「ヴィバ ラ ヴィータ」北イタリアに伝わる郷土料理が楽しめるトラットリア

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バルバンコ barbanco」さんから程近く、ビジネス街の路地裏でひっそりと営業されており、
素朴で温かなサービスと料理をおもてなしの心で提供する
北イタリアの郷土料理のお店「ヴィバ ラ ヴィータ viva la vita」さん。
6月の店先では、鮮やかに咲き誇るローズが出迎えてくれます。
音楽やモノづくり、お祭りなどなど、様々な角度からのイタリアを楽しめるトラットリアです♪

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cave l’onde カーヴ・ロンド」のオーナー浅野大輔さんと行く
浅野プレゼンツ!クイックで回る熱き富山Night!」の2軒目は、こちらのヴィバ ラ ヴィータさん。
こちらのお店は、北イタリアに伝わる郷土料理を得意とし、
特にヴェネツィアやミラノ、フリウリ州に伝わるお料理を提供されています。
店内は、バールとトラットリアがあり、
農家風の気取らない雰囲気の中、バールやヴェネチアのバーカロのような使い方もでき、
トラットリア(食堂)としてディナーを楽しむことも可能です♪

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さくさくとクイックで行きましょう!」と、2軒目も立ち飲みで行く浅野プレゼンツ!(笑)
そのお店の良さやこだわり、特性を短的に分かり易く見事にPRしてくれるのは、
様々な経験を積み、ありとあらゆる美味しいものを知り尽くした浅野さんならではの特技です♪

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ヴィバ ラ ヴィータさんのメニューは、どれもリーズナブルで品数が豊富です。
イタリア北東部のフリウリ=ヴィネチア・ジュリア州は、オーストリアやスロベニアとの国境に位置するため、
様々な文化の影響を受けており、料理も独特。
そのフリウリ州といえば、「チャルソンス」というデザートのようなパスタがあり、
手打ちのラビオリにシナモンで味付けしたジャガイモのピューレを詰めた甘いパスタで、
砂糖とシナモンの甘み、燻製チーズの塩味、ミントの香りと様々な要素が絡んだもので、浅野さんお勧めの一品です♪

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シェフの牧谷政睦さんは、市内のイタリア料理店などに勤務し、その後、約1年半、本場イタリアで修行され、
2002年に呉羽にてイタリア料理店「トラットリア ヴィバ ラ ヴィータ」をオープン。
その後2007年に現在の安田町へとお店を移転されています。
富山ではまだあまり知られていない北イタリアの郷土料理やワインの魅力を
少しでも多くの方に知ってもらおうと奮闘される毎日を過ごされています♪

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「コルヴィーナ・ファラスコ ヴァルパンテーナ Corvina Veneto Cantina Valpantena」

国際的に評価の高い赤ワインで、このクラスでは珍しく、陰干しして糖度を高めたブドウを使用しています。
ステンレスタンクにて少し長めに低温発酵し、クリーンな果実味。
手間を惜しまず仕上げられており、黒砂糖やプラムの様な濃密な香りがあり、
酸味と優しいタンニンを持ち、するすると飲みやすく大変バランスの良い味わいを楽しめるワインです♪

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「オリーブの肉詰めフリット」600円

食べる程にハマるイタリア定番のお惣菜。
オリーブの程好い酸味とジューシィーな肉の旨味がジュワッと口中に広がり美味しい!
こちらは、イタリア、マルケ州アスコリ地方の名物料理で、
ビールのおつまみにも、白ワインにも合うイタリアの絶品おつまみです♪

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「北イタリア国境に伝わる田舎スープ JOTA ヨタ」600円

オーナーシェフの牧谷さんがイタリアで何より感動した料理 ヨタ。
開店以来、ひたすら作り続け提供されているこちらの看板料理です。
この料理はスロヴェニアとの国境に位置する北イタリア、コルモンス、ゴリッツィア地方に伝わるスープ。
この地はイタリア語が公用ですが、ドイツ語、スロヴェニア語が頻繁に使われる文化融合の地。
イタリア語ではあまり使わない”J”がこのスープの名”ヨタ”(JOTA)となっていることも異国性を感じます。
うずら豆、じゃがいもをベースにした農夫のスープに、
キャベツを発酵させたザワークラウトを入れた少し乳酸発酵(漬物のニュアンス)が入ったスープ。
優しい味わいで素材の旨味が引き出され、胃にほっこりくるスープは、一度食べると癖になります。
以前、浅野さんがランチをしていた時に、
女子高生がこのヨタを飲んで「美味しい~♪」と笑顔で言っていたのを聞き、
素人には解りづらい味わいだけに、若い女子にもこの美味しさが伝わるのかと、
心が温まるほど嬉しくなったそうですよ(笑)

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「ロニョーネサルタート」

是非、これも食べていただきたい!」と浅野さんお勧めの腎臓のソテー。
新鮮な腎臓だけに臭みも全く無く、
柔らかく火入れされた腎臓は、スパイシーさとほろ苦さでワインがクイクイ進む味わいです!
お店毎に浅野さんより「このお店ではこれを食べてください!」と、
お勧めのお酒とお勧めの料理をセレクトしていただいいることもありますが、
どれも本当に美味しく絶品!
6軒回る内のまだ2軒目ですが、足取りがどんどん軽くなるのを感じます(笑)
牧谷さん、また伺いますね♪

ヴィバ ラ ヴィータ viva la vita
富山県富山市安田町3-14 TEL:076-413-7166
営業時間:11:30~14:00 18:00~22:30 定休日:月曜、ランチは平日のみ
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/viva-la-vita/

富山県富山市安田町3-14

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