「法観寺」の八坂の塔より石畳の道を歩み「清水寺」までぶらり散策

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京都では、「八坂の塔」の呼称で親しまれ、祇園のシンボルでもある「法観寺(ほうかんじ)五重の塔」。
聖徳太子が夢で如意輪観音からお告げを受け建立した高さ46mの五重の塔(重文)は、日本初の賓塔となります。

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その脇の三年坂(産寧坂)に通ずる石畳の道を上り、「清水寺」まで散策と参りましょう。
夏の京都は、陽射しが強いせいか、日傘を差す女性の姿を多く見掛けます。
混み合う通路では、日傘の先端に注意して歩きたいですね♪

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急勾配ではないものの、長く続く上り坂は、容赦なく太ももにじわじわと効いてきます(笑)
それでも、途中途中に伺えるお土産さんやお茶屋さんなどを覗きながら、
のらりくらりとゆっくり散歩。
下駄のカランコロンと鳴り響く音がまたどこか涼しさを覚えます♪

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途中、人力車のお兄さんが声掛けしてくださり、清水寺までの道中を裏ルートで楽しむ道を教えてくれます。
前回の京都では人力車に乗り、この周辺を走ってもらいましたが、
今回は、お腹を空かせるという使命がありますので、お断りしておきました(笑)
とても爽やかな好青年のお兄さんの人力車、初めて観光される方にはお勧めですよ♪

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三年坂(産寧坂)

三年坂は清水寺の表参道の途中にあり、七味とうがらしの老舗「七味家本舗」の角を北に上る階段で、
沿道は土産物店、陶磁器店、料亭などが並び、観光客が途絶えません。
階段の途中に、坂本龍馬の定宿といわれた「明保野亭」もあります。

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舞妓はんひぃ~ひぃ~」で一躍有名になった七味処「おちゃのこさいさい」さん。
多くのメディアに引っ張りだこで、良く芸能人も取材に訪れています♪

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「舞妓はんひぃ~ひぃ~」

国産ハバネロと国産唐辛子を使い、通常の市販の唐辛子の10倍の辛さにもなり、
話題となった一味や七味「舞妓はんひぃ~ひぃ~」。
そのネーミングが想像するだけで可愛いです(笑)
辛さを試すために、試食コーナーを設けており、冷たいお茶も一緒に入れてくださいます♪

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京都の和菓子とくれば、生八つ橋にわらび餅、五色豆、金平糖、れんこん餅など、
京都ならではの上品な和菓子は、お土産ものでも喜ばれるものが点在します。
観光客の多いこちらの通りでは、きちんと試食をさせてくれるお店も多いため、安心してお買い物が楽しめますね♪

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清水寺

高台にそびえたつ「清水寺」の京の街並みを望む本堂「清水の舞台」はあまりにも有名です。
高い崖に張り出して作られた舞台では、
その崖から飛び降りると、所願成就の時に怪我をせずに済み、もしくは死んで成仏できるといわれ、
身を投げる者が絶えなかったといいます。
その舞台から飛び降りるほど、必死の覚悟で実行するという意味合いとなり、
清水の舞台から飛び降りる」ということわざは、
今でも、高い買い物をする際や、思い切って大きな決断をする時などに用いられる言葉です。

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三重塔

西門と同様に絢爛豪華な建築美を見せる三重塔。
1632年の再建で、高さおよそ30mに及び、
1994年に「古都京都の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録されています。
本堂(国宝)など9棟を修復する「平成の大修理」に合わせ、
2013年9月より行われていた塗り直しの修繕を終えて、鮮やかな朱色の美しい色合いを取り戻し、
多くの観光客を楽しませています♪

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本堂はまだ修復中であったため、清水の舞台からの眺めは諦めましたが、西門からの風景でも京都の街を一望できます。
夏の青い空に次々と覆いかぶさる雲々の数、山々の雄大なその姿を眺め、一息深呼吸。
八坂の塔より徒歩で坂道を上り、10~15分の散策ですが、この景色を拝めるのであれば、何の苦労もありません。
帰りの道中は、三年坂から二年坂(二寧坂)に入り、ねねの道を下り、行きとは違う風景を楽しみました。
さて、お寺巡りをしている間に、あっという間に夜の食事の時間となってしまいました。
予約していただいた「にくの匠 三芳」さんへ向かいましょう♪

音羽山 清水寺
所在地:京都府京都市東山区清水1丁目294 TEL:075-551-1234
通常拝観:大人300円、小中学生200円
夜間特別拝観:大人400円、小中学生200円
http://www.kiyomizudera.or.jp/

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