「加太淡嶋温泉 大阪屋ひいなの湯」厳選食材が楽しめる宿自慢の和の調べ

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加太の漁港を望み、絶景のロケーションを誇る「加太淡嶋温泉 大阪屋 ひいなの湯」のプランには、料理長である赤間 博斗 (Hiroto Akama)さんお任せの特別会席があり、季節毎の旬な食材を料理長自らが厳選され、素材を活かした料理で提供してくれます!

1階レストランの「旬魚旬菜 あくら」は、ライブ感溢れるオープンキッチンとなり、その場で調理された出来立ての料理を楽しむことが可能です!

また、活きの良い魚達が自由に泳ぐ生け簀が望める半個室もあり、テーブル席や掘り炬燵のスタイルで用意されています!

この日のお品書きには、『雪解も萌え出る春も遠からず 初春月』と赤間料理長からの一句で始まり、「本日の鮮魚で仕立てます」の一言。粋な演出に浸りながら、食前酒「梅酒の水割り」からスタート!

乾杯には「生ビール(中グラス)」をいただくと、冷えた身体を暖めるかのように「梅に鶯」と名付けられた目にも美しい一皿が登場。こちらはブロッコリーの餡をかけ優しい鶯色に仕上げた茶碗蒸しとなり、南瓜を鶯のように金時人参は梅に見立ててカットし、飾り付けられています。中には海老や鶏肉、焼き餅が入っており、身体の芯から暖まる一品!ほっこりとします♪

お造りには、和歌山の生山葵が丸ごと一本ドドーンと添えられ、擦りたてを楽しめるのもまた贅沢。「加太の鯛にサヨリ、鰯、カワハギの肝和え、トロの握り」を手作り醤油や和歌山の梅ソース、また、和歌山御坊市のお塩や酢橘、茎わさびの薬味が用意されお好みの味わいで楽しめます!サヨリや鰯は厨房スタッフがこの日に釣り上げたもので本当に新鮮!鯛は加太で一本釣りで揚がる名物となり、ねっとりとした甘みと弾力が楽しめます!小振りな大トロの握りまでもが付き、序盤で既に大満足な胃袋です♪

「伊勢海老の鍋」は、柚子の香りでほんのりと甘みのある出汁に伊勢海老の頭を入れ出汁を取りながら野菜を火入れし、身はさっと潜らせる程度でプリプリ食感と甘みを堪能します!海の恵み最高!

ビールの後は冷酒のすっきりとした淡麗辛口の「長龍」を頂きました!こちらでは、カウンターに地元の日本酒や梅酒、柚子酒や檸檬酒、じゃばら酒などのリキュールを試飲用に設置され、食事の合間に小さな試飲用の御猪口で楽しめるサービスも提供されており、お好みの味わいを探すことができるのです!

八寸は二段重ねで提供され、ひな祭りのぼんぼりに見立て特別にオーダーされた器で「鯛の手毬寿司、鯛の塩辛、飯蛸の柔らか煮、一寸豆、菜の花、野蒜、桜の花弁に見立てた百合根、合鴨、海鼠、紀州の蜜柑胡椒、煮凝り、雲丹に漬け込んだ鶉の卵、白魚の五色あられ揚げ」などなど春を感じる流れとなり、一品一品に丁寧に一手間をかけて作られた様子が伺えるものとなります!

次から次へと食べの速度を見計らってテンポ良く出される料理は、身体中の力がほぐれ、胃にすっと染み入る優しいお味の料理たち。お次は”自家製からすみ”と”味噌漬けからすみ”をかけて頂く「からすみ蕎麦」!ズルッと喉越しの良い中に、からすみの芳醇な香りが充満します!

さらに、漁港の町ならではの海の幸がお目見えで、大きな鮑を目の前で焼き上げる「鮑の踊り焼き」となります!卓上には香ばしい香りが漂い、鮑が身をよじらせながら踊り出し、キュウキュウと鳴き始めたらひっくり返してバターと醤油を垂らして頂きます♪何たる贅沢なのでしょう♪

此処までは「あくら」ならではの世界観を楽しませて頂いたのですが、次なる料理からは「器と旅するシリーズ〜関西編〜」として御紹介した富山の作家作品と赤間料理長のCollaborationが実現しました!其の二へ続く!

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