屋根付きのトゥクトゥクで快適なドライブを楽しみましょう

タイ・バンコクのシンボル的存在の乗り物で、タイヤが3つしかない屋根付きの改造三輪自動車「トゥクトゥク」。トゥクトゥクの運賃は、乗車前に行き先を告げて事前に交渉制となりますので、運賃のおおよその相場を把握し、ボッタクリのトゥクトゥクや宝石店などに連れて行く悪徳なトゥクトゥクに注意しましょう（※万が一目的地とは違う場所に連れて行かれた場合は、決して入店してはいけません）。観光名所には必ずと言ってよいほどトゥクトゥクを見掛けます。もちろんワット・ポーを出た周辺にも、観光客狙いのトゥクトゥクが縦列駐車し、客引き（客待ち）しています。ここで1つ注意していただきたいのですが、客引き（客待ち）している停車中のトゥクトゥクは、運賃を高額で提示してくる可能性が高いので気を付けましょう。高額と言ってもB150～B200（日本円にしておよそ540円～720円）程度です。日本のタクシーでいえば、初乗り料金程度。もし、その価格でも自身で「気持ち良く観光するためなら安いものだろう」と思い、値切り交渉されないのも1つかと思われますが、基本は、相手が提示してきた価格の半額程度、最低でも2～3割ぐらいは値切れるものと思いましょう。しかしながら、運転手にも気持ち良く運転してもらうために、交渉は笑顔でハッキリと受け答えするのが一番です。また、交渉しても一切値切りに応じない場合は、他のトゥクトゥクを探すのも1つの手です。バンコクでは、タクシーより割高となるトゥクトゥクですが、普段あまり乗ることのない改造三輪自動車で、風を感じながら走るのは楽しいのでお勧めです♪

【トゥクトゥク運賃のおおよその相場】
徒歩10分ほどの距離→B30～B40（日本円にしておよそ110円～150円ほど）
徒歩20分ほどの距離→B40～B50（日本円にしておよそ150円～180円ほど）
徒歩30分ほどの距離→B50～B70（日本円にしておよそ180円～250円ほど）
※長距離過ぎると乗車拒否されることもあります

ワット・ポー周辺も、屋台や露店が軒を連ねて観光客相手に商売されており、歩道がとても賑やかです♪

常夏のタイでは、年間通してフルーツが豊富な王国です。11月～2月の旬のフルーツはザクロ。真っ二つに割ったザクロから、食用部分である宝石のようにキラキラと輝く種衣を取り出し、果汁を搾りジュースにしています。1本B40（日本円にしておよそ145円ほど）。その瑞々しさに、つい飲んでみたい衝動に駆られますが、こちらも自己責任でお願いします♪

ワット・ポーより目的のカオサンまで、徒歩でおおよそ20～30分は要するため、ここぞとばかりに乗ってみたかったトゥクトゥクに頼ることにします。トゥクトゥクを止める合図は、日本でタクシーを停めるのと違い、腕を斜め下の方向に突き出します。合図に気付いた運転手が道路脇に停まってくれるので、そこで行き先を正確に伝えて交渉し運賃を決定させましょう。今回のトゥクトゥク運賃は、B100（日本円にしておよそ360円ほど）となります。ドアも窓もシートベルトもありませんので、振り落とされないように、しっかりと手すりに掴まってくださいね♪

マハラート通りからナ・プラ・ラン通りでワット・プラケオ＆王宮を抜け、サナムチャイ通りに出てKhaosan カオサンへ向かいます♪

高層ビルが立ち並ぶ都心部の排気ガスとは違い、この周辺は、多少は気になるものの呼吸は楽なように感じます。都心部でトゥクトゥクに乗っている観光客は、口を手やハンカチで覆い苦しそうにしている姿が目に付いたものです。その点こちらは、風が心地良く、渋滞をスイスイと走り抜けてくれるので、街並みを眺めながらのドライブは爽快です！連なるトゥクトゥクも可愛いですね！交渉などの注意すべき点を頭に入れ、詐欺などには合わぬよう心掛けて、一度はトゥクトゥクを体験することをお勧めします♪