2010年6月にタイストア「ラッタナ」は、「タイレストラン ラッタナー」をオープンしました。”ラッタナ”とは水晶玉のことで、”ラッタナー”は可愛い女性という意味です。”ラッタナ”は仏教では重い言葉なので、酒類を出す店名に使うことはできず”ラッタナー”にされたそうです。店主のニパラットさんは、チェンマイ市よりさらに北部のサンカムへーン（チェンマイ県）の出身で、日本では珍しいチェンマイ料理を得意とします。彼女の実家ではチェンマイスタイルのソーセージ・サイウア（くるくるっととぐろを巻いているチェンマイ・ソーセージのこと）の製造販売を家業にしていましたので、コックも子供のころから作っているので間違いなく日本一のサイウアです。かつてニパラットさんが松本市で営業していたレストラン・ホントンは、週末に東京から通ってくる人がいるほどの人気店。しばらく離れていましたが、2009年から趣味として各地のタイフェスティバルで出店し、高い人気を得たそうです。特に横浜タイフェスティバルでは全国から集まった有名店の中でも一番の行列を作ったほどの腕の持ち主です♪
店内は、テーブル席10席、壁面のカウンター席4席とこじんまりとされていますが、日本人をはじめ、タイ人のニパラットさんのお友達も集うとても賑やかな空間です。いつもはランチタイムにお邪魔していましたが、今回は仕事帰りのディナー伺いました。この日の夜もラッタナーさんはカウンター以外は満席。夜のメニューは、アラカルトで前菜やトムヤンクンなどのスープ、炒め物や揚げ物、カレーなどのご飯ものが充実しており、アルコールと一緒に楽しむ方の姿も見えます♪
「パットガバオ（香草炒めご飯）」900円 ※具は鶏肉 or 豚肉 or 魚介が選べます。
薫り高い香草のバジルを使用したタイ料理の炒め物の中でも郡を抜いて美味しい1品です。前回は鶏肉をいただいたので、今回は魚介をオーダー。海老、浅利、帆立貝柱などなど旨み成分がいっぱい。ライスの上に半熟の目玉焼きが乗ってくるので、黄身を割って混ぜ合わせて食べると良いでしょう。やはり浜松のどのタイ料理店よりもラッタナのニパラットさんのタイ料理は、日本人の舌に合いやすく、タイ料理初心者の方にはオススメしやすい味わいだと思います。途中でお店自家製ナンプラーをお好みでかけると酸味とコクが増し違った味わいを楽しめます♪
「タイヤイカレー（チェンマイの骨付き鶏肉カレー）」900円
タイ北部～ミャンマーのスパイシーなカレーでラッタナーさんでは自慢のカレーだそうです。辛さはラッタナーさんのメニューの中で一番辛い部類に入ります。骨付き鶏とジャガイモがゴロゴロッとした大きさでボリューム感ｇはあります。確かにかなりのスパイシーさはありますが、ここ最近タイカレーの辛さに馴染んだせいか美味しくいただける辛さです。身体の芯から温まり良い汗が出てきますね♪
カレーのセットの「ライス（タイ米）」 可愛い型で型どられたタイ米のライス。サラサラとしていてカレーによく合います。
「ミニサラダ」 レタス、水菜、人参、パクチーを刻んで、プチトマトと一緒に胡麻ドレッシングでいただきます♪
「三色アイスクリーム」500円
店主のニパラットさんがサービスでアイスの盛り合わせを付けてくれました（感謝♪）手前から、紫芋、ドリアン、ココナッツミルクの3種。出ました！ドリアン！生まれてこのかた初めての試みです（笑）経験のある相方曰く、ドリアンのフレッシュほどの匂いは全く感じないそうで、パクパクと美味しそうに食べているのを見て安心し一口挑戦してみましたが、わたしはあまり得意な味わいではないようです。紫芋もココナッツミルクも甘みが優しいアイスなので、食後にさっぱりといただくには良いでしょう♪
店主のニパラットさん、とても優しい笑顔でいつも迎えてくれます。店内のテレビモニターで料理写真をスライドショーで流していたので、わたし達が来店する毎に食べた料理写真のデータをプレゼントすることにしました。ラッタナーさんのホームページはニパラットさんの旦那様がマメに更新されているとのこと。ご夫婦仲良く協力し合っていてとても素敵ですね♪
タイレストラン ラッタナー
浜松市北区初生677-5 TEL：053-523-7233
定休日：月曜日 営業時間：11：00～14：30 17：00～22：30
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nipparat/
