台北L'IDIOT RESTAURANTの厨房内で熟成庫などを見学！

「グロリアプリンスホテル台北 Gloria Prince Hotel Taipei 華泰王子大飯店」の1Fレストラン
「L’IDIOT RESTAURANT 驢子餐廳」。
2014年7月に1Fに元あったレストラン「ラ・ファンテン」がリニューアルオープンしています。
ホテルオーナーでありながら料理ディレクターも担当し、
さらに農夫でもある陳昶福（Fudy Chen）がつくり出す有機農園の新鮮なオーガニック野菜や
旬の素材の美味しさを活かした手作り料理を楽しむことが可能なレストランとして生まれ変わっています。
朝6:30～10:00までは宿泊者の朝食会場となります♪

場所：ホテル1階
営業時間：ランチ11：30～14：30、ディナー17：30～21：30、夜食21：30～23：00
予約電話：+886 903 393 098

店名の「L’IDIOT（リディオット）」とは、
フランス語で良く言えば「天真爛漫」、平たく言えば「馬鹿、アホ、間抜け」という意味を持ち、
そのイメージキャラクターとして用いられている
アホ丸出しの笑顔で笑う驢馬（ロバ）のオブジェや画を見掛けることができます。
ホテルオーナー陳昶福（Fudy Chen）の想いとして、
こちらのレストランでは、美味しい食事を囲み、
笑いの絶えない楽しい気分で過ごしてほしいという願いが込められているのです♪

店内は、白を基調とした空間にへリンボーン床が一面に広がるナチュラルなフロア内の要所要所に
創造性溢れるデザインが施されていますが、
木材を主としたインテリアは自然な温かみを感じる雰囲気が漂い、
広々としたフロアにはロープ状に裸電球が吊るされ、柔らかな光をダイニングテーブルに届けています♪

壁面には、ベロア調のロングソファを配し、寛ぎの空間を提供しており、
ランダムに飾られた画をゆったりと楽しむこともできます♪

カーテンで仕切ることで半個室風のプライベート感が保てる5人掛けの丸テーブルも用意されています♪

少人数での貸切パーティに利用可能な個室あり、テーブルセッティングのレイアウトは如何様にでも変更可能です♪

大きなテーブルを囲んだ10人掛けの落ち着いた個室は、家族との食事会やミーティングなどに活用できます。
今回、わたし達はこちらの個室で食事をいただきます♪

既にランチタイムの営業に備えて、キッチン内では
Chief Chefの蔡泰源（Jack Tsai）の指示に従い活気溢れるスタッフの姿が目に飛び込んできました♪

採れたて野菜もフレッシュでいただくものばかりではなく、ピクルスなども自家製で作られています♪

先ほど屋上で採ったばかりの「アーミッシュ・ディア・タン（Amish Deer Tongue）」を
「食べてご覧」と差し出すFudyの好意に甘えて、手を洗い、1枚パクリと口の中で頬張ると、
シャキシャキとしたフレッシュな歯応えと、優しい青みの味わいながらにしっかりとした野菜の旨味が味わえます。
当たり前のことですが鮮度抜群です♪

広々としており整理整頓され、清潔感溢れるキッチン！

スペイン生まれの炭火オーブン「Josper」で
採れたて野菜や熟成肉をこちらで香ばしく最高の状態で仕上げて提供しています。
ウイスキーのジャックダニエルの熟成に使われていたオーク樽をスモークチップに用いることも♪

さらに小型の冷蔵庫には、和牛（WAGYU）の味噌漬け、
宜蘭鴨胸肉の生ハム、自家製ウィンナーなどが保存されています。
和牛といっても台湾はまだ日本の牛肉は輸入できないため、
アメリカやオーストラリアの和牛（WAGYU）となります♪

温度管理の成されたドライエイジングの熟成庫も見せていただきました！
庫内の温度を0～4℃、湿度は80%前後に保ち、常に肉の廻りの空気が動く状態を作り熟成させています。
こちらでは28日熟成のものを提供しています♪

Chief Chefの蔡泰源（Jack Tsai）/（写真左）、
Hotel Owner&Culinaly Director&Famerの陳昶福（Fudy Chen）/（写真中央）、
Chef of Western Cuisine,Cuisine Art Dept.の江潘維（Louis Chiang）/（写真右）。

「L’IDIOT RESTAURANT 驢子餐廳」では、
陳昶福（Fudy Chen）がつくり出すオーガニック野菜をふんだんに使用した前菜をはじめ、
台湾の基隆港で揚がった新鮮な魚介類を用いた料理にパスタやリゾット、
さらに28日熟成の牛肉のメーンディッシュなどがアラカルトで楽しめます！
Fudy曰く、好きなものをそれぞれ好きにチョイスし、
家族や仲間と美味しく楽しく食べるスタイルが好ましいようです♪

Fudyはおばあちゃんが台所で料理をしている姿をみて育ったそうです。
成人後は渡米し、ミシュランの星付きレストランで料理の修行をします。
料理において食材は重要だとこの時に悟ります。
新鮮な季節の食材、さらには自然食品を選択し、香味成分を見つけ、
カリフォルニア州の食品有機農場の起源を探求し続けます。
グロリアホテルグループの二代目として、Fudyは情熱を持ってるシェフ達と農家とサービススタッフを集め、
自分のレストランのブランドであるL´IDIOT RESTAURANT & BAKERY、
TK SEAFOOD & STEAK、EAST END bar、そして333 RESTAURANT & BARをオープンさせます。
彼は厳選された旬の果物や野菜、新鮮な魚介類、そして自家製乾燥熟成牛肉をこだわりだけではなく、
心から料理を作ることはいいレストランとして一番大事なこと。
彼は台北の郊外にある農場から毎日新鮮な食材をレストランに直送しています。
お客様に一番新鮮な風味を味わってもらいたいという思いから
グループが一丸となり斬新な料理を提供しているのです。