浜松駅からほど近く、アクトシティから歩いて数分のところに位置するFOOD昴ビルの2Fにある「旬の料理 大内」さんは、”旬の素材を使ったできたての料理”が店主の信条です。食べられない飾りは付けず本物の料理を提供されるというこだわりぶりで、客席から料理人の手先や動きが見えるカウンター前のオープンキッチンも常連の顧客たちに好評。夏は鱧(はも)づくし料理、天然うなぎ、秋には天然すっぽん、冬は天然ふぐ、その時期の天然ものを使った料理を得意としています。また店主は狩猟免許を持っており、シーズンには野生のジビエを味わうことができるそうです。ドリンクの種類も豊富で、清潔感溢れるお店で美味しい料理と美味しい酒を堪能したいと思います♪
店主は、2006年に「旬の料理 大内」を開店。以来、浜松の和食といえば”大内”と口を揃える美食家も大変多いのです♪
「マグロの中トロと赤身」
脂ののった中トロと色鮮やかな赤身を少しずつ盛り合わせていただきました。塩と昆布醤油のどちらかをお好みで。美味しいマグロは塩に限ります♪
「天日干し本ししゃも」800円
天日干しの本ししゃもは、日光を浴びて旨みが凝縮されており、噛めば噛むほどに甘みが増します♪
「浜名湖の蛸(茹で上げ)」900円
たきや漁で漁ったタコではありません(笑)が、やはり浜名湖のタコは美味しいですね!そしてこちらのタコは茹で加減が抜群でタコの身は柔らかく、塩の塩梅が程好いのです。すり下ろしたばかりの山葵でいただきます♪
「焼酎」600円より
お次は芋焼酎をお願いしました。美味しい肴には、香り高く甘みのある芋焼酎が胃に滲みます♪
「和牛ハラミの石焼」2,300円
和牛のハラミの旨み溢れる味と独特の噛み応えはまさに肉そのもの。山葵を添えていただきましょう♪
「蒸しアワビのステーキ」3,000円
秦の始皇帝の不老長寿の妙薬がアワビであった!?楊貴妃も美容のためにアワビを食べていた!?などと言われるほどに、貝類の中でも王者のアワビ。蒸すことにより旨みを閉じ込め、身は柔らかく、肝をソースに使用することで、ほのかな苦味がまた大人の味を醸し出しています。とても贅沢な一品です♪
「はもと玉葱の小鍋」2,000円
はも尽くしの中でもオススメなのがこのはもと玉葱の小鍋。はもは驚くほどにやわらかく、玉葱の甘さを引き出したお出汁はとても上品な仕上がりです。お好みで柚子胡椒を。汁が残ればご飯と一緒にいただくのも良いでしょう♪
事前に注文しておいた土鍋のご飯が炊き上がったと教えてくれました。こちらでは入店したらまず、土鍋ご飯を人数分注文しておきましょう。〆にいただく頃に丁度タイミング良く炊きあがります♪
「土鍋炊きご飯(1人前)」1,200円
見事なまでに綺麗な銀シャリ。炊きたての香りが一気に立ち込め食欲をそそります♪
艶があり、ふっくらとお米が立ち綺麗に揃った粒。一粒一粒のお米に含まれる水分量の程好さ。何とも言えない香りと甘み。日本人に生まれて本当に良かったと思える瞬間です。何も付けずにいても美味しいご飯ですが、自家製鰹ふりかけが添えられます。お好みでいただきましょう。土鍋の下には、ほんのりとしたお焦げがあり、これはまた香ばしく味わい深いものがあります。ご飯が残ったので”梅おにぎり”にして自家製鰹ふりかけと共に手土産にしていただきました♪
「漬物」
噛むとキュキュッと皮の音がする浅漬けの茄子と、良い塩梅の胡瓜。ぬか床が素晴らしいのが一口で判ります♪
「梅ゼリー」
4Lサイズの南高梅を柔らかく煮て、煮出した汁でジュレを作っています。肉厚な梅は、スプーンですくえるほどにとろけており、ほんのり感じるアルコールに甘味を抑えた大人のデザート。〆に是非召し上がっていただきたい1品です♪
「抹茶アイス」
全てが自家製の大内さん。抹茶のアイスも滑らかで舌触り良く、甘さを抑えた小豆も上品な炊き上がり。風味高い大人な1品です♪
「鰹の尾びれで作る楊枝」
楊枝を頼むとこちらが出てきました。こちらは仕入れているようですが、作り方は乾燥させた鰹の尾びれを煮込み、1本ずつにほぐして漂白すれば出来上がります。乾くと羽のように広がりとても上品な楊枝のです。日本人ならではのおもてなしの心を持った贅の極みの料理とはまさにこのことでしょう♪
旬の料理 大内
浜松市中区板屋町672 FOOD昴ビル2F TEL:053-452-8600
営業時間:17:30~22:00 定休日:日曜日