「掛川花鳥園」季節の花を愛でながら鳥との触れ合いを楽しめるテーマパーク

鳥類コレクターの加茂元照さんが手掛けられたテーマパークの1つで、静岡県掛川市に2003年9月20日に開園した「掛川花鳥園」へ!

こちらは、広大な敷地内に冷暖房完備のガラスハウスで天井高を誇り季節の花が観られる大温室や、美しい睡蓮の花が浮かぶ屋内エリア、白鳥やペリカンの池、エミュー牧場などの屋外エリアを備えられており、花と鳥たちとの触れ合いが一度に楽しめるテーマパークとなります!

施設内は、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる全天候型で雨天でも楽しめ、園内全体がバリアフリーとなるため、体の不自由な方や、車椅子、ベビーカーなどでの入園が可能!

入館料は大人1,200円、小学生550円、幼児に至っては無料で入館できるため、家族でのお出掛けに最適です!

毎日時間毎に様々なイベントを開催されており、鳥たちは、その殆どがケージや檻の中に入っていないため、餌をあげたりしながら直接触れ合うことができるのも楽しみ方の1つです!

この日は、大好きな梟(フクロウ)を目当てに、およそ10年振りぐらいの再訪となります!

入館すると直ぐに[世界のフクロウ展]と称されたブースがあり、代表的な「モリフクロウ」をはじめ、お面のような顔立ちの個性的な「メンフクロウ」、円盤状の顔立ちが切り株のように見える「カラフトフクロウ」、羽角(耳)があるミミズク系「アフリカワシミミズク」、ハリーポッターで一躍有名となった「シロフクロウ」など、小型から大型までの25種類のフクロウが小屋の中で出迎えてくれ、クリンクリンのお目々やグルンと270度も回る驚異の首、木枝に留まったまま居眠りする姿があまりにも愛らしく、スタート時点で既に悶絶してしまいそうです!

売店を抜けた通路には、涼やかにスイスイと泳ぐペンギンたちの[ペンギンプール]とおしどり夫婦の由来ともなった仲睦まじいオシドリやカモに会える[おしどりの池]が広がり、餌をあげることができます!

この子達は餌を持っている人を瞬時に感知するため、その周辺に群がる様子が愛らしく、餌やり中は間近でゆっくりと観察できるのでお勧めです!(カモの餌1個:ふれあい券1枚100円分)

鳥の餌をゲットしたり、触れ合いイベントに参加するには、1回100円、200円と有料となり、小銭がたくさん必要です。存分に楽しむためには「ふれあい券」という金券が断然お得ですので、売店で購入してから臨みましょう!(※ふれあい券は、100円6枚綴りを500円で購入できるため100円分お得)

喫茶やランチバイキング、花売店などが出揃う屋内エリアへ入ると、色とりどりのインパチェンスの吊花で出迎えてくれ、華やかな楽園に圧巻です!


こちらの花の下では、30種以上の料理が楽しめるランチバイキングがいただけたり、奥の飲食スペースで持込のお弁当を楽しむこともできます!


今回は、朝早くにサンドイッチを作り、淹れたてのコーヒーをボトルで凍らせ持参し、愛らしい花を愛でながらランチを楽しむことができました!

[わくわくイベント会場]に出向き、「フクロウを乗せてみよう!」の触れ合いイベントに参加し「ベンガルワシミミズク」の”ルチカちゃん”の手乗り体験に挑戦です!(体験1回:ふれあい券2枚200円分)そう言えば、フクロウの性別って!?と思い「この子は男の子ですか?女の子ですか?」と素朴な疑問を飼育員に伺ってみると、実はフクロウは見た目では性別を判断することはできず「性別鑑定」しない限りは不明なのだそう!

性別は不明ですが、手乗りしてくれた”ルチカちゃん”は、とても利発的で大人しく、飼育員に慣れており従順で、カメラ目線もバッチリで可愛らしかったです!これだけでも此処に来た甲斐がありました!

「オナガフクロウ」の”しっぽなちゃん”が自分の腕に飛んできてくれる「フクロウフライト」もあり、トレーナー気分になれる体験型となります!(体験1回:ふれあい券5枚500円分)いつもは木枝の上でジッと不動のままのフクロウが華麗に一直線に舞う姿は一見の価値があります!

