「ワットプラタートドイステープ」金の仏塔が山頂に立ちタイ北部で最も神聖な寺院

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標高1,080mのステープ山の山頂に立ち、タイ仏教の聖地として崇められる神聖な寺院
ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ Wat Phra That Doi Suthep」。
1383年に当時のクーナ王によって建立され、高さ22mもの金色に輝く仏塔は、
その緻密な装飾は見事なまでの美しさで、
仏舎利(仏陀の遺骨)が納められ、今も人々の厚い信仰を集めています。
チェンマイ市内中心地より、車でおよそ40分程度の場所。
こちらの山頂には、
蛇神ナーガを模した350段の階段を上るか、
有料のケーブルカー(片道50THB)を利用するかの2通りの道順がありますが、
ほとんどの方が行きはケーブルカーを使用し、帰りは階段で下りるとのこと。
帰りは、350段もの階段からの景観を楽しむことをお勧めします♪

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片道分のケーブルカーの乗車チケットを現地ガイドのグローイさんに購入してもらい、早速、列に並びましょう♪

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こちらが、ケーブルカー入口です。
20人乗れるケーブルカーが2台あるため、比較的順番は早く回ってきます。
わたし達、観光客にしてみれば、アトラクションの1つと思いワクワクできますが、
毎日参拝にいらっしゃる方にとってみれば、なかなか大変な場所のように思えます。

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ケーブルカーというと、山頂までの景色が眺められ・・・と想像していたのですが、
こちらは、残念ながらロケーションはあまりよくありません(笑)
たった2分の乗車時間ですが、行き帰り共にこの景色は寂しいので、やはり350段の階段は必須ですね♪

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こちらの寺院誕生に至るには、こんな言い伝えがあります。
その昔、神聖な仏陀の遺骨をクーナ王が白い象に乗せて、神聖なる白い象に納骨場所を決めさせようと自由に歩かせます。
その象は、歩いて歩いて最後にはこのステープ山に登り、そこで息絶えたとのこと。
そこで、このステープ山の山頂のこちらにクーナ王は寺院を建てたと言われています。
ドイ・ステープ寺院に登らずして、チェンマイに来たと言うべからず」とタイ人の間で言われるほどのメジャースポットです!

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寺院にはシンボルとなっている黄金に輝くチェディ(仏塔)と傘があり、
高さ22mもの眩いばかりの金の仏塔には、仏舎利(仏陀の遺骨)が納められており、
観光客のみならず、参拝にくる多くの地元の方々で大変な賑わいを見せています。
それにしても雨で濡れている境内を裸足で歩くのは、なかなか妙な感触です。
山頂なため、雨季での好天候はなかなか望めませんね。

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献花と線香を捧げ、黄金の仏塔の周りを3周歩くと願いが叶うそうです。
仏塔の前に寄進された仏像は、綺麗なエメラルドをしており、こちらはガラス製ですが、
本物のエメラルド仏像は、
バンコクの「ワット・シーラッタナーサーサダーラーム Wat Phra Sri Rattana Satsadaram」、
通称「エメラルド寺院」に安置されています。

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生まれた曜日毎の守護仏で、
左から日曜日(お腹の辺りで手を組んでいるのが特徴)、
月曜日(許すスタイル)、月曜日(許すスタイル)、
火曜日(寝釈迦像)、水曜日(托鉢スタイル)、木曜日(瞑想スタイル)、金曜日(胸元で手を交差させています)、
土曜日(頭の上に7本の頭を持つ蛇(ナーガ)に保護され瞑想する座像)と並びます。
タイでは、自分が生まれた曜日を知っているため、
その曜日の守護仏の前でお祈りをされるのです。

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寺院内には多くの仏像が並んでおり、
こちらに埋葬されたいと願う方々が寄付をして、この墓内に埋葬されています。

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風鈴のように風になびくは、ガディン(Gading)。
日本の絵馬のように、願い事を書いて吊るします♪

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本堂内

本堂には、穏やかな表情をされている仏像が安置されており、参拝される方々が後を絶ちません。
こちらでは、僧侶によるお祓いも受けられます。

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7つの灯火はそれぞれに曜日を表しており、
自分の生まれた曜日の灯火に、自分の年齢にプラス1した数だけ、柄杓に油をかけます。
参拝には、正しい参拝の仕方があり、この工程は最後の工程となるそうです。

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展望台

チェンマイの街を一望できる展望台へとやってきました。
心地好い風が吹く展望台には、見事なカービングが施された柱に圧倒されてしまいます!

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チャンマイの街並みを一望できる展望台。
先程までのどんよりとした雲は消えつつあり、微かな晴れ間を覗かせてくれました♪

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帰りは、蛇神ナーガを模した350段の長い長い階段を頑張って降りようと思います!

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息も荒くなるほどの階段ではありますが、
階段の横幅もあるため、途中、ゆっくり休憩しながら降りても大丈夫ですので、あまり無理をなさらずに。
記念撮影で立ち止まる人が居てもさほど邪魔にはならないほどです。
現地ガイドのグローイさん曰く、
以前、行きも帰りも階段で昇降された方もいらしたそうです!(凄)
健脚に自信のある方は是非どうぞ♪

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蛇神ナーガの雄々しいお顔も観れ、大満足。
350段の階段の頂上がどれほど遠いかお判りになりますでしょうか。
寺院巡りでは、足元はフラットで楽なものをお勧めします。
この後、チェンマイ市内へ戻り、
夜は、ナイトバザールに足を運ぶため、宿泊先は、ナイト・バザールの目の前にあるホテルにしました!
さて、お次は、ナイト・バザールへアクセス良好のチャンクラン通り沿いのホテルの紹介です♪

ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ Wat Phra That Doi Suthep
http://www.doisuthep.org/

チェンマイハッピーツアー Chiangmai Happy Tour
http://chiangmaihappytour.com/

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