日月潭の畔に佇む全室スイートのレイクサイドリゾートホテル
「The LALU(ザ・ラルー)涵碧樓」。
此処はかつては元総統である蒋介石の別荘であり、
休暇又は台湾を訪問してきた外国の首相を招待する場所として使われてきました。
その後、郷林集団の代表取締役である賴正鎰が権利を取得し、
およそ5年の月日をかけて改修をし、2002年3月に待望のオープンを果たしています。
ホテルは、世界的に有名なオーストラリア人の建築デザイナーであるKerry Hill(ケリー・ヒル)が設計を担い、
デザインのテーマには「シンプル」と「禅」をコンセプトに
「木」、「石」、「ガラス」、「鉄」の4大資材で構成されたモダンな一流ホテルとなります♪
美しき日月潭を背景に抜け感のあるフロントカウンター。
フロントでの応対は、基本、英語や中国語となりますが、
日本語が話せるスタッフも3~4名ほど交代で従事されているため、
言語の心配には及びません。
フロントの横にはロビーラウンジが用意されており、
通常はそちらで15:00からウェルカムティーをいただきながらチェックインが行われますが、
今回はルームチェックインとなります♪
今回は、日本語が話せるフロントスタッフの劉旭珉(Sara Liu)が
部屋まで案内してくれます♪
A館の客室棟の廊下を静かに進むと、
サイドに設けられた木枠の隙間から伺える緑の癒しがあり、
目隠しのように設計されたチラリズムがプライベート感を演出しています♪
今回お世話になる客室は6階1615号室の
「Lake View Suite(レイクビュースイート)」にてルームチェックイン♪
「Lake View Suite(レイクビュースイート)」
全室96室がスイートとなるこちらのホテルは、
レイクビュールームタイプとコートヤードプールヴィラタイプの2種類に分かれており、
全室がレイクビューとなります。
総面積31坪の広い空間をゆったりとリラックスするために用意された2人用の客室
「Lake View Suite(レイクビュースイート)」。
目の前には寛ぎのリビングスペースが広がり、
サイドにはベッドスペースとバススペースがゆったりと用意され、
全面木枠のガラス窓を開ければ、
そこにはワイドに広がるレイクビューバルコニーまで完備されています♪
シンプル且つモダンなデザインを用いた飽きのこないスタイルで、
経年変化を感じさせつつも、本物が持つデザインの力を見せ付けてくれます!
材質は、木と石と鉄とガラスを主に使用しており、自然に調和するようにデザインを施され、
両側のコーナールームにのみ、壁面が石壁となり存在感のある設計となります。
足を投げ出せるオットマン付きのソファや、
腰や足に負担を掛けない円柱クッションを配したソファを用意し、
寛ぎのひとときを提供しています♪
広々としたバススペースには、大きなバスタブを備え、
独立型のシャワーブースを右手に、ウォシュレット付きのトイレを左手に配します。
洗面台はダブルシンクで用意されており、
シンメトリーに揃えた胡蝶蘭が添えられ、オリジナルのアメニティグッズなども充実しています♪
シャワールームは固定式レインシャワーと引き出し型の可動式シャワーを2通り用意しているため、
レインシャワーに馴染みのない日本人でも安心です。
バスタブにはバスソルトを浮かべ、レイクビューを楽しみながら旅疲れを癒すことができます。
また、バスタブトレーに本を傾け、半身浴しながら読書タイムに耽ることも♪
ゆったりとしたキングサイズのベッドが用意されたベッドスペース。
マットレスはアメリカのブランドを使用されており、快眠を誘います♪
石壁には原住民の力強さと生命力を感じ取れる木彫りアートが掛けられており、風情があります。
部屋には、ボタン一つで本物の火が灯せる暖炉があり、
柔らかな炎を見つめながら静かな時を楽しみます♪
デイベッドが用意されたベランダでお茶を楽しむのも良いでしょう。
ベランダには蚊取り線香とキャンドルが用意されており、17時~19時半の間にターンダウンがあり、
その際にハウスキーパーがセットしてくれます♪
ホテルのデザインは基本的に縦横のデザインを重視しており、
横が湖を、縦が山をイメージしデザインされています。
木枠を左右に収納し、開放することで見晴らしの良い景観を独り占めすることができます♪
日月潭の真ん中にポツンと浮かんだ小さな島が、「Lalu Island(ラルー島)拉魯島」です。
その他の山々の説明もフロントにはマップがあるのでいただくと良いでしょう♪
パスポートを見せてルームチェックインを済ませます。
何か御用の際はフロント4番まで♪
日本語がとても上手なフロントスタッフの彼女は劉旭珉(Sara Liu)と言います。
彼女は、台湾で日本語を2年間勉強され、
日本の東京で1年間仕事をされた経験もあり、とても流暢な日本語を話されます。
その時、東京でお世話になった女将がもう80歳という御歳なので、
今では毎年女将のところに顔出しに行くために日本に出向いているそうです。
劉旭珉(Sara Liu)といろいろな会話を楽しむ中で、
次の目的地である花連の話をしていると、「花連はとても海が綺麗で良いところですよ♪」と教えてくれました!
ふと、彼女の胸元に光るスマイルのバッチが気になり伺ってみると、
夏休みとなる7月~8月は「スマイル月間」となるそうで、
「一番良い笑顔のスタッフ」を選ぶイベント中とのことで、
スタッフ全員が胸元にスマイルバッチを身に付け、太陽のような笑顔を届けています!
投票箱がフロントに設置されているため、期間中はゲストは誰でも投票できます。
そして、見事スマイル1位のスタッフには金一封が渡されるそうです。
弾けんばかりの笑顔を届けてくれたSaraちゃん、結果はどうだったのでしょうか♪
部屋に用意された台湾茶を淹れてティータイム。
暖炉に灯された本物の炎がゆらゆらと揺らめく様子は観ていてとても癒されます♪
静かな時を過ごせる安らぎのホテル。
何もせず、心を休め、ただただ静かに流れる緩やかな時を楽しむための
大人たちが過ごすホテルのように思えます♪
ソファに横たわると、心が解放されていくように感じる贅沢な時間。
テレビモニターにはウェルカムメッセージが書かれており、
歓迎してくれます♪
やはりお部屋にBGMは必須となり、NO MUSIC, NO LIFE.です。
部屋に用意されたヒーリング系のミュージックに耳を傾け、静かな時を過ごします♪
夏の暑さを凌ぎたい方は室内でのんびりすると良いでしょう♪
自然の空気に包まれたい方は、ベランダでのひとときをお勧めします♪
日月潭を走り抜けるボートや遊覧船の姿を目で追いながら、
水面の揺らめきを感じることで清涼感を味わえます♪
誰もが羨む日月潭のリゾートホテル「The LALU(ザ・ラルー)涵碧樓」でのひととき。
台湾巡りのエキスパートには、
是非とも訪れていただきたいホテルの1つとなります♪
The LALU(ザ・ラルー)涵碧樓
所在地:南投縣魚池郷水社村中興路142號
TEL: 049-285-5311
http://www.thelalu.com.tw/