パタンのアジアンレストラン「GG Machaan」にて奇跡の生ライブランチ!

ネパールはパタンのラリトプール地区にあるアジアンフードレストラン「ジージー・マチャーン(GG Machaan)」にて遅めのランチへ!ネパールツアー中の食事は、朝はペンションでの朝食となりますが、それ以外のランチとディナーに関しては、その日によって臨機応変にガイドのマハラジャン ナレス (Maharjan Naresh)さんが選定し予約をしてくださいます!

こちらは、屋内のみならず屋外のテラス席も用意されており、生ライブが開催できるステージを設置され、定期的に行われる生ライブイベントが人気のレストランとなります!こちらのレストランは、パタンの中では比較的高級クラスに入るため、観光客も多く利用されるのだと、ガイドのマハラジャン ナレス (Maharjan Naresh)さんが教えてくれました!

エアコンの効く屋内にて、ビールで乾杯!ツアーをご一緒する皆さんは一部の方を除いて、皆さん本当にお酒がお強い!ランチ、ディナーと必ずと言っていいほどに、ビールやワインが登場します!「良く食べ、良く笑い、良く呑み、よく動く!」これこそが、皆さんの健康法で長寿の秘訣なのかもしれません♪

ネパールビールは、デンマークのカールスバーグ社との合併会社でゴルカブルワリー社の「TUBORG」と「ゴルカ(GORKHA)」が主流です!キンキンに冷やされたグラスで提供されるのが何より嬉しいです!飲み口はどちらも軽めで、甘味を感じるテイスト!

ブンガマティ村で子供たちとよく笑い、よく歩いたため、お腹はペッコリ!目の前に並んだ料理に皆で喰らいつきます!こちらでもネパール料理の代表格となる「モモ(MoMo)」をオーダー!モモは、取り分けしやすく大勢でつまむに最適です!

「モモ(MoMo)」220ルピー(日本円にして約235円)

こちらのモモは、バッファロー(Buffalo)とチキン(Chicken)のどちらから選べ、こちらはバッファロー(水牛)です!プルプルもちもちのモモは、10個で220ルピー(日本円にして約235円)とお安い!ジョル(Jhol)と言うスパイシーなソースが付いてくるので、お好みで付けていただくと、とても美味しいです!小籠包のような形であったり、餃子のような形をしていたり、「蒸し」、「焼き」、「揚げ」のスタイルでレストランによって様々な形で提供されるモモは、日本でいう餃子の存在に近く、日本人の舌に良く合います!

「炒飯(Fried Rice)」350ルピー(日本円にして約375円)

ネパールは、中国とインドを隣国に持つため、中国料理やインド料理の影響も感じます。こちらの炒飯は、野菜、チキン、ミックスの中から選べるため、ミックスをいただきます!細長くパラパラとしたバスマティと呼ばれるインディカ米は、炒飯にピッタリ!野菜たっぷりで彩りも良く、卵やチキンも入り、旨味のある美味しい炒飯です!

「パパド(Plain Papad)2pcs」90ルピー(日本円にして約96円)

パパドとは、主に豆類や米粉から作られる極薄クラッカー!スパイスや胡椒が利いており、塩気があるため、そのままでも美味しいのですが、添えられたピリ辛のヨーグルト風味のソースに合わせていただきます!

「焼きそば(Stair fried Noodles)」250ルピー(日本円にして約268円)」

パスタのような麺を野菜と共に炒めた焼きそば。日本でいう焼きそばはネパールでは、「チョウメン(Chowmein)」と言います!

今回のツアーで、わたしの師でもある二胡奏者の内藤ゆみ子先生には、ネパールの民族楽器である「サランギ(Sārangī)」に「触れたい!習いたい!日本へ持って帰りたい!」というミッションがあり、事前にガイドのナレスさんにお願いをしておりました。すると、不思議なご縁があり、ナレスさんの同級生であり「パタン市役所」の役所員であるビックラム・シャカ(Bikram Shakya)さんが、ネパールで一番有名なサランギ奏者のキラン・ネパリ(Kiran Nepali)さんと大親友とのことで、レストラン近くにある音楽スタジオから彼を呼び出してくださったのです!感動!

サランギの歴史は、ネパールのカースト制度により、ダマイ(婚礼の楽師)やガイネ(遊行の楽師)たちが自作したサランギを奏で歩くことで生活のための収入を得てきたという複雑な背景があるようです。現在では、数少ない伝統楽器の伝道師として活躍されるサランギ奏者のキラン・ネパリ(Kiran Nepali)さんは、同志を募り、民族楽器バンド「KUTUMBA(クトゥンバ)」の一員として、「音楽家としての立ち位置を確立させ、ネパールの民族楽器をもっともっと世に広げるのがわたしの夢でもあります!」と熱い想いを語ってくださいました!

実際に、ネパールの民族楽器サランギの音色を披露してくださるキランさん!二胡の二弦とは異なる四弦から成るサランギの音色は弾き方も異なり、弦を上から押さえるのではなく、左爪で弦を横から軽く押し、右手で弓を滑らすことで、心温まるような懐かしい音色を奏でます!「サランギ」とは、「音に色をつけて奏でる」という意味を持つ名とのこと!まさに、その名の如く、まるで人が優しく語りかけるように、心がほっこりとする素敵な世界観の音色です♪

ネパールのサランギ奏者キラン・ネパリ(Kiran Nepali)さんと、日本の二胡奏者内藤ゆみ子先生とで、坂本九の「上を向いて歩こう」を合奏し、まさかまさかの夢の共演!柔らかく温かみがあり、何処か懐かしさを醸し出す音色を奏でるサランギと哀愁を帯びた美しい二胡独特の音色がレストラン内に響き渡り、それはそれは素晴らしいランチタイムとなりました!

ナレスさんやビックラムさんを通じて生まれた素敵なご縁!ゆみ子先生とは「強き願いは口にすれば叶う」と常々話しておりましたが、まさにその甲斐あっての実現!旅先での思いがけない出会いこそが、旅の醍醐味と言うものですね♪

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