富山の鋳物の街、高岡にある「おりん」を専門に製造されている「シマタニ昇龍工房」の四代目島谷 好徳さんに会いに工房へお邪魔し、今回の【器と旅するシリーズ第2弾】のご報告に伺いました!
今から4年前の2012年2月に、四代目・島谷さんが「高岡らしく、鍛金職人らしく、そして生活の中で使うことのできる新しいプロダクトを作る」というコンセプトで立ち上げた新ブランド「Syouryu」から「すずがみ」という素晴らしい作品を誕生させています!
「すずがみ」とは折り紙からヒントを得ており、圧延を繰り返し紙のように錫を薄く仕上げ、柄を彫り込んだ金槌で叩くことで曲げ伸ばしによる劣化を防ぎ自由自在に曲がる錫100%の新しい形の器です!
サイズ展開は4サイズあり、柄は「かざはな」や「あられ」、「さみだれ」など美しい日本の気象現象に見立てて表現されています!
今回の台湾旅行でもlade企画の【器と旅するシリーズ第2弾】を行っており、様々なホテルやレストランとCollaborationしていただいた「すずがみ」ですが、手に取る人々に驚きを与えてくれ、皆さん衝撃を受けていらっしゃいました!
【器と旅するシリーズ第2弾】
https://goo.gl/photos/Fcjo6p6yMmXSp6qc7
島谷さんが「すずがみ」の実演をしてくださり、リズミカルな音を奏で金槌を打ち込み仕上げて行く姿勢はまさに職人技!
1日に製作できる数は限られているため、今やオーダーは2ヶ月待ちの状態が続いているようです!世界中で大ブレイク中!
さらに工房には製作途中の大きな「おりん」が置かれていたため「叩いてみますか?」と体験させてくれたのですが、これがまた深みある音色で温かみがあり、数分に渡り優しくこだましておりました!
その音色は代々受け継がれる伝統技術が成す業はもとより、穏やかで温かいお人柄の島谷家だからこその優しい音色なのだと思えました♪
奥様の奏子さんのフルサポートもあり、家族一丸となって取り組まれる「シマタニ昇龍工房」の今後の展開を見守りながらladeも応援したいと思います♪島谷さん、有難うございました♪