「ファンペン」アンティーク雑貨に囲まれた北タイ料理の老舗レストラン

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北タイ料理を美味しく食べられるとチェンマイで有名なお店といえば、
リーズナブルな価格帯で北タイ料理を提供される老舗レストラン「ファン・ペン Huen Phen」さん。
こちらは40年以上続く老舗で、昼は母が、夜は息子たちが営む家族経営のお店。
チェンマイで知らない人はいないほどの人気店で、
チェンマイハッピーツアー Chiangmai Happy Tour」の現地ガイドのグローイさんにもお勧めされましたが、
いつも観光客で賑わっており、週末の夜は予約することをお勧めします♪

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昼は美味しい「カオソーイ」を食べにやってくる地元民で賑わい、
夜は雰囲気が変わり、落ち着いた雰囲気のレストランになり観光客で賑わいます。
昼は、ペンお母さんがお店のテラスで営業し、
夜は息子のプームジャイさんがレストランを営業されています。
ペンお母さんは、40年以上この店を切り盛りしており、
ランチタイムには、北部のお惣菜やカレー、カオソーイなどをとてもリーズナブルに提供しています。
アンティーク雑貨が好きな息子のプームジャイさんが少しずつ集めた器や
店内の家具や装飾品にもところどころアンティークが散りばめられており、食事をするにも楽しいお店です♪

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旅行ガイドブックにもよく掲載されているほどの人気店なため、タイ人のみならず旅行者にも人気があります。
この日も多くの旅行者が店の前でウェイティング状態で列を成しており、
名前を書いてからおよそ20分ほど待ちました。

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ペンお母さんの息子のプームジャイさんは元々アーティストで、
かつて遠方から知人が来る度に、自身が手掛ける北タイ料理でもてなしていたそうです。
その催しが発展し、1986年に伝統の味を提供するレストランとして、母と協力し合いリニューアルオープン。
ランナー王国は、ビルマやラオスを版図に含んだ時期があり、
こちらでは、それら隣国の料理の特色を取り入れたメニューが多く提供されています。
店内は、かつてプームジャイさんが世界を旅行している際に集めた骨董品で飾られています♪

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こちらのお店は、オードブル・ムアンといおう大皿料理が有名だそうです。
大皿の中央に、ナムプリック・ヌム(唐辛子とナスをベースにしたディップ)、
ナムプリック・オン(豚ひき肉とトマトベースの辛くないディップ)をセットし、
周囲にケープ・ムー(豚の皮のカリカリ揚げ)、サイウア(チェンマイ・ソーセージ)、
ネーム(発酵させた酸っぱくて辛い生ソーセージ)、
ムー・ヨーン(チェンマイ・ハム)、ムー・トート(揚げた豚肉)、茹で野菜などで盛り付けられた1皿です。
今回は、もう一軒はしご予定ということもあり、大皿料理はやめて、別の料理をアラカルトでオーダーします♪

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「Changビール」80THB(日本円にしておよそ300円)

タイでもっとも人気のあるビールのシンハー(ビア・シン)と双璧を成すビール。
1998年度国際ビールコンテストで金賞を受賞し、タイビール特有の強い苦味が特徴です♪

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「サイウア」80THB(日本円にしておよそ300円)

サイウア(チェンマイ・ソーセージ)もタイ北部の代表的な料理の1つで、
ハーブ入りのピリ辛ソーセージで、店により味わいが異なります。
渦巻き状になったものを、そのまま網の上で焼き、
食べ易い一口サイズにカットして提供してくれます。
個性的なスパイシーさがあり、癖になる味わいでビールに良く合います♪

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「ナムプリックオン」50THB(日本円にしておよそ190円)

ナムプリックは、生野菜やもち米などに付けて食べるタイの伝統的なペーストで、
とっても多くの種類があり歴史ある郷土料理です。
こちらのお店でも8種類のナムプリックがあり、
今回はトマトソースをベースに、豚肉の挽肉を入れてコクを出すナムプリックオンをオーダー。
多少の辛さはありますが、トマトソースでまろやかになっていることと、
野菜をディップすることで食べやすい味わいになります。
野菜がたくさん摂れるこの料理はヘルシーで大好きです♪

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「ヤムジンガイ」85THB(日本円にしておよそ320円)

タイ中部の料理は新鮮なハーブを使ったものが多いのですが、
北部の料理はロングペッパーやフェンネル、コリアンダーシードといったスパイスを使った料理があります。
このスープは「マクウェン」というスッとした香り高いスパイスを入れるのが特徴。
タイ語で「ヤム ยำ」は和える、「ジン จิ้น」はタイの北部の言葉で肉、ガイ ไก่」が鶏肉を意味します。
スタッフさんにお勧めを伺うとこちらを紹介してくれました。
ガランガル、レモングラス、コリアンダーシードにロングペッパーなど様々なスパイスと共に鶏肉を煮込んだスープなのですが、
唐辛子の辛さと馴染みの無いスパイスとハーブの香りが押し寄せて、唇と舌と喉と胃が痛くなります!!!
野菜から出る甘みも感じ、酸味も利いているのですが、
その味わいをかき消すように辛さが尋常でなく、
辛いものにはかなり強いわたし達でも完全にお手上げのスープでした!(笑)
タイ北部の名物料理なので、保証はしませんが、辛い料理が得意な方はチャレンジしてみてください。
口をヒリヒリさせながら、トゥクトゥクを店前で拾い、次のお店へ向かいます。
お次は、鶏肉好きなわたし達がどうしても食べたい
タイの東北料理「ガイ・ヤーン ไก่ย่าง」が有名なお店「エスピー・チキン SP Chicken」の紹介です♪

ファン・ペン Huen Phen
住所:112 Rachamankha Rd,Muang,Chiang Mai ⇒ Google Map
TEL:+66 53 814 548
営業時間:8:30~16:00、17:00~22:00
定休日:無し

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