「ひまわり食堂」富山の食通がこぞって足を運ぶ炭火焼がお勧めのイタリアン

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、
イタリアと東京の各所で修業を積んできたシェフ田中穂積くんが
全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされた「ひまわり食堂」さん。
ビール樽にベンチが並び、スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てた
ワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたアイアンサインがひまわり食堂さんの目印です。
このサインは、オーナーシェフの穂積くんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、
とても思い入れのあるサインとのこと。
実家である富山に帰省する際には、必ず足を運びたいイタリアンです♪

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店内は、シンプルに白壁と木ですっきりとした空間。
入店して目の前に飛び込んでくるのは、整理され綺麗に掃除された広々としたキッチン。
ガラス越しに眺めることができます。カウンター席4席、キッチン奥手には、テーブル席が10席。
メニュー構成は、前菜からパスタ、メイン、デザートなどすべてアラカルトでオーダーでき、
特に炭火焼の野菜・魚・肉料理がお勧めです!
コペルト代は御1人様300円かかります。

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浅野プレゼンツ!クイックで回る熱き富山Night!」の6軒目で〆に選んだのは、
わたし達と今回のナビゲーターを務めてくださった「cave l’onde カーヴ・ロンド浅野さんを繋いでくれたひわまり食堂さんです!
思い起こせば、2年前の夏にこちらで出会ったご縁で今があるのです♪

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「バタール 2011 クエルチャベッラ」
イタリア/トスカーナ/白/シャルドネ50%、ピノ・ビアンコ50%/辛口

初ビンテージの1988年から1991年まではバタール・ピノ(Bâtard-Pinot)と記載しており、
それまではピノ・ビアンコとピノ・グリもブレンドしたワインでした。
シャルドネをブレンドし始めた1992年~1994年まではバタール(Bâtard)と記載していましたが、
ブルゴーニュAOCからの指摘で名前をバタール(Batàr)に改めています。
現在の品種構成はシャルドネとピノ・ビアンコ50%ずつのブレンド。
収穫されたブドウは別々に醸造し、
丁寧に搾られたモストはフランス産の新樽比率30%のバリックでの発酵とマロラクティック発酵が施され樽熟成されます。
ステンレスタンクでのブレンド後瓶詰め、樽熟成期間は12ヶ月。
ビターアーモンド、レーズン、熟れたメロンを思わせる香りとリッチなミネラル感、
そして、レモンのような爽やかな酸味を伴った厚みのあるボディで飲み応えがあります♪

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こちらが田中穂積シェフ。
穂積シェフは、20代の頃は、バックパッカーで世界各国を渡り歩き、さまざまな国の料理に触れ、
そして北イタリアで味わったイタリアンに興味を持ち料理人の道へ進みます。
その後、東京各所の有名店で10年ほど修業されて富山に戻り、現在があるそうです。
個性的で大胆な一面とナイーブな一面を併せ持つものの、性格は至って穏やかな穂積シェフ。
彼の作る料理は、温もりがきちんと伝わります。

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「子羊とアーティチョークのラグー・トロフィエ」 1,400円

「こすりつける」という意味のイタリア語を語源とする「トロフィエ」は、
リグーリア州で生まれた伝統的なショートパスタです。
子羊の柔らかい肉質とアーティチョークの食感が楽しめるパスタは、おつまみに最適です♪

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アーティチョーク

日本の食材としては、あまり馴染みの無いアーティチョークですが、ヨーロッパやアメリカでは広く食用とされています。
また、インドやベトナムでは乾燥させてお茶として飲む習慣があり、二日酔い防止、頻尿防止、防臭などの効果もあるそうです。
総体積に占める可食部の割合は少なく、若いつぼみを食用とします。

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「シッカーニョ 2012 アリアンナ・オキピンティ」
葡萄品種:ネロ・ダーヴォラ

シチリアを代表する生産者コスのオーナーの1人、ジュストの姪、アリアンナ・オキピンティのワイナリー。
畑では無施肥による有機栽培を実践し、醸造面でも、野生酵母で温度管理を行わずに醗酵を行い、
二酸化硫黄はボトリング時に若干添加するのみ。
自然なアプローチで、豊かな個性のあるワインを造っています。
今最も大きな注目を集めるシチリアの造り手の1人です!
シッカーニョはネロ・ダーヴォラ100%で造られる赤ワイン。
黒みがかった濃い色合いですが、凝縮感があり、生き生きとしたフローラルな香りが楽しめます。
果実味、タンニン、酸、全てが高いレベルで充実し、ネロ・ダーヴォラ本来の力強さをしっかり備えつつ、
自然な造りのワインらしい、すっと身体に馴染むような飲み心地良さがあります♪

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「山羊汁フォー」 1,000円+フォー代

メニューにある山羊汁にフォーを追加し、「ここはこれで〆ましょう!」と浅野さん。
フォーは大好物ですが、実は山羊汁は、わたし達2人とも苦手です(笑)
ですが、浅野さんがお勧めするならば!と頂いてみると!?
驚くほどに山羊汁の嫌な癖も臭みもなく、上品であっさりと美味しい!
まさに〆にぴったりの一品です♪

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山羊汁フォーは、ライムをギュッと絞って唐辛子をお好みで加え、味に変化を付けても楽しめます♪

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6軒目ということで、浅野さんもかなりのほろ酔い具合ですが、
パートナーの伊藤さんは流石に深夜のはしご酒は辛かったようですね(笑)
お付き合いありがとうございます!
丁度、仕事を終えた「L’évo レヴォ」の谷口英司シェフと、
松井機業」の6代目見習い松井紀子ちゃんと、
作家アーティストの「釋永岳」くんが賑やかに勢揃いしてくれました!

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オフタイムの浅野さんと谷口シェフの貴重なリラックスされた一枚の写真。
御2人がこの富山を今後も盛り立てて行く第一線で活躍してくれることでしょう!
また夏に帰省する際にご一緒できれば幸いです。
浅野さん、素晴らしいプレゼンテーションと共に過密なナビゲーターありがとうございました!
夏は、まだまだ行けてないお店もありますが、先ずは「カーヴ・ユノキ」さんでお会いしましょう♪

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いつも茶目っ気たっぷりで愛くるしい穂積くん。
また必ず顔を出しますから追い返さないでね(笑)

ひまわり食堂
富山県富山市石倉町1-301 TEL:076-482-6091
営業時間:18:00~24:00 定休日:日曜日
https://www.facebook.com/himawarishokudo

富山県富山市石倉町1-301

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