その後、[インコのスイレンプール]へ向かい、インコたちの餌やりをしながら、全身インコまみれになり触れ合いを存分に楽しみます!(鳥の餌1個:ふれあい券1枚100円分)売店で餌を購入した瞬間に襲いかかってくるインコたち!慣れるまでは、そのガッツキ具合に少々怖気づいてしまいそうです(笑)(※服や地肌が心配な方は、売店に備え付けのデニム素材で作られた腕カバーを借り保護しましょう)

鮮やかなイエロー、オレンジのお顔、グリーンのアクセントとカラフルな羽で、まるで南国の花のような配色の「コガネメキシコインコ」との触れ合いは、想像していた以上にエキサイティングでした!

旦那様が睡蓮を激写している間、わたしは睡蓮の葉の下に隠れる無数の熱帯魚にも餌やりをし、グッピーとプラティーの群がるその姿に釘付けになりながら、ふと時間を忘れてしまいます!(熱帯魚の餌1個:ふれあい券1枚100円分)


大きな円形の葉の横から茎がスラッと伸び、水面からその美しい顔を覗かせ凛と咲き誇る睡蓮は、何とも言えない絵力がありますね!

[オオオニバス]のコーナーでは、非常に大きな浮葉を持つオオオニバスの葉の上に乗って記念撮影を楽しめるイベントも開催しており、多くのお子さん達が巨大な葉の上で足をプルプルさせながらもニッコリピースをしておりました!
(※オオオニバス体験の条件:1歳以上17kg以下のお子様:体験料500円)

[エボシドリとヘラサギの広場]では、美しいグリーンカラーでモヒカンのようなヘアスタイルが個性的な「エボシドリ」の仲間たちに餌やりタイム!2度目の餌やりではもう手慣れたものです!(鳥の餌1個:ふれあい券1枚100円分)

 

[オオハシとトキの水辺]では、ピンクの羽が愛らしい「オオフラミンゴ」や佇まいが美しい「クロエリセイタカシギ」たち、色鮮やかなインドクジャク、大きく立派なくちばしの「オニオオハシ」に、しゃもじのようなくちばしの「クロツラヘラサギ」などと触れ合える空間となり、水面に反映する波紋と鳥たちの脚長の画がとても印象に残ります!

一番奥の[ハシビロコウの森]では、体長約1.2m、翼長2mと非常に大きな鳥でくちばしのインパクトが強い「ハシビロコウ」の”ふたばちゃん”が、何者にも動じず勇ましい姿で出迎えてくれ迫力満点です!

屋外エリアは、この猛暑で過酷なゾーンとなりますが、青々とした芝生の[わんぱく広場]や[子どもの水遊び広場]、白鳥やペリカンが泳ぐ[ハクチョウの池、ペリカンの池]があり、桟橋の上から優雅に泳ぐ姿を楽しめます!

園内で一番離れとなる[エミュー牧場]に足を運べば、ダチョウに次ぎ大きな鳥でオーストラリアの国鳥でもある「エミュー」と触れ合うことが可能!

「飛べない鳥」として知られるエミューの牧場内は入ることができます!

エミューを驚かせないように声を上げたり、走ったりしないように注意し、静かに忍び足で傍に寄り、一緒にダンスしている風体で記念撮影!
体躯良く、鋭いくちばしと大きな目を持つエミューは、見た目の強面とは裏腹に、実はとても大人しい性格の持ち主とのこと。こちらでも餌やり体験が行われております!

ゆったりと園内を回り、想像以上に楽しく子供のようにはしゃいだ花鳥園!
猛暑続きではありますが、冷房完備で快適な場所となり、様々な体験型イベントが満載の「掛川花鳥園」はとてもお勧めです!

掛川花鳥園
住所:静岡県掛川市南西郷1517
TEL:0537-62-6363
営業時間
平日(月~金)9:00~16:30 (最終入園16:00)
休日(土日祝)9:00~17:00 (最終入園16:30)
入園料:大人(中学生以上)1,200円、小学生 550円、幼児 無料
駐車場:有り(無料)
http://k-hana-tori.com/

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