富山の神通川のほとりに佇むリゾートホテル「リバーリトリート雅樂倶」へ

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緑豊かな自然に溢れ、神通川のほとりに佇むその静けさは、
喧騒を忘れ、安らぎのひとときを過ごす究極の隠れ家ともいえるリゾートホテル「リバーリトリート雅樂倶」さん。
富山空港より車で約15分、市内より車で約30分とアクセスは良い場所にあります。
2000年5月に本館を設立され、その5年後の2005年11月9日に新館を増築されています。
建築家に、数々の賞を受賞されている「海の博物館」や「牧野富太郎記念館」を手がけられた
内藤廣(ないとうひろし)氏を迎え、「数奇屋の繊細さとアジアの土臭さ」をコンセプトとし、
あくまでもリトリート(隠れ家)というイメージにこだわり、空間を実現されています。
今回の富山帰省でお世話になるお宿はこちらの雅樂倶さん。
事前にかなりの評判を伺っているだけに、とても楽しみにして参りました。
浜松は、もうが綺麗に散ってしまいましたが、
富山ではかろうじて最後のの舞いが見れて、日本の春の豊かさを2度感じることができました♪

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雅樂倶さんの客室は、本館と新館で新設された部屋も併せて25室あり、
1つとして同じ部屋が無く、それぞれの部屋で異なる趣が楽しめることが大きな特徴です。
何度訪れても飽きることなく、自分好みの部屋探しをするのもまた良いでしょう♪

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エントランス
花楽1985年 / 中川幸夫
うつわ(碧釉盤)2002年 / 小川待子

さらに、雅樂倶さんの大きな特徴として見受けられるのが、
館内外において、およそ300点程のアート作品が至るところに散りばめられており、自由に観覧することができるということ。
まるで美術館のように贅を尽くしながらも、アートを身近に感じさせる施しがなされています。
年に4回は、館内の作品を入れ替えされているようで、四季折々の楽しみ方もあるようです♪

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メーンエントランスよりフロントへ抜ける通路は、照明を最小限に落とされ、
その先に待っている豊かな景色を映し出すための心の準備をさせるかのような静けさを放ちます。

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ウォーターフォール / 千住博

世界的に活躍する日本画家の千住博さんの作品が見られます♪

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フロント

チェックインは、14時と早めなのも有難く、笑顔でスタッフさんがお出迎えしてくださいます♪

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雅樂倶スタッフ:大下祥吾さん

フロントには、常にスタッフさんが在中されているため、不明な点はこちらでお問い合わせすることもできます♪

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コロンと丸みがありコデマリのような愛らしさがある「アリウム」が飾られていました。
館内全体に活けてあるお花は、オーナーのお嬢様が定期的に生け替えに見えられるそうで、
求めるものは、多種多様の花の華やかさではなく、均整の取れた美しさのように思えます♪

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メーンロビー

美しく流れる神通川や緑豊かな森林を一望できるメーンロビーは、床から天井までをガラス一面張り巡らせ、
時の経過を忘れる程に、長閑な景色を眺めながら静かな時間を過ごせます♪

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チェックインは、こちらのメーンロビーでウェルカムドリンクをいただきながら済ませ、館内の案内をしていただきます。
ウェルカムドリンクには、お抹茶、コーヒー、紅茶、緑茶などの中から選べますが、
驚くことにビールもいただけるそうです!(驚)
ホテルに到着しての寛ぎの一杯は最高でしょうね♪

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「ハーブ緑茶」

爽やかなハーブの香りがする上品な緑茶には、こちらの館内にあるカフェ「リヴィエール」さんのチョコ菓子を添えて。
器は、長崎県の「白山陶器」さんの蓋付湯呑を使用されています♪

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「お抹茶」

丁寧にお抹茶を点てていただけるとは、また贅沢なウェルカムドリンクです!
お茶菓子には、富山の和菓子店「小鍛冶」さんのもので蝶をモチーフにしたデザインのゼリーとお干菓子を添えて。
薄氷のように、口の中に入れると溶ける薄い干菓子には白餡が仕込まれている「種合わせ(たねあわせ)」というお菓子で、
雅樂倶さんのロゴが焼印されており、オリジナルだそうです♪
蝶々の形をしたゼリーは「こはく糖(こはくとう)」というお菓子で、
砂糖にゼラチンを混ぜ合わせて作られています。

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HAZAMA 1999年 / 藤井武
シュワリ茶碗 / 川端健太郎
水指 / 川端健太郎
歩行 / 八木一夫

富山県出身の洋画家である藤井武さんの大きな作品「HAZAMA」。
館内には、他にも富山県出身の作家さんの作品を多く見掛け、オーナー様の故郷を愛する想いがひしひしと伝わってきます♪

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客室に用意された浴衣以外に、別に、男女共にもう一着ずつお好みの浴衣を選べるようです。
女性には、お揃いの浴衣とならないよう配慮され、全て違う柄を用意されています。
浴衣と帯を選び、お部屋に運んでいただきましょう。
ご自身で着付けできない方には、着付けサービスが受けられますのでご安心ください♪

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エレベーター

新館の客室は、1階に4部屋、2階に4部屋の計8部屋用意されています。
本館の客室は、後ほど紹介致します。
それでは、今回のお部屋に案内してもらいましょう♪

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2階・客室専用通路の入口

石川県金沢市出身の陶芸家である中村卓夫さんの作品が飾られています♪

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2階客室通路

記憶の風景 / 野上衹麿

客室の通路にもアートがふんだんにディスプレイされていて、
まるで美術館に来ているような感覚になります。

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今回、わたし達がお世話になるお部屋は、神通川に面した214号室の「白橡の間(しろつるばみ)」です。
次回は、お部屋の紹介となります♪

リバーリトリート雅樂倶
富山県富山市春日56-2 TEL:076-467-5550 http://www.garaku.co.jp/

富山県富山市春日56-2

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