本格タイ料理「タイレストラン ラッタナー」のピリ辛メニューで夏を乗り切ろう!

_RID0001

2010年6月にタイストア「ラッタナ」は、「タイレストラン ラッタナー」をオープンしました。”ラッタナ”とは水晶玉のことで、”ラッタナー”は可愛い女性という意味です。”ラッタナ”は仏教では重い言葉なので、酒類を出す店名に使うことはできず”ラッタナー”にされたそうです。店主のニパラットさんは、チェンマイ市よりさらに北部のサンカムへーン(チェンマイ県)の出身で、日本では珍しいチェンマイ料理を得意とします。彼女の実家ではチェンマイスタイルのソーセージ・サイウア(くるくるっととぐろを巻いているチェンマイ・ソーセージのこと)の製造販売を家業にしていましたので、コックも子供のころから作っているので間違いなく日本一のサイウアです。かつてニパラットさんが松本市で営業していたレストラン・ホントンは、週末に東京から通ってくる人がいるほどの人気店。しばらく離れていましたが、2009年から趣味として各地のタイフェスティバルで出店し、高い人気を得たそうです。特に横浜タイフェスティバルでは全国から集まった有名店の中でも一番の行列を作ったほどの腕の持ち主ですよ♪

_RID0007

店内は、テーブル席10席、壁面のカウンター4席とこじんまりとされていますが、日本人をはじめ、タイ人のニパラットさんのお友達も集うとても賑やかな空間です。こちらのほとんどの料理は、作り置きでなく注文を受けてから作られます。スープは、鶏ガラやたくさんの野菜を使ってその日の分だけ丁寧に作りますが、麺類だけでなく炒め物やカレーなど多くの料理に使用。手間をかけるだけでなく、野菜を始め、国産の鶏肉・豚肉など、どの食材も新鮮で質の良いものを使っています。使う油はすべて健康にも良く美味しいオリーブオイルを使っています。食品の物価が全然違う日本でタイと同じ質の料理を作るのはとても大変なことのようですが、儲けは度外視でも本物の味を提供したいと強く思われるニパラットさんの熱い想いこそが成せる業。さらに、その上に日本独自の季節の食材も使って新しい料理を提案していくことで、よりタイ料理の魅力を楽しんでいただきたい、何度来ても飽きない店にしたいと考えていらっしゃるようですよ♪

_RID0011

「トムヤムクン(海老スープ)」大1,500円、小1,000円

世界3大スープの1つ。トムヤムペーストとカー(生姜)・タカイ(レモングラス)・バイマックル(オレンジの葉)で味と香りをつけます。トムヤムクンは、店によって様々なスタイルがありますが、こちらのトムヤンクンは、香りの強さと海老のミソ・ココナツミルクを贅沢に使った深い味わいが特徴です。ニパラットさんが特に日本人向けのトムヤムクンを研究したわけでなく、自然に出来上がったトムヤクムクン。程好い酸味と香味の香り立つマイルドな辛さで癖は少ないように感じますが、とても美味しいトムヤンクンだと思います。辛目がお好きな方は、注文の際に、一言”辛めで!”とお願いすると良いそうです♪

_RID0012

「カオソイ(チェンマイのカレーヌードル)」900円

生麺と揚麺の2種類の麺と濃厚なカレースープのラーメンです。チェンマイ独特の料理ですが、元々はチェンマイ在住のインド人が作ったのが発祥だそうです。ニパラットさんがコックのお姉さんからペーストを送ってもらって作る本場の味。濃厚なカレースープと揚げ麺・生めん・漬物の取り合わせの妙が魅力です。優しいニパラットさんが”コレ、カライケドダイジョウブ?”と聞いてくれました。確かに辛さはありますが、後を引かない良い意味の辛さで美味しいです♪

_RID0014

麺は平打極太麺。少し柔らか目ですが、スープによく馴染み美味しいです。揚げた麺も最初はカリカリッと食感よく、スープに馴染むとコーンフレークのように”しなり”を見せ、2通りの味わいを感じさせてくれます♪

_RID0016

「カオパットキーマオ(甘辛いチャーハン)」900円

”キーマオ”の意味は”酔っ払い”です。オイスターソース・シーユーダム・唐辛子・ニンニクなどで味付けした辛い炒め物をパットキーマオといいます。日本の塩チャーハンとは違い、濃厚で甘辛い味付けですが日本人の口に合うと思います。辛さは調整が可能なようなので、一言かけてみてくださいね♪

_RID0017

「唐辛子の粉末、自家製ナンプラー」

こちらは、様々な料理にお好みでかける調味料。唐辛子の粉末は、刺激が強いので辛さに自信のある方にオススメです。自家製ナンプラーは、酸味の利いた味になるので、最初は使わず、味を変化させたい時にオススメです。どちらもとっても美味しいですよ♪

_RID0020

美味しいタイ料理を提供してくれた店主のニパラットさんをパチリ。オープして3年を迎えられたそうですが、日本語も話せて、タイ人の素敵なお友達たちも常にお店を手伝ってくれたりしているようで、楽しくお店を切り盛りされているようでした。日曜日だからか、日本人のご主人様も顔を出されていて、とても優しく愛されている温かい雰囲気が伝わる素敵なご夫妻でした。また是非とも伺ってみたいと思います。タイ料理のピリ辛は夏場もガッツリ汗をかくのに良いですが、ビールとの相性もとても良さそうですね♪

タイレストラン ラッタナー
浜松市北区初生677-5 TEL:053-523-7233
定休日:月曜日 営業時間:11:00~14:30 17:00~22:30
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nipparat/

浜松市北区初生677-5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

先頭に戻る