100年以上の歴史を持ち、チェンマイ最大級の市場で、
タイ北部の方言では「ガートルアン(=グレートマーケット)」と呼ばれ親しまれている
「ワローロット市場 Warorot Market」。
ラーマ5世王時代(1868~1910年)、
チェンマイ出身の側室チャオ・ダララサミー妃の発案で造られた由緒ある市場です。
ワローロットとは、当時のチェンマイを治めていたインタワローロット王が
市場建設に当たり建設費を提供した関係により名付けられました。
地下1階地上3階の巨大な建物に入ると、生鮮食料品、衣類、伝統工芸品などおよそ500の店が軒を並べ、
地元の人々はもちろん、タイ北部ならではの食べ物やお土産を求める観光客も多く訪れます。
観光の楽しみ方の1つとして、市場やスーパーなどで、
現地の方々の暮らし振りを垣間見ながら散策するのもお勧めです♪
ワローロット市場には、どこからでも入れますが、
こちらは、セブンイレブンのある交差点で歩行者用の信号があり、安全に道を渡ることができます。
それでは、早速市場の中に潜入してみましょう♪
地下1階地上3階建てのワローロット市場は、ありとあらゆるものが揃い品揃えが豊富です。
1階には主に、生鮮食品を多く取り揃えられています。
(※果実や肉類は、日本への持込制限があるため注意しましょう)
2階と3階には、生地や衣服、靴、雑貨といったアパレル系統の販売がされており、
3階の一部は、レストランになっています。
総店舗数はおよそ500店舗とも言われておりますが、
同じような商品を扱う店が大変多く、価格競争が激しいため、値下げ交渉も貴方の腕の見せどころです!
市場内は、通路が広く、雑多な感じはありつつも、商品がとても見やすく整頓されています。
ゆっくりとショッピングを楽しみたい方には、嬉しい市場ですね♪
ドライフルーツは南国のフルーツが盛り沢山!
試食もさせてくれるのが有難いです♪
竹筒にもち米とココナッツミルクを入れて蒸し焼きにした少し甘めのお菓子「カオラーム」。
小豆やエゴマが入っているものや、単純に水だけで炊いたものなど、いろいろな種類があるようで、
竹の香りが食欲をそそるそうですよ♪
チェンマイ名物のサイウア(チェンマイソーセージ)や、ケープムー(豚皮のカリカリ揚げ)、
ナムプリックヌム(緑の大きな唐辛子を焼いて作るディップ)など、
タイ北部ならではの名物料理が並びます。
ちょっと見てはいけないような食材が飛び込んできたのですが、
チェンマイでは、竹に生息する「ロットドゥアン」といわれるイモムシのようなものを揚げて食すようです(泣)
喰わず嫌いはしないようにしておりますが、これだけは、なかなか勇気が要りますね(笑)
野菜や果物の生鮮食品から、ドライフードまで、あらゆるタイの食材がこちらで揃います!
漢方薬などのお茶なども揃います。
チェンマイ土産としては、チェンマイキャラメルというココナッツ味のねっとりとした食感のキャラメルが有名だそうです。
わたしは個人的には、唐辛子を塗したピーナッツが美味しそうに見えました♪
衣類もバッグなども小物も揃い、本当に何でも揃う巨大なスーパーマーケットです!
ワローロット市場の前のウィチャヤノーン通りを挟んで向かいにある「トンラムヤイ市場 Ton Lam Yai Market」へ。
こちらも現地の方々が利用される市場で、比較的観光客はワローロット市場へ行くため、
こちらのトンヤムライ市場の方が、より一層ローカル感が味わえます。
この時期に美味しい南国フルーツは、
パッションフルーツやロンガン、ライチ、ランブータン、マンゴスチン、マンゴー、パパイヤ、ドリアンなど。
ドリアンの周辺の臭いは異様なものがあり、なかなか慣れません(笑)
楊貴妃も愛したという美の果物ライチ。
美肌に欠かせないポリフェノールやビタミンC、葉酸が豊富に含まれており、
身体を温める効果もあるため、夏場、エアコン等で冷えた身体にお勧めです!
わたしの大好物のライチがこんなにもお安く束になって売っていると持ち帰りたくなりますね♪
こちらも同じように、生活用品や、衣類、小物などが揃う市場を奥に進みます。
フルーツで溢れる市場の奥へ進むと、盛り沢山の野菜市場へと突入しました!
魚の匂いがすると思っていたら、乾物屋さんの前でした!
地元の方々が買っていく惣菜屋さん。
筍のカレーや白菜カレー、バナナの花のカレーなどなど、様々なカレーが並びます♪
蟹や海老などの海鮮物や、肉なども豪快に並びます。
玄米、タイ米、もち米、黒米、赤米などなど、お米も豊富に揃います。
トンラムヤイ市場を抜けると、ピン川沿いにどこまでもどこまでも花市場が続きます。
ジャスミンの花や蓮の花、マリーゴールドなど綺麗に花輪として作られたお供え物の花が揃い、とても良い香りで導かれます♪
こちらは三輪自転車タクシーのサムロー。
比較的サムローのドライバーさんは、高齢者の方が多いようで、真っ黒で細身の方が多いようです。
こちらは1人乗りで観光には向かず、現地で高齢者のおばあちゃんが買い物帰りなどに利用することがあるそうです♪
こちらが乗合いトラックのソンテウ。
決まったルートを走っていることが多く、ドライバーに行き先を告げて、同じ方向なら乗車可能。
チャーターもできます。
トゥクトゥクと同じで、乗車料金は乗る前に必ず確認しましょう!
チェンマイ1日目のたった半日の観光ツアーだというのに、
「チェンマイハッピーツアー Chiangmai Happy Tour」さんのおかげで効率良く回れ、
既にチャンマイを思いっきり満喫したかのような満足感が得られた初日!
現地ガイドのグローイさん、ドライバーのノーイさん、コップンカァ~(タイ語:ขอบคุณ ครับ/ค่ะ)♪
この後は、2泊3日で滞在予定の「ダラデヴィ・チェンマイ Dhara Dhevi Chiang Mai」へと送迎していただき、
2日間たっぷりとダラデヴィ・チェンマイのホテル取材がありますので、
次回は、その模様をお楽しみに♪
ワローロット市場 Warorot Market
所在地:Tambon Changmoi, Amphur Muang, Chiang Mai ⇒Google Map
チェンマイハッピーツアー Chiangmai Happy Tour
http://chiangmaihappytour.com/