

この美しい紫陽花と傘のコラボレーションを一目見ようと足を運ぶ参拝者の皆さんが、その思い出を写真に認められていく楽し気な様子が多く見受けられ、SNSなどにも数多く投稿されています!

こちらは先程の「アンブレラスカイ」同様に静岡市の傘屋「パーティーレイン藤田屋」の傘を用いた演出で、紫陽花色のように繊細な色合いのグラデーションが効いた傘を紫陽花に模したインスタレーションで鮮やかに彩りを添えた「あじさい広場」になっています!

自然にあるものを活かし、多くの方に楽しんでいただけるようにと様々な趣向を凝らした演出等を考えられているのは、法多山で20年と長くお勤めされ広報を担当されている内山田真さん(写真右:6年前のコトコト市で撮影)です!

長年法多山の魅力を知っている内山田さんを中心とした広報が境内の日々の様子をマメに撮影され、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSの情報配信を上手くされている広報の日々の努力と巧みなアイデアが詰まったイベントや演出により、それらを楽しまれる年齢層の幅は広がっているように思えます!

法多山の紫陽花の見頃は例年ですと6月上旬~7月上旬頃のようですが、今年は梅雨に入るタイミングも少し早かったので、日々の様子や開花状況などを配信されているSNSを小まめにチェックしてみてくださいね!

今後の法多山では、7月9日(金)~7月10日(土)と二日間に渡り行われる毎年恒例の「万灯祭」が控えており、本堂前に何千基もの灯籠が奉納され、幻想的な夏の夜を楽しめるイベントや、7月13日(土)~8月25日(日)にお化け屋敷プロデューサーとして話題の五味弘文氏が手掛けられる作品「呪いの契り帯」の開幕となり、真夏の暑い夜に背筋も凍るような恐怖体験となるお化け屋敷が開催予定とのことで、熱い夜が続く法多山から全く目を離せなくなりそうです!
イベント等の詳細は公式サイトをご覧ください!

法多山 尊永寺
所在地:静岡県袋井市豊沢2777
TEL:0538-43-3601
https://www.hattasan.or.jp/

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