「ワット・スアン・ドーク」花園と名付けられた寺院は純白の仏塔が美しく印象的

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タイ語で”花園”の意味を持つ美しい寺院「ワット・スアン・ドーク Wat Suan Dok」。
1383年に、スコータイから布教のため派遺されたセイロン(スリランカ)の 高僧スマナ・テラが持参した
仏舎利(釈迦様の遺骨)を奉納するため、6代目クーナー王によってランナータイ王宮の庭に建設された寺院で、
当初、ランナー王朝の庭園として造られたことから、今もその名が残されています。
広々と芝が美しい境内には、黄金の大きなチェディ(仏塔)があり、
それを囲むようにある真っ白なチェディには、
それぞれ歴代ランナータイ王の遺灰が奉られているそうです。
場所は、チェンマイの旧市街から西方面にあり、ターペー門から車でおよそ10分程度のところにあります。

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白い仏塔の並ぶ一番奥に、一際大きな金色のチェディが建立されています。
一番奥にある大きな仏塔は別格で、
これは、仏舎利様(釈迦の遺灰)が収められるとされ、黄金に塗られており、周囲を完全に包囲しています。

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目が冴えるほどに美しい純白のチェディ。
代々のチェンマイ王朝王族の遺骨を納めたチェディ(仏塔)がこちらです。
お墓を美しいというのも何ですが、一面見渡す限り、真っ白な世界が飛び込んで参ります!
チェンマイ各地に散っていた一族の遺骨を、
1909年にチェンマイ王朝7代チャウ・インタウィッチャヤーノン王の
第11王女であるダララツミ王女の手によって集められここに安置されているそうです。

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仏舎利様の遺灰について、言い伝えでは、
収められている遺灰は自然に2つの塊に割れたため、1つはこの寺に収め、
もう1つは王室の白い象の背に乗せ、その象が立ち止まった場所に祀る」とされています。
その象は、ドイステープ山を登り、ようやく立ち止まった場所がドイステープ山の頂上であったと。
そこに造られたお寺が、後日、訪れる予定の
ワット・プラタート・ドイステープ Wat Phra That Doi Suthep」という標高1,080mもの山の頂上に立つ寺院です。

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ワット・スアン・ドークの本堂

本堂の黄金のファサードには、虎と天使が装飾されています。
階段脇に飾られているタイランドの国旗は、「トン・トライロング(三色旗)」と呼ばれ、
赤(国家、および国民の団結心)白(宗教)青(国王)を表します。
黄色の旗は、王室を表し、国旗と共に掲げられます。

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広大な敷地に建つ巨大な本堂は、天井高もあり、
壁が無い開放的なランナー様式の造りのため、吹き抜ける風がとても心地良いです♪

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本堂に納められた青銅の仏像は、500年を経た現在でも国内で1、2位を争う大きさと言われています!
画像ではどうしても伝わりづらいサイズ感は、実際に訪れた際の感動のために取っておいてください♪

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座っている仏像の後方には、立っている仏像の姿があり、こちらも迫力満点です!

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何よりもユニークな仏陀様は、こちらの歩いている仏陀を描いた非常に珍しい装飾。
これが、Walking Buddha
日本では、まず見掛けない仏陀様ですね♪

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そのお姿に魅せられてしまい、一緒にWalking Buddhaスタイルでポージング!(笑)
現地ガイドのグローイさんは、とても恥ずかしそうにトライしてくれました♪

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さて、お次は、「チェンマイハッピーツアー Chiangmai Happy Tour」に追加オプションでお願いし、
チェンマイの現地の方々の生活が垣間見れる
ワローロット市場 Warorot Market」の紹介です♪

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道中、喉が渇いたところに、路上屋台のココヤシの実ジュースを発見し、
チャンマイハッピーツアーのドライバーのノーイさんにお願いして車を停めてもらい、
40THB(日本円でおよそ148円)で購入。
レストランとは違い、冷たく冷えていないのが残念。
すると、ノーイさんが車中のクーラーボックスで冷やしてくれました!
本当にいつもニコニコと優しくて、気が利くドライバーさんです♪(感謝)

ワット・スアン・ドーク Wat Suan Dok
所在地:Su Thep Mueang Chiang Mai Chiang Mai ⇒Google Map
利用時間:8:00~17:00 休日:無
料金:無料(心付け程度)

チェンマイハッピーツアー Chiangmai Happy Tour
http://chiangmaihappytour.com/

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