「寸又峡」の夢の吊り橋を経て1周およそ90分の寸又峡プロムナードで紅葉狩り

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21世紀に残したい日本の自然百選、新日本観光地百選に選ばれた「寸又峡」の景観と大自然たち。秋には樹々の葉が赤や黄色に染まり合い、迫力溢れる自然の雄大さの中に繊細な顔を覗かせる紅葉が堪能できます。見頃は、例年10月下旬~12月上旬とされていますが現在2014年11月中旬の色付き状況は、最盛期を迎えています。大井川支流の寸又川の渓谷で、絶景の多い山奥深くの静かな谷、「寸又渓谷」。寸又峡温泉街から、山間の景色を眺め散策しながら、1周およそ90分の道のりを楽しむ「寸又峡プロムナード」の散策路で、南アルプスの麓にある大間ダムにせき止められた人造湖の上を渡る、長さ90m高さ8mの吊り橋「夢の吊り橋」からの絶景を楽しみましょう。この日は、浜松SAスマートインターチェンジより第2東名に乗り、島田で降り川根方面へ北上。日曜日ということもあり、川根本町辺りから寸又峡へ向かう観光客の車で渋滞となります。ナビでは高速を降りてから、およそ1時間程度で到着予定の案内が出ておりましたが、やはりシーズン中の渋滞は避けられません。しかも、途中のくねくね山道は細い区間もあり、片側交互通行となるため、待ち時間が生じ、尚更時間がかかります。実際には、到着まで倍の2時間は要しました。お弁当と温かいなめこ汁を持参したため、道中何も苦にはなりませんでしたが、出向かれる方は、時間と心に余裕を持ち、山道に入る手前のコンビニでのトイレや水分補給などには十分ご注意ください。秋とはいえ、山はかなりの冷え込みを感じるため、温かい格好と歩きやすい靴で行かれることをお勧めします。寸又峡温泉の駐車場は有料と無料があるようですので各自ご確認を。アクセスはなにも車だけではありません。金谷駅から千頭駅まで、およそ1時間10分を走るSL(蒸気機関車)に乗り、その後、寸又峡温泉行のバスに乗り換え、さらに揺られること1時間。神秘の渓谷と言われる寸又峡までの道中をどちらの道のりで楽しむかはあなた次第です♪

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寸又峡温泉入口には、昔路線を走っていたカラフルな電車がお出迎えしてくれます。廃車となっておりますが展示され、運転主席や座席に乗って記念撮影することが可能です。そして温泉街周辺には、お食事を楽しんだり、郷土品を揃えた老舗ショップ並ぶ中、比較的新しいショップが「SHOP & CAFE 晴耕雨読、Hammock CAFE 晴耕雨読」さん。古民家を改装して造られた店内は趣があり、ゆったりとした時間が流れており、美味しいコーヒーが楽しめます♪

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この日は、うっすらと曇り空で気候的には寒空の下だったので、おでんや甘酒などの温かい食事が売れているようです♪

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入口からおよそ1時間30分ほどの散策を楽しむ寸又峡プロムナードへの道のりの出発です。途中、「夢の吊り橋」や「飛龍橋」、そして「尾崎坂展望台」などを通過し、山間の大自然の景色の素晴らしさを堪能しに参りましょう。夢の吊り橋まではおよそ1.4kmとの案内があり、徒歩でおよそ20分ぐらいの距離となります♪

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絶景ポイントでは、スマートフォンやお気に入りのカメラを掲げる方の姿が目に付きます。チャンスを逃さぬよう納めましょう♪

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夢の吊り橋へ向かう途中にあるトンネル前には天子の香和家(厠)があるので、安心です。トンネル内は水溜りが多いため、足元のぬかるみや滑りやすさに注意しましょう♪

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ゆっくり撮影を楽しみながら、ようやく夢の吊り橋への入口に到着です。右手に寸又川(大間ダム湖)が見えてきました!(青っ!)階段を降りて、吊り橋へと向かいます♪

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左手に見えるのが夢の吊り橋です。南アルプスの麓にある大間ダムにせき止められた人造湖の上を渡る、長さ90m高さ8mの吊り橋。

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夢の吊り橋は、一度に10名ほどまでしか渡れません。そのため、行楽シーズンは行列となるのですが、皆さん横の湖の美しさに心を奪われて待ち時間も苦になることはないでしょう♪

