もくれん通りに静かに佇みながらも、重厚感を醸し出し、庭から眺めることのできるシンボルツリー「連理の木」の存在感溢れる古城のような雰囲気を持つ建物が、こちらのオーナー様と新たなシェフとのコラボレーションにより生まれ変わります。カフェ＆レストラン「連理 レンリ」さんは2013年12月3日（火）にフレンチレストランとして再オープン。今回こちらで活躍されるシェフ尾上成彰さんは、岐阜の多治見での修行を終えた後、「グランドエクシブ浜名湖」内のイタリアン「ルッチコーレ」さんにてイタリアン並びにフレンチで10年ほどシェフを務まれてきた方で、今まで培ってきた技術を最大限に活かし、東洋と西洋の融合による自家菜園を中心としたコロニアル仏蘭西料理店として営まれています♪
春夏秋冬を楽しむことのできるお庭を前に景色を眺めながら、美味しい食事を味わえる至福のひとときを過ごせます。さて、今回も事前に予約し、シェフ尾上さんのおまかせコースのランチをいただきます。通常メニューは、下記の通り。
ひるシェフのおもてなし
・5つのオードブルから3つお選びいただけます前菜。スープ、魚料理、肉料理、デザート、パン、コーヒー 2,850円（税別）
・肉料理、パン、コーヒー 1,600円（税別）
・魚料理、パン、コーヒー 1,400円（税別）
・パスタ、パン、コーヒー 1,250円（税別）、旬の食材お勧めパスタ、パン、コーヒー 1,850円（税別）
（上記3コースは、＋1,000円にてオードブル3つとデザートが追加できます）
よるシェフのおもてなし
・オードブル、スープ、魚料理または肉料理、デザート、パン、コーヒー 3,800円（税別）
・オードブル、スープ、魚料理、肉料理、デザート、パン、コーヒー 5,000円（税別）
・オードブル2皿、スープ、魚料理、肉料理、デザート、パン、コーヒー 6,500円（税別）
・わが家のおすすめのコロニアルフレンチ（5皿それぞれの料理に合わせたお酒がそれぞれに付きます）スープ、デザート、コーヒー 12,000円（税別）
※アラカルト料理もあり、ご予算に応じてのコース料理または宴会料理も予約可能。
ここのところ頻繁に、2014年6月14日（土）に自動車街にオープンされる「マセラティ浜松」のジェネラルマネージャーである杉浦明さんとマセラティ展示会の打ち合わせが続いております。この日も、その打ち合わせを兼ねて食事しながら、シェフの尾上さんと杉浦さんをセッティングさせていただきました♪
「朝採りヤングコーンと帆立貝のムース 浜名湖産エイと浜名湖産アサリ」
ムースの下に敷かれた新鮮な朝採れヤングコーンは、皮ごと調理されており髭の部分まで美味しくいただけます。帆立貝のムースは上品で優しい味わい。アサリのお出汁とエイのプリッとした食感も良いアクセントになっています。エイはアサリを捕食するそうです。そして、アサリを食べて美味しく育ったそのエイをわたしたちが食す。有難く海の恵みに感謝していただきましょう♪
「せせりのテリーヌに柑橘サラダ」
若鶏のせせりのテリーヌは、弾力と食感を楽しむ1品。オレンジとグレープフルーツにミントとペルノ、レモンで香り付けしマリネしたサラダでさっぱりといただきます♪
「朝採りグリンピーススープカレー風味」
スープというより濃厚なソースと言えるほどのグリンピースの濃密さを味わえます。花ズッキーニの中には、米粒の形をしたパスタの一種であるリゾーニを忍ばせて満足感に溢れており、彩りの鮮やかさもさることながら、味わいも絶品の1品です！
「フランスパン」
「鱸（スズキ）のマリネ、ブールブランソースと小さな野菜たち」
テーブルに置かれた瞬間にディルの香りが立ち込め、心がすぅっと癒される瞬間。視覚、嗅覚、味覚が刺激されます。このスズキのマリネとは、酢漬けのマリネの意味ではなく、形状を丸めることを指すそうです。伝統的なフランス料理のソースであるブールブランは、ワインと酢を煮つめた中に、バターを攪拌して作リます。さっぱりとした酸味が淡白な白身魚に良く合います。下に敷かれたおかひじきのシャキシャキとした食感もまた美味しいです♪
「牛舌の赤ワイン煮 豚足を添えて」
牛舌を赤ワインで煮込む際に、豚足も一緒にすることで互いの旨みを吸収し合い、相乗効果が生まれる1品。しっとりと柔らかく煮込まれた牛舌、コラーゲンたっぷりの豚足。蕾の形をした蕾キャベツはしっとりと瑞々しく優しい甘味が楽しめる野菜です♪
「コーヒーブランマンジェにバニラ、章姫、黄金柑を添えて」
”blanc mangier ブランマンジェ”とは、古フランス語で”白い食べ物”を意味しますが、コーヒーを少し混ぜ合わせることで、うっすらとクリーム色に仕上がっています。表面のエスプーマは、ミルク。滑らかで口溶けが良くコーヒーの香りも楽しめるブランマンジェの中からは軽くバーナーで焼かれた金柑とオレンジがお目見えです。添えられたソルベは、濃厚なバニラと優しい甘味の章姫、そして酸味を楽しむ黄金柑の3種類。どれも手作りでフレッシュさを楽しめます♪
「コーヒー」
食事を終えて2階にお邪魔し、カウンター席から2800坪にもなる広大な自家菜園を眺めさせてもらいました。冬には冬の良さも哀愁もある場所ですが、新緑のこの時期はやはりとても気持ち良い眺めです！実際に、こちらの自家菜園農園では、数種の野菜やブルーベリー、レモン、ゆず、かぼす、オリーブなどが育っています♪
直に収穫の時期を迎える自家菜園を見させてもらいました。左手にはオリーブの木が立ち並びます。なかなか、このようなロケーションに恵まれたレストランは他に無いでしょう♪
左右にブルーベリー畑が一杯に広がり、小さな実が収穫の時を待ち、ひしめき合っています。連理さんのホームページからおもてなし会員の登録（無料）をしますと、お得な情報やブルーベリーなどのフルーツ狩りなどの旬な情報をゲットすることが可能ですよ♪
広大な庭の奥には、お店のシンボルツリー「連理の木」が静かに周囲を見守るかのように佇んでいます。一見、1本の太い木のように見えますが、実は2本の木が支え合って成長しているのです。このような木のことを「連理の木」と言います。1本では育ちにくい木も、2本が寄り添い、絡み合い、支え合うことで成長する、まるで夫婦のような木。素敵な木ですよね♪木陰で心地良い風が吹くこの場所で、ここ最近尾上さんは、コーヒーを楽しむことが楽しみのうちの1つだそうです。わたしならきっとシュワシュワッとやっていそうですけど（笑）尾上さん、また夜にも伺いますね～♪
カフェ＆レストラン 連理 レンリ
浜松市北区都田町8501-2 TEL：053-428-7000
営業時間：10:00～22：00 定休日：木曜日
http://wp.lenri.com/
