「ジーライオンミュージアム GLION MUSEUM」は、クラシックカー博物館としては関西初のスケールと展示車数を誇り、4つのヴィンテージゾーンの分かれており、年代別ヴィンテージカーに相応しい世界観を造り上げたミュージアムとなります!
先ず最初は、戦後の日本でスポーツカーの代名詞と称された「MG」をはじめ、世界初の量産車「T型フォード」など貴重な車が展示される「PIONEER VINTAGE ZONE」へ!
最初に出迎えてくれたのは、1922年から1939年にかけてイギリスのオースティンが生産した小型乗用車「Austin 7(オースティン・セブン)」!
こちらは1929年式となり、偶然にもわたし達夫婦も良く知るオーナー様が遺されたものとなり、今や、大切にこちらに保管されている様子に感慨深いものがありました!
本来ならば、ミュージアムに展示されているクラシックカーは観賞用となるのですが、今回は「GLION GROUP」からの特別御招待ということもあり、実際に乗車させていただくことができました!
さらに、1850年年代のフランス製「軽四輪乗用馬車(4ホイールキャリッジ・フェートンランドレー)」と、見事な馬車もあり、まさかの宮定さん自らが「御者」を買って出てくださり、わたしを乗せてくださいました!
こちらの馬車、実は未だに走らせることが可能で、その基調な映像も館内のタブレットで鑑賞することが可能となります!((*゚∀゚))素晴らしい!
赤煉瓦の創業が1923年ということから、「Ford Model T(フォード・モデルT)」は1923年式のものも収集されており、その横にはフォードの「Pick up(ピック・アップ)」や「Limousine(リムジン)」が展示されており、故障したリムジンを2台のT型フォードが救出している様子を演出!
こちらのミュージアムの面白いところは、ただ車を展示するだけでなく、その背景にある歴史や世界観をまるで映画のワンシーンのように切り取り展示されているところです!
英国の1937年式「Morgan 4/4(モーガン)」には、「Morgan Sports Car Club Japan」のサインが!クラシックカーの好きなところは、そのデザイン性はもとより、ボディーカラーと内装のカラーコンビネーションが本当に素敵!鳥肌ものです!
統括工場長の濱本忍さんが驚くほどのカーマニアでとてもお詳しく、そのクラシックカー毎にまつわる素敵なヒストリーまでも語ってくださいました!時折、関西人ならではの面白いツッコミやボケもありますので、ガイドしていただくと、より詳しい情報を得ながら楽しむことができます!
それでは、お次は「VINTAGE ZONE」へ参りましょう!