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寸又川(大間ダム湖)の水の青さには目を見張るものがあり、吸い込まれそうなエメラルドグリーンを誇っています。実は、この水は底まで透けて見えるほど透明で綺麗な水であり、元来、純粋な水は無色透明ですが微粒子を含まない水はほとんどなく、僅かな微粒子が溶け込んだ非常に綺麗な水の場合には、微粒子のせいで波長の短い青い光だけが反射され、波長の長い赤い光が吸収されるという現象が起こります。その現象のことをチンダル現象と言い、こちらの寸又川(大間ダム湖)でも同じ現象が起きているのです。毎日色が微妙に変わるというので、その美しさをじっくりと楽しむのも良いでしょう♪

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橋の真ん中辺りで記念撮影する方も多く、列を乱さず待ち構えており、いよいよわたし達の番がやって参りました。橋のたもとに一歩足を踏み入れると、かなりのグラつきを感じます。両手を広げ、命綱代わりに両端のワイヤー無しではふらつきますのでご注意ください。途中、騒ぎ始める若者グループがフザケあって騒ぎながら橋を思いっきり揺らしているようでした。こういう幼稚なことをする大人って本当に居たりするのですね・・・驚きです。しかし、安全を取り締まる警備のおじ様に怒鳴れられて終了してました。小さなお子さんでもきちんと距離を保ちながら進んでおりましたので、マナーは守りたいものですね。そんなちょっとしたアクシデントもありましたが、下を覗けば、透きとおるほどに美しい湖の青さに心が癒され和みます。美味しい大自然の空気をゆっくり吸い込み深呼吸。見上げれば山の雄大な景色が広がります♪

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橋の途中での記念撮影もお忘れなく。観光案内のサイトには、この吊り橋の真ん中で若い女性が恋のお祈りをすると夢が叶うとされていると書かれてありましたが、若い女性と限定する辺りがあまり笑えませんね(笑)げんかつぎやおまじないなどは信じた者勝ちだと思いますので、恋を実らせたい女性は是非お試しあれ♪

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夢の吊り橋は通常は往復できるのですが、週末や混み合う行楽シーズンは、一方通行になっています。一度渡ってしまうと、その後の道のりは、急な上り階段が304段も続き、かなり心臓や足腰に負担がかかります。事前に入口に注意書きで警告されていますが、体力に自信のない方や足腰の弱い方は、夢の吊り橋を渡るのは控えましょう。一息一息ずつ休憩を取りながら上ってもかなりキツイ階段です。100段、200段数える度に膝がガクガク、心臓バクバクと音が激しくなり、途中、後ろの方々に抜いてもらいました(笑)それでも、諦めずにマイペースに前進あるのみで突き進み、上り切ったその先で万歳!爽快感マックスを迎えました!苦難の険しい道のりの先には必ず快楽が待っているものです♪

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夢の吊り橋を眼下に眺める程に上り切ったところからの景色。さすが304段、伊達の高さではありません(笑)

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一方通行の夢の吊り橋後の魔の304段の階段を避けたい方は、飛龍橋へ向かうのも良いでしょう。何事も無理は禁物です。こちらからの景色も十二分に楽しめますからね♪

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身頃を迎えている最盛期でも大きな山の中にポツリポツリを姿を現す色付いた紅葉。

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ladeのカメラが1DX1D MarkⅢの2台体制となり、旦那様と2人でカメラに慣れるために、それぞれのカメラで勉強です。まだまだカメラの性能に対して、お互いに腕が追い付いてはいないのですが、それでも1DXの色の映し方には驚きを隠せない1日。これからも良き景色、良き被写体を探し求めて日々腕を磨きたいと思います♪

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寸又峡プロムナードコースの眼下には寸又峡草履石公園(すまたきょうぞうりいしこうえん)という親水公園があります。子供達に水遊びを気軽に楽しんでもらおうと​造られた親水公園です。紅葉狩りはこちらが一番楽しめました♪

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今年の紅葉狩り、あなたはどちらへ行かれますか?

寸又峡
静岡県榛原郡川根本町寸又峡温泉
http://www.sumatakyo-spa.com/

静岡県榛原郡川根本町千頭279